
- 作者: 大橋裕之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: コミック
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どの話も素晴らしいのだけど、白眉は「部長の恋」「サマロサマ」だろうか。『音楽と漫画』で描かれた素晴らしいセッションを彷彿させるシークエンスがある上に、岡崎京子が待ち続けていたUFOや、小沢健二が歌った「神様がそばにいるような時間」が、いとも簡単に訪れる。しかし、大橋裕之はそのUFOに石を投げるし、神様には暴言を吐かせる。あぁ、なんだかとっても軽やかで、これからの私たちに必要なのはこういう表現だなぁ、と思いました。