青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

立川吉笑『5年目の吉笑』

上野広小路亭にて立川吉笑の独演会『5年目の吉笑』を観てきました。元お笑い芸人(イクイプメン)、立川談笑の一番弟子、入門からわずか1年半で二つ目に昇進というスピード出世、水道橋博士(浅草キッド)、倉本美津留、九龍ジョー、ヨーロッパ企画など多…

最近のこと(2015/06/20~)

小旅行の後に、少しだけ体調を崩してしまった。会社も1日だけ休む。「今日は休みます」と職場に電話を入れる時の声色の正解がまだ掴めない。いかにも体調が悪いのです、という感じの声色を出すのも恥ずかしいではないか。咳を挟んでみるなんてもっての他で…

円山スクランブルエッグス『円山町再開発』

かもめんたる、さらば青春の光、ラブレターズの3組からなる合同コントユニットの旗揚げ公演。円山スクランブルエッグス。どうしたって、同じく渋谷の地名を冠した「宇田川フリーコースターズ」を想起してしまう。バナナマンとおぎやはぎのコントユニットだ。…

是枝裕和『海街Diary』

『そして父になる』(2013)において、最後の最後まで福山雅治を葛藤させた「血か?過ごした時間か?」という問い。そんなものは何てことはないのだ、という素振りで長女(綾瀬はるか)は腹違いの妹(広瀬すず)に唐突に問いかる。 鎌倉に来ない? 4人でいっ…

cero「街の報せ」(『Obscure Ride』購入特典)

ceroの3rdアルバム『Obscure Ride』のタワーレコード購入特典音源である「街の報せ」をお聞きになっただろうか?これが一部の購入者しか聞けない楽曲だなんて嘘、いや罪だ、というような出来栄えなのです。『My Lost City』リリース時のタワレコ購入特典「あ…

松本小旅行記

天気よし。洗濯機を回したい欲求に駆られたが、レンタカーの予約時間があるので、急いで家を出る。本日は長野県松本市への日帰り小旅行なのだ。ドライブ、蕎麦、ショッピング、市内観光と楽しみは多々ありますが、最大の目的はceroのライブ。ZEPP TOKYOでの…

三宅唱『THE COCKPIT』

『Playback』(2012)の衝撃が今なお鮮明な三宅唱の新作は、OMSB(SIMI LAB)やbim(THE OTOGIBANASHI’S)といった若い世代のラッパー達が楽曲をクリエイトしていく様を収めた60分の中編だ。これが抜群に面白い。仲間が部屋に集い、音楽をクリエイトしていく…

原田眞人『駈込み女と駆出し男』

思わぬ伏兵。満島ひかり出演というトピックがなければ、完全に見逃していたであろう今作が意外なほどにいいのだ。上半期の邦画で言えば1番かもしれない。原田眞人という監督にいい印象を持っていなかったのだけど、巨匠の円熟味溢れる演出、画作りの数々に痺…

HARCO『ゴマサバと夕顔と空心菜』

HARCOの5年ぶりのニューアルバム『ゴマサバと夕顔と空心菜』がリリースされた。タイトルを聞いた時は巷ではやりの”上質な暮らし”と言いますか、そういった感じの路線なのかな、と敬遠してしまったのが正直な所。しかし、そんな邪推は1曲目に配置された表題曲…

最近のこと(2015/05/25〜)

先月の事になってしまうが、『IZU YOUG FES’15』を観に行くついでに熱海、箱根の温泉に浸かってきました。温泉まんじゅうも食べた。”おまんじゅう”という響きのかわいい事よ。『IZU YOUNG FES』で聞いたフジロッ久(仮)の演奏があまりに良くて、丘に座って…

cero『Obscure Ride』

ほんの少し前まで「たとえ今後『My Lost City』以上のアルバムがリリースされなくても、僕はceroを愛し続けるのだな」なんて博愛を気取っていたものだ。My Lost Cityアーティスト: cero出版社/メーカー: カクバリズム発売日: 2012/10/24メディア: CD クリッ…

ダニエル・クロウズ『ウィルソン』

ダニエル・クロウズ『ウィルソン』の日本語訳がプレスポップよりついに刊行された。なんでも彼にとっての初の描き下ろし作品になるらしい。ここ日本においては『ゴーストワールド』のみが突出した認知度を誇る作家だが、本国においては、その影響力はハリウ…

『千鳥の白いピアノを山の頂上に運ぶDVD』&『いろはに千鳥』

千鳥の白いピアノを山の頂上に運ぶDVD出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー発売日: 2011/11/23メディア: DVD購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (11件) を見る『千鳥の白いピアノを山の頂上に運ぶDVD』という作品があって、千鳥という…