青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

素敵な土曜日


春、満開と言う事で土曜日、お花見に行ってきた。なんでも千葉のマザー牧場が桜と菜の花が満開でピンクと黄のコントラストを楽しめる上、動物とも楽しくたわむれる事ができる、ってんで友人たちと車でワイワイと向かった。しかし、天候はあいにくの雨。それも歩くのもままならない暴風雨だ。マザー牧場に入園してみるも、お客さんはいないし、そもそも動物が1匹とて外にいない。無人の遊園地というのは何とも言えない味わいがありますね。アトラクションは暴風雨のため観覧車のみ搭乗可とのこと。いやいや、観覧車こそ怖いだろう。仕方ないので唯一の屋内アトラクション「マイナス30℃の世界」へ。雨で濡れた髪も凍ります。


まさか、マザー牧場でペンギンや白クマを拝むことができるとは。昭和のラブホテルみたいな卑猥さのある展示だった。もう用はないと、そそくさと牧場を後にする。寒いので温泉にでも入ろうって事で、適当にネットで検索して「ロマンの森共和国」なるスポットへ。凄い名前だ。何でも温泉にプールにホテルに美術館、テニスコートがあり陶芸などもできるという。なんたるセレブ感。いざ着いてみると出迎えてくれるのはなぞの鳥。

なんでも敷地内にはSLが走り、キャンプ場もあり、イチゴ摘みなんかもできると言う。あぁ、そっち系ね、と適当に雨の中歩いてみる。

プールは緑色。後、椅子はこんなにいらない。敷地内に突然机が放置されていた。引き出しを開けてみると、「トイレ」との案内が。

まさかのタイムマシン式トイレである。おもちゃ美術館の外観が廃屋のよう。

なんかいる。

近づいてみたら小人がトリップしていた。



SLなどが走る王国は営業時間が終了して入れず。せめて温泉に入ろう、露天風呂らしいよ!と向かってみたら入口に素敵な説明文が。

私達の五官の中で 宇宙との 交合合体 さえ 感じさせてくれる 瞬間があります

この壁は私達の心を 抽象的世界に 棲ませてくれるところです

こいつは本物だ。急いで、車に飛び乗ったんだ。