青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/03/23~)

金曜日は飲み会がダウナーで気分が落ちる。家で『ジュラシックパーク』を観て持ち直した。妙に印象に残っているのは別にさして映画好きでもない両親が、スピルバーグの演出がいかに凄いか、というのを子どもの私に説明してきた事。やっぱりあの世代にとってスピルバーグっていうのは我々以上に特別な存在なのだろうな。小学校の頃、恐竜が大好きだった。夢はユネスコ村に移住する事でした。

当時としては超リアルな恐竜ロボットが拝めるという事で、とにかく人気のテーマパークだった。結局1回しか行っていない。



土曜日は吉祥寺をプラプラする。「まめ蔵」のカレーを食べた。

サンロード商店街を歩いていたらイランの巨匠アミール・ナデリとすれ違う。『CUT』がバウスで上映しており、来日しているようだ。バウスシアターで短編映画祭を観た。つまらなくてグッタリ疲れる。思っていたより上映時間が長くて、駆け付けようと思っていたココナッツディスクで開催されていた昆虫キッズ高橋翔のソロライブを見損ねた。スカートやどついたるねんの面々と「Twist and shout」のカバーをやったのだそうな。『ピカルの定理』が水曜10時に昇格するらしい。千鳥が加入!うれしい。



日曜日、チケットをもらったので日本橋三井ホールさくら学院のライブを観た。音源は聞いていたもののメンバーの名前も顔も全く把握していない中、30分遅れで会場へ。ちょうど名曲「Friends」や「ベリシュビッツ」を終えた頃だったようだ。しかし、Twinklestarsの「Dear Mr. Socrates」に間に合う。さくら学院はクラブ活動という形でそれぞれユニットが作られており、Twinklestarsはバトン部で、cymbalsの沖井礼二が楽曲を手掛けている。クラブ活動は他にも重音部、クッキング部、帰宅部、新聞部とあります。その各ユニットが1、2曲ずつ披露していったのですが、メンバーも把握していない身にはちょっと退屈で眠りそうになるも、帰宅部sleepiecによる西城秀樹「走れ正直者」(さくらもももこ作詞)のカバーや、最後に出てきた重音部BABYMETALのパフォーマンスに目を覚ます。あと、百人一首を読んでラップで繋ぐ「さくら百人一首」という曲がおもしろかった。

調べてみるとこちらはスチャダラパーBOSERAM RIDERのプロデュース、前述の「走れ正直者」のカバーはCUBISMO GRAFICO松田岳二の編曲だったそうだ。なるほどの高品質。2ndアルバム『さくら学院 2011年度 〜FRIENDS〜』も名盤との噂(巷で話題の『ミュージックマガジン』でも9点)である。メンバーの菊地最愛と水野由衣の小6コンビのパフォーマンス力は目を見張るものがあります。そして、美少女3人武藤彩未三吉彩花(7代目なっちゃん!)、松井愛莉は中学3年生のためこの日をもって卒業であったそう。歌、キャラ、トーク、ルックスとこの3人がさくら学院で占めていたものは相当大きいのではないか、と素人目にも映ったので今後のさくら学院の変容に注目ですね。そして、初台のオペラシティで小沢健二ライブ!これについては後で書こう。よかった。この日のガキ使『密着田中直樹』は傑作だった。久しぶりの当たり回だ。


最近必ず朝起きた時と帰宅した時に片想いの『踊る理由』に針を落としています。日課です。いよいよ店頭発売も開始するようで、マストアイテムじゃ。最近本格的に欲しい音源がアナログリリースという事が増えてきています。オノマトペ大臣の『街の踊り』もアナログリリースするそうですね。「サマースペシャル」の男の子と女の子が夏なのにパーカー着てるの不思議だな、半袖パーカーなのかな、とつぶやいたら、Twitterで大臣が教えてくれました。

お察しの通り、半袖パーカーです。この曲は浮き足立ってる高校生を想定してて、たまたま電車のなかで半袖パーカーの子みて、しっくりきてこのサビにしました。ギリギリまでサマーパーカーってタイトルにしようか迷ってたんです!

仕事帰りに東長崎の大衆食堂せきざわに足を運んでみた。

ドラマ『孤独のグルメ』に登場し吾朗さんに「俺にとっての夢の店はこんな店ですよ」と言わしめたお店。ドラマで食べていたしょうが焼き目玉丼にも惹かれつつ、看板メニューというとんかつ定食。それにポテトサラダを追加。先に出てきたみそ汁とポテトサラダ、キャベツを食べていたら、出てきた定食にマカロニサラダとキャベツがついてました。これぞ吾郎的失敗。「しまったサラダがかぶっちゃったぞ。しかもどちらもマヨネーズ味だ」と心の中でつぶやきとんかつを頂く。うまい。しかも490円ですからね。これは最寄駅ならヘビーローテーション間違いなしです。菊地成孔の『ミュージックマガジン』ディスやら前田敦子AKB48卒業やら騒がしい最近ですが、Twitterで「菊地成孔前田敦子SPANK HAPPYやればいいのに」って流れてきて、ハタと膝を打ちました。

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)

羽海野チカ3月のライオン』7巻がボロボロ泣いてしまうほどよかった。将棋と言えば、ちょっと前に見た『プロフェッショナル 仕事の流儀』でやってた羽生善治森内俊之の因縁の対決のドキュメントが死ぬほど面白かった。実際の棋士たちもキャラクターがかなり濃い。