青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

トリプルファイヤー『スキルアップ』

これまでに聞いた事のない音楽が鳴っている。類似アーティストとして挙げられる、Joy Division、ゆらゆら帝国、54-71といったバンドのサウンドの響きはありつつも、とっつきにくさとは対極にあるかのような実存性がバンドに漂っている。それが冠に挙げられる…

最近のこと

最近のこと。記憶は薄れつつあるが、週末はなんだかみょうに暖かかった気がする。2週間程とんかつを食べていない気がする。由々しき事態。「ポップカルチャーととんかつ」という言葉が気にいっている。金曜日。いつものように帰宅して溜まった録画を消化する…

ceroワンマンライブ『Scrap Ship Show』in渋谷AX

渋谷AXでceroのワンマンライブ『Scrap Ship Show』を目撃。ceroのライブを観るのは、2013年9月の恵比寿LIQUID ROOMでのワンマン以来だろうか。その数ヶ月の間に、8人編成の大所帯バンドのグルーブはすっかり仕上がっていた。現在のceroは凄い場所に到達して…

「ビッグボーイ」限定メニュー"ローストビーフ"の衝撃

「ビッグボーイ」の成増店に行ってきました。ビッグボーイというのはサラダバーやスープバーを安価で展開している事で人気を博しているファミリーレストランである。ちなみに、かつて同じくサラダバーとステーキで人気を博した「ヴィクトリアステーション」…

松田沙也『明日、ママがいない』

何かと物議をかもし出している日本テレビの水曜ドラマ『明日、ママがいない』だが個人的には2話を終えた段階では今期NO.1の面白さだと思っています。病院関係からの抗議に関してはまぁ色々とあちらの事情もあるのであろうし、デリケートな問題ではるので、強…

川上未映子『愛の夢とか』

愛の夢とか作者: 川上未映子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (26件) を見る全ての短編の底に流れているもののキーワードを挙げるならば「震災」「大島弓子」「村上春樹」ではないかと思っている。震災が村上…

『Maseki Geinin Collection 2014 冬』

事務所の垣根を越えておススメしたい芸人を、マセキから6組、ゲストから6組コレクション というコンセプトで3ヶ月に1度開催されるマセキ芸能社の定例ライブ。マセキの定例ライブの中でも最高位にあり、この6組に選ばれるのはちょっとしたステータスである(…

『音楽前夜社本公演』inTHREE&BASEMENTBAR

下北沢のライブハウスThreeとBasement Barを併用して行われた『音楽前夜社本公演』に遊びに行ってきた。ライブハウスに行くのは何だか久しぶりな気がする。これがとてもよかった。何がよかったって、こういったイベントにありがちな閉じた内輪感が少なかった…

銀杏BOYZ『光のなかに立っていてね』

銀杏BOYZの9年ぶりのリリースに対して何か書こうと思うと、「銀杏BOYZと私」に終始したくなってしまう。きっと誰もがそうであろうし、むしろ冷静さを欠いてない銀杏BOYZのレビューなど読みたくないとすら思ってしまう。そういう考えに至ってしまうのは、銀杏…

としまえんイルミネーション『としッパ!』

この時期のとしまえんはイルミネーションを売りにしていて、いつもは17時に閉園する所を、20時まで(日によって21時まで!)営業している。「としッパ!」なんていって田原俊彦も各所でイルミネートされています。多分だけども、「としまえん」と「トシちゃ…

最近のこと

3連休明けでも、火曜日は銀杏BOYZのアルバムを買える日だったので大丈夫。Twitterで「銀杏BOYZ」と検索してみると、本当にたくさんのボーイズ&ガールズが歓喜の声が可視化される。派手なおねーちゃんやとても頭が悪そうな男の子やあきらかに病の匂いを発し…

岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』12巻完結

岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』が12巻をもって完結。胸いっぱいであります。わりとですね、11巻までの感想にこの作品への想いをぶつけてあるので、追加で何か書ける事はあるかしら、という感じでもあるのですが、この大変な傑作に出会えた喜びだけでも書…

The Pastels『Slow Summits』

Slow Summitsアーティスト: Pastels出版社/メーカー: Domino発売日: 2013/05/28メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る昨年16年ぶりにリリースされたThe Pastelsの5枚目のアルバム『Slow Summits』をよく聞いていて、今更ながらこれは2013年ベスト級…

日本エレキテル連合『シリアル電気』

日本エレキテル連合のネタDVD『シリアル電気』が大変素晴らしい出来栄えであるため、少しだけその内容を紹介したいと思う。シリアル電気 [DVD]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2013/10/30メディア: DVDこの商品を含むブログ (2件) を見る冒頭に収録…

黒沢清『Seventh Code』

前田敦子が素晴らしい。その場で鳴っていないようなあの声は何なのだろう。1人だけ存在する階層が異なっているかのようなその独特の佇まいは、ただそれだけで映画だ。その所在なさはフィルムに刻まれる為にあった。この『Seventh Code』はそんな前田敦子がブ…

最近のこと

年始の1週間を抜けたので、やっと落ち着いてきた感じです。最近のことをふりかえりたい。金曜日。1週間の仕事を終えて、気持ちよくなったので、久しぶりにとんかつ屋へ。大山の商店街にある「銀扇」へ。お肉の種類が豊富。1番安い種の特上を頼むという弱気な…

かもめんたる『メマトイとユスリカ』

お笑い界において”岩崎う大”の才能は頭1つ飛びぬけている*1。キングオブコントで披露したコントにも圧倒されたが、単独公演を観た後では、あれらですら、彼らの世界観の凄味を薄めたものに過ぎなかったのだ、と感じてしまう。14回目の単独公演『メマトイとユ…

山下達郎『MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION)』

山下達郎がヒーローとして私の心に君臨している。10代からつい昨年までは『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』と『TREASURES』という2枚のレーベル別のベストアルバムと最新の3枚ほどのアルバムで満足してしまっていたのだけど、フィルムコンサートを観…

最近のこと

休み中に溜まっていた仕事で疲れる年始です。新年という事で会社用のカーディガンと靴を新調したのでとても気分がいい。スーツもシャツもクリーニングに出して檜の匂いが香ってリラックスできます。毎回シャツをクリーニングに出せるだけの所得を我に!しか…

水木しげる『コミック昭和史』

コミック昭和史 (第1巻) 関東大震災~満州事変作者: 水木しげる出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/08/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (33件) を見るコミック昭和史(8)高度成長以降 (講談社文庫)作者: 水木しげる出版社/メ…

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。2014年です。本年もブログにお付き合い頂ければ幸いです。今年の目標は、と適当に書き出してはみたものの思いつかず。年末年始は旅行をするでもなくのんびりと過ごしました。以下、備忘録。 12/26。仕事後、ネイキッドロフ…