青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

わっしょいハウス『おばけが出現』

滅茶苦茶おもしろい。完全にツボだ。ここまでツボだと悔しくなってしまうくらい好きだった。序盤で『ドラえもん』論が展開される。 『ドラえもん』の何が凄いって、スネ夫もジャイアンもパパもママも街の人、一切ドラえもんに驚かないとこなんだよ、だって猫…

Paradise LIVE inミュージックオルグ

南池袋ミュージック・オルグにてParadiseのライブを観た。昆虫キッズのギタリスト冷牟田さんが所属するバンドである。2枚組アルバム『N'importe ou hors du monde』が実に素晴らしいのだ。N'importe ou hors du mondeアーティスト: Paradise(ハ゜ラタ゛イス)…

深田晃司『歓待』

外国人移民のようなアクチュアルな問題を気づいていたら描いていた、という佇まいがよい。はじめからそこに寄りかかって作ると映画は死んでしまう。家族という共同体について描くはずが、そこをひたすらズラしていったら、移民問題、いや他者との関わり方に…

空気公団×ビデオSALON「まとめを読まないままにして」

涙が出るくらい素晴らしいですね。木漏れ日と園児たちのステップとはしゃぐ声。ラストはハーメルンの笛吹きのよう。どうか私も連れていってほしい。

土井玄臣『んんん』

光のその眩しさを感じるには、まず闇を知らねばならない。2005年発売くるり主催のレーベル、ノイズマッカートニーのコンピレーションアルバムに「終点はあの娘の家」が収録され話題となった関西在住のシンガーソングライター土井玄臣が昨年『んんん』という…

武田鉄矢の異常な愛情 『3年B組金八先生』の裏側トーク

車に乗って適当にラジオを流していたら、武田鉄矢がゲストで出てきて『3年B組金八先生』の裏側トークを聞くことができた。とにかく上戸彩を絶賛していた。「君には山口百恵さんを感じる」と目をかけていたらしい。 坂本金八は鶴本直(上戸彩演じる性同一性障…

ceroライブ『湿地帯の発表会』 in 渋谷wasted time

渋谷wasted timeでのceroのドラム柳さんの脱退ライブを見てきた。もうね、泣けてしかたなかったです。いや、別に自分はこの半年間くらいしか見てきてないんですけどね。高校時代からの友人の4人が一直線に並んで最後のライブをしているわけです。かと言って…

東陽一『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』

酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2011/04/20メディア: DVD購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (27件) を見る西原理恵子の元夫の鴨志田穣のアルコール依存症体験をベースにした作品。「好き、嫌い」「うれし…

東京女子流『鼓動の秘密』

鼓動の秘密アーティスト: 東京女子流出版社/メーカー: avex trax発売日: 2011/05/04メディア: CD クリック: 21回この商品を含むブログ (14件) を見る東京女子流とはエイベックスが送り出す、ローティーンアイドルグループ。何故か年齢は非公開らしいが、だい…

ジオラマシーンについて

ceroのギタリスト橋本翼のソロユニット、ジオラマシーンが素晴らしいのです。彼の紡ぐ歌は、ジオラマシーンという名の通り、住んでいる街の風景を立体的に浮かび上がらせる。どこに何があり、どこに自分がいて、どれくらの距離がそこにあるのか、という状況…

ほうほう堂@留守番

【ほうほう堂@シリーズとは?】 劇場という、区切られ閉じられた空間から飛び出して、日常と隣り合わせにある面白そうな場所にあちこち出かけて踊るシリーズ。自分たちの生活圏内の身近な場所や、旅先で出会った場所、紆余曲折で辿りついた穴場スポットなど…

平賀さち枝『さっちゃん』

ガットギターにのせられた歌や言葉が煌めきながら、時に跳ねていき、どうにもつかまえる事ができない。それは、彼女の音楽を語る上での頻出ワードであろう「少女性」そのもののようだ。彼女についてネットで少し調べてみると、ブログでは「tomato’n pine」や…

最近のこと(2011/04/25~)

ヤクルトスワローズが強くてうれしい。現在、なんと首位。ついに野村時代以降待ち望んだ投手王国の再建。そして東北の魂、畠山が4番和製大砲としてついに覚醒。後は武内だ。先週はひたすら自転車を漕いで過ごした。中央線沿線をグイグイと進む。天気がいいの…