青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/01/10~)

土曜日、渋谷タワーレコード1階にてフリーライブ。出演は木下美紗都麓健一、スカート。木下美紗都のボーカルの音響は凝っている。「彼方からの手紙」と「ボーイ・ミーツ・ガール」の2曲は飛びぬけて名曲だ。彼女の歌は埋立地の匂いがする。麓健一のライブを見るのは久しぶりでしたが、ライブの方が録音物の何倍も素晴らしい歌声だ。スカートのカバー「Taroupho」もナイス。そして、続いてのスカートは名曲連発マシーンでした。早くスターになってケンタッキーとかミスタードーナッツのCMソング作って欲しい。夜は富田克也『サウダーヂ』を観た。



日曜日は久しぶりに中野へ。ブロードウェイを散策する。「まんが道」の複製原画がイカしてたので、とても欲しくなる。「ンマーイ!」も欲しい。「ドカベン」の原画集も非常に欲しかった。ダチョウ倶楽部のストラップガチャガチャが出ていた。勇気を出したら寺門ジモンで心が折れる。その後、スターダストの3-BJrのライブへ。昨年はももクロも出ていたんですよね。

私立恵比寿中学横綱相撲なライブ。キレ、勢い、楽曲のレベルが違う。美怜ちゃんのダンスが激しすぎて首元のリボンがはずれ、それを後ろにバッっと投げつけ踊りに戻る一連の動きが超かっこよかった。「イッショウトモダチ」は、客席にれいにゃんが来ているのか、と思うほどのエモさだった。エビ中は、踊れる子、踊れない子が点在しながらも立ち込めるグルーヴがとても美しくて好きです。3-BJrはかわいい子ばっかりでした。トチームしゃちほこがクオリティ高かった。「KISS OF BEACH」という曲が非常にいい曲でした。

2008年頃のしおりん。往年のkinki kidsを彷彿させるような素晴らしい歌謡テイストと往年のFolerを想わせる名曲だ。新曲と言って披露された曲は、AKB48の「ヘビーローテーション」のコードと振りを思いっきりパクった曲で訴えられたら負けるレベルで笑いました。なんとサビは「ボディーローション」というフレーズが。



会社の暖房が点険中になったのでストーブが導入された。家にはストーブはないので灯油の匂いを嗅ぐのは久しぶり。みんな臭い、臭いと騒いでいたけど僕は結構あの匂いが好きなのだ。幼稚園、小学校は暖房がなくてストーブだったので、その頃を思い出すからだろうか。通っていた幼稚園は冬になるとストーブの上に各々のお弁当箱をのっけてお昼まで温めておく、という習慣があった。なので、冬にはお弁当箱にカレーを詰める事が可能だったのです。カレーは完全には温まっておらず、熱かったりぬるかったり冷たかったりしたように思う。それでもやっぱりお弁当にカレーが入っている事は特別で、僕をウキウキさせたものです。だから好きなのかしら、灯油の匂い。小学校の頃、ストーブに灯がともると教室がユラユラゆれて頭もボーっとしてきて妙に心地よかったのを覚えている。「教室」というと、最近では「イジメ」「教師の不祥事」といったイメージが連想されてしまうが、こういった楽園的なイメージも教室には取り戻して欲しい。チャットモンチーが「湯気」という曲で「外はこんなに寒いのに こわれそうな教室は あたたかさに包まれていた」と歌ったのがちょっとうれしかった。