青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

シャムキャッツ『GUM』レコ発ライブ@渋谷O-nest

シャムキャッツ『GUM』レコ発ライブ@渋谷O-nestに行ってきた。ライブ会場限定でスタジオライブ盤「We were dinosaur in 2012」19曲入り1000円!を購入。ライブでなかなか日の目を見ない大好きな「DEMO SINGLE SERIES 2」からも結構収録されていてうれしい。「BALLADE NOT SUITED」は名曲だ。後、「変な帽子」と「シムシティ」もうれしい。あと、肉まんも購入200円。溢れんばかりの肉汁でおいしゅうございました。シャムキャッツのライブはいつだってかっこいい。『インディーズ・イシュー』の2011年を振り返る座談会、みたいのを立ち読みしてたわけですよ。そこに「シャムキャッツはあの音楽性なのに演奏がうまくてつまらない」とありまして。いやーあれだけの個性的な演奏者4人を捕まえて「うまいからつまらない」とかが先に出てきちゃうのかぁ、とガッカリしたわけです。ドラムの藤村頼正のライブでのグルーヴを聴いたことあるのだろうか。彼って俺らのキース・ムーンだぜ、まじで。それに絡むベースの大塚智之はどことなくピースの又吉に似ているのだ!プレイも素晴らしいです。「アメリカ」でのベースラインとか本当もう鼻血でます。そして、菅原慎一と夏目知幸のギターの絡みの官能を聞いた事があるのだろうか。しかも「インディーズ・イシュー」は「スカートは評価されすぎ」と理由も述べる事なく叩くは、レビューではいまさら昆虫キッズの歌のピッチだのについて言及している始末。あと、昆虫キッズがやたらオルグに出ている、という記述があまりますがそんなに出てないですよ。では「インディーズ・イシュー」は何を推しているのよ!?と思ったら1位がN'夙川BOYSだそうで。あと、andymoriの「革命」はエジプト革命とリンクしていているのがパワーがあってよいらしく、踊ってばかりの国の震災後の表現もナイスらしい。そうなのか。ならば、僕は

僕らは愛を片隅で抱いていようかなと思っているところ

と歌うシャムキャッツを「これが俺らの歌だ!」と叫ぼうかと思っているところ。

GUM

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