青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最近のこと(2012/01/25~)

前回からたった1ヶ月のスパンで再び高熱に悩まれる。石神井の名店「井の庄」のつけ麺がおいしく感じられなかった木曜日あたりで異変に気づくべきでした。この日は竹馬の友が久しぶりに東京へ帰ってきたので夜中にドライブを敢行した。車内で湘南乃風「カラス…

NRQ『のーまんずらんど』

のーまんずらんどアーティスト: NRQ出版社/メーカー: マイヘ゛スト!レコート゛発売日: 2012/01/25メディア: CD クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見る新興住宅地の意を持つバンド名ニュー・レジデンシャル・クォーターズ、通称NRQの2ndアルバム『…

最近のこと(2012/01/20~)

金曜日。阿部和重の『インディヴィジュアル・プロジェクション』の再読。インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/06/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 201回この商品を含むブログ (181件)…

五反田団『びんぼう君』

五反田団の代表作『びんぼう君』の再演を観た。貧乏な父と息子の2畳2人暮らし。息子の誕生日会にクラスメイトを呼ぶも、結局仲がいいわけでもない女子が1人しか来なくて・・・という3人芝居だ。父と息子の関係にクラスメイトが入る事で、息子とクラスメイト…

最近のこと(2012/01/13~)

土曜日はレッドアロー号で駅弁などを食べつつのんびり秩父へ出かけた。レッドアロー号で所沢のライブ会場へ向かうというギターを抱えた三輪二郎を見かける。駅弁はデパ地下で売っていた広島かき重弁当にした。秩父へはレッドアロー号は池袋から1370円、1時間…

フランシス・フォード・コッポラ『テトロ』

美しい陰影を魅せるモノクロの画面を持つこの映画は、「光」を当てる事についての作品だ。主題と映像の見事なまでの共存に震える。しかし、大人気ないほどの技の応酬である。編集、音楽、照明とどれも一級だが、特に撮影が素晴らしい。カメラが上から下から…

最近のこと(2012/01/10~)

土曜日、渋谷タワーレコード1階にてフリーライブ。出演は木下美紗都、麓健一、スカート。木下美紗都のボーカルの音響は凝っている。「彼方からの手紙」と「ボーイ・ミーツ・ガール」の2曲は飛びぬけて名曲だ。彼女の歌は埋立地の匂いがする。麓健一のライ…

筒井武文『孤独な惑星』

1枚のガラスを挟んで、部屋とベランダが、それぞれ独立した空間として立ち上がる。それを完璧な構図で、外から中からカメラを定めて映し出す、その手さばきはエドワード・ヤンの諸作すら想起された。そして、そこに漂う圧倒的なエロティシズム。立ち上がった…

最近のこと(2012/01/03~)

とうとうお仕事開始。前日はもうお昼過ぎから憂鬱で泣きそうになる。「ちゃんと起きなきゃ、ちゃんと起きなきゃ」と何度も目が覚めた。自分で思っているより真面目なのかもしれない。3日はひたすら家でダラダラした。憧れの寝正月だ。『まるものおきて』の再…

オノマトペ大臣『街の踊り』

チープメロウでキャッチーなトラックがまずもって抜群だが、やはりリリックがいい。オノマトペ大臣のリリックは二極の点を自在に行き来する。昭和と平成を、地方都市と都会を、少年時代の煌きと大人の悦びを、モラトリアムの退屈と社会人生活の憂鬱を、部屋…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。年末は祖母の死という、打ちのめされる出来事で締めくくる事になってしまいました。私は大変なおばぁちゃんっ子であり、また祖母も初孫である私を非常に寵愛してくれたように思います。両親を除けば、自分が生まれてからの2…