青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

最近のこと(2013/07/28~)

フジロックに行ってみたい。とても文章が上手な人のフジロックレポを読んだらとても行ってみたくなった。私はフジロックに行った事がない。何とか20代の内に行ってみたいもの。だとすると、チャンスは後2回しかない。昨年のceroと片想い、はたまた今年のミツ…

市川春子『宝石の国』1巻

市川春子、ついに長編デビュー。その画力の美しさ、何よりコマ運びと構図、視線の誘導テクニックの独創性は、徐々に我々が追いつけないレベルに到達している。そして、フェティッシュというより呪物崇拝と呼ぶのがふさわしい、人ならざる物への偏愛。艶めか…

最近のこと(2013/07/25~)

最近はお笑いの動画ばかり観ている。サンドウィッチマンの漫才とか。今年のキングオブコントも楽しみ。決勝8組の希望。アルコ&ピース、ジグザグジギー、ラブレターズ、鬼ヶ島、うしろシティ、かもめんたるにジャルジャル、しずるで8組。ありえないだろうけ…

坂元裕二『Woman』1〜3話

『Woman』は『Mother』(2010)からスタッフを引き継いで制作されている。『Mother』と『Woman』、奇しくも2作共にジョン・レノンの代表的楽曲のタイトルである。これは意図的なのではないかと思う。ジョン・レノンがそうしたように、この2本のドラマは坂元…

岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』9~11巻

11巻ではバトル漫画のような展開(どこかジャンプコミックの『ジョジョの奇妙な冒険』『NARUTO -ナルト-』チックだ)まで見せ、物語はいよいよ佳境を迎えている。主人公の秋姫は天狗と父と人間の母のハーフで、食いしん坊で力持ちだけども、田舎町で暮らす普…

『Maseki Geinin Collection 2013 夏』

マセキ芸能社が熱い、というのはお笑いファンの暗黙の了解のようなものなのでしょう。ウッチャンナンチャン、バカリズム、出川哲郎、狩野英考、いとうあさこなどの売れっ子のイメージが強い印象ですが、ライブシーンにおいてもナイツを筆頭若頭として、実に…

最近のこと(2013/07/15~)

三連休もあっという間に過ぎ去ってしまった。土曜日。10時くらいに起きて、溜まっていた『あまちゃん』を観る。。おおいに盛り上がっていますね。ギミック抜きにして、単純に「明日(の放送)はどうなってしまうのだろう!?」と思わせる物語の強さがあるの…

生誕80周年記念『藤子・F・不二雄展』in東京タワー

東京タワーで開催されている生誕80周年記念『藤子・F・不二雄展』に行ってきた。3日間限定でドラえもんカラー点灯の東京タワーが拝める最終日に駆けつけました。青ベースで点灯。ちゃんと鈴もあるのだ。入場してまず現れるのが80体の等身大ドラえもんフィギ…

武藤彩未『IVE DNA 1980』

Shibuya O-EASTにて開催された『武藤彩未 LIVE DNA 1980』を目撃した。武藤彩未とは、アイドルユニットであるさくら学院の黎明期を支えた初代会長にしてスーパーエース。さくら学院を卒業から1年4ヶ月ぶりの表舞台へのカムバックだ。会場は「おかえり」とい…

ミツメ『うつろ』

優れたソングライティングと確かな演奏力、そして男の子の青春を見事に体現したような美しき4人のルックスも相まって、インディーの枠を越えたスーパーバンドへの飛躍が今1番期待されるバンド。そんな彼らの4曲入りシングル『うつろ』がリリースされた。うつ…

小淵沢レストラン「こぶダイニング」

小淵沢にとてつもなく美味いハンバーグを焼く野中シェフという方がいる。2年前に小淵沢へ旅行に行った際、昼食を食べようと何気なく入ったのが、彼が切り盛りする「N30(エヌ・サーティー)」というお店だった。小淵沢駅には数えるほどしか食事処がなく、適…

ピート・ドクター『モンスターズ・インク』

モンスターが子どもを怖がらせるのは、その悲鳴をエネルギー源としているからであり、あくまでビジネス。そして、実の所、モンスターは子どもたちを何よりも恐れている、という設定の面白さは、当たり前のように受け入れてしまうが、なかなかに考えつかない…

最近のこと(2013/07/10~)

どうにも暑過ぎるこの夏は、自分の働いたお金でクーラー代を払う初めての夏だ。水曜日に観たスカートの企画『月光密造の夜』in渋谷WWWは最高だった。ミツメ、トリプルファイヤー、スカートという3組で、ドリンク代込み1500円。渡お兄さん、ありがとうござい…

トリプルファイヤーというバンドの事

「高田馬場のJOY DIVISION」「だらしない54-71」と紹介文にあったけれども、更にもう1つ加えるなら、”ゆらゆら帝国”ではないだろうか。卓越した演奏力を持ちながらも、ストイックなまでに音色がそぎ落とされている。それでいてながらも、圧倒的な響きを放つ…

ダン・スキャンロン『モンスターズ・ユニバーシティ』

神話と呼ぶにふさわしいクオリティで栄華を極め、ディズニーを内部から食らい尽くすほどの勢いを見せていたピクサーが2011年の『カーズ2』、2012年の『メリダとおそろしの森』と2作品続けて駄作とは言うまいが佳作を提供してしまっている。それに続く本年度…

最近のこと(2013/07/01~)

ローソンのげんこつメンチが手に入らなくなってしまって泣きそう。こうなってくる信じられなく美味しかったような気がしてくるんだけど、実際どうだったんだろう。ときに『炎の闘球児ドッジ弾平』『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』でお馴染のこしたてつひろが、あ…

ザ・なつやすみバンド『サマーゾンビー』

ザ・なつやすみバンドのシングル『サマーゾンビー』がついにリリース。往年のJ-POPに想いを馳せたという8cmの短冊シングルという形態での発売。所有欲をそそってくるホラー&キュートなジャケットはイラストと題字がAlfred Beach Sandal北里彰久(多才!)、…

小花美穂『こどものおもちゃ』

改めて、大傑作である。「捨て子」「学級崩壊」「学級崩壊」「ホームレス」「三角関係」「暴力事件」「奇病」「イジメ」「自殺」「芸能界」とまぁ、ザッとタームだけ挙げてみると、ウンザリしてしまう感じなのだが、これがビックリするほどに面白い。ウンザ…