青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2017/12/11~)

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メリークリスマス。『さむがりのサンタ』と『ホームアローン』で培ってきた、暖炉の暖かさに例えられるような、素敵なクリスマスの感触を取り戻したい。「イヴのラブホは満室」「リア充、死ね」といった双方の価値観がなくなった世界で、敬虔な気持ちで過ごしてみたいものだ(クリスチャンでもないのに)。

大事な人を数えたらけっこうたくさんいて
そんな自分は照れる程幸せだなって思った
今夜会いたい人だって やっぱりたくさんいて
もしも雪が降ったら電話代すごいだろうな
"クリスチャンでもないのに" そう思っていたけれど
クリスマスは優しい気持ちになるための日だね

と歌った槇原敬之の心持ち。とは言え、若い時分にこの「雪に願いを」という曲を聞いていた時は、「ううう、辛い(電話かけたい人なんていない)」となった。そして、『明石家サンタ』を観て、心底救われていたのだ。『明石家サンタ』よ、永遠に。イヴの日にケーキを売るのとピザを配るのを経験している。チキンを売ったことはない。ケーキはコンビニのバイトで、サンタの恰好で寒空の店頭に立たされた。BGMが何故かクリスマスソングではなく、店長のセレクトしたX JAPANだった。もう1人じゃ歩けない、と思った。ピザ屋のバイトは柄じゃないのだけども、椎名林檎の彼氏になってみたくて半年間だけやった。柄でないことはするものではなく、職場の連中とあまりに気が合わず、半年間で二言、三言しか発さなかったと思う。黙々とバイクでピザとチラシを配り続けた。ちなみにピザ屋のバイトは、面接の時に「12月の24日と25日は有無を言わさず全員出勤だから」と釘を差されます。



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シャムキャッツの「このままがいいね」という新曲にグッときてしまった。Mikikiで天野先生が言及されていましたが、ビートがThe War On Drugsみたい!と思った。同い年の男の子(?)たちが、今どんなことを歌うのかはいつも気になるし、励まされて刺激を受ける。このままでいいわけないのだけど、このままがいい。その気分はすごくわかる。瞬間と永遠のブルース。



「最近のこと」を2週間分くらい書き損ねているので、記憶を捻り出していきたい。いつだったかの平日に、ココナッツディスク池袋でサニーデイ・サービス「クリスマス」の7インチを購入して、「池袋プラザ」のサウナを楽しんで、グラコロバーガーを食べて帰るという、素敵な池袋の過ごし方をした。サウナに入ったあと、休憩スペースで横になりながらタイムフリーで『爆笑問題カーボーイ』のツッコミ祭りの回(ゲスト:Aマッソ加納、尼神インター渚)を聞いた。Aマッソ村上さんの書いたボケの手紙がすべてを持っていった。

加納は晴れの日、”天気ええなぁ”と教えてくれる。
ウチは瞬時に天候が分からない時があるので、
今晴れだと言われるとウチの心もハレルヤ!

という所がとにかく好き。サニーデイ・サービス「クリスマス」の7インチはB面の新曲も素晴らしいし、小西康陽がリミックスしたA面の孤独なメロウネスに蕩けてしまう。
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マストアイテムかと思います。SaToAのカセットテープもココナッツディスク池袋店で買った。池袋のタワレコと別れを告げたので、最近はなるべくココナッツディスクで買うようにしている。ポイントカードが貯まりやすいとは聞いていたが、想像以上でした。SaToAは自主レーベルを立ち上げて、来年にミニアルバムをリリースするらしく、とても楽しみ。登場してからずーっとフレッシュで感服してしまう。今1番好きなバンドかも。



FNS歌謡祭の二夜目は全部観た。どうぶつビスケッツ×PPP×欅坂46(長濱、小池、原田、上村)がかわいかった。「ようこそジャパリパークへ」ほどの名曲で紅白歌合戦に出られないのは何故なのだろうか。あと、「ハレ晴レユカイ」での平野綾のキレキレのダンスは今もたまに思い出して笑ってしまう。ここでもう一度花咲かしたるねん、という感じが凄かった。しかし、松村沙友里さんの歌に持っていかれてしまった。ときに、欅坂46の「風に吹かれても」は、ここの所のテレビ番組での不安な気持ちしか抱かせないパフォーマンスを観ていると、残念ながら失敗作だっと思わざるを得ない。あのこれ見よがしな口パク感、グルーヴを欠く。モーニング娘。1期メンバーが全員集結して「愛の種」を歌う姿には反射的に涙ぐんでしまった。あの5人は声のキャラが立っていて、素晴らしい。当時中学生で自意識が捻じれていたので、1番人気のメンバーを推すことに抵抗があったのですが、安倍なつみはやっぱり底抜けにかわいい。もはや記憶の中のなっちよりかわいくて、山崎育三郎に感謝しました。モーニング娘。20周年を記念して、ついでに飲茶楼、復刻してくれー。あと、森高千里のロックンロールがかっこよかったです。



月曜日。書き上げなくてはならないレポートを何とか提出できたので、解放感に満ちていた。学生の頃からレポートを書くのが本当に苦手だったのだけども、ここ数年ブログやらTwitterやらで永続的に文章を書いてきたので、さすがに苦にならないだろうと思いきや、どっこいでした。書きたくないものは書けないのだ。やっと『スター・ウォーズ』の新作を観に行けるぞ、となったので、まずはhuluで『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観直すことに。私はこのエピソードⅦをこよなく愛している。レイ、フィン、レン、BB8、ポーといった新顔がとにかくいいし、脚本の細部にエモーションが宿っていて、心から感動してしまう。



火曜日。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』観ました。はーおもしろい!と思って観ていたのですが、途中から「ん?ん?ん?ん?」という箇所が多くて、いささか集中力に欠いてしまった。これは組織における「報連相」の大切さを訴える映画なのか。ライアン・ジョンソンは『LOOPER/ルーパー』もあまり好きな映画じゃなかったので、合わないのかもしれないが、もう1回は観に行きたい。この1年でアダム・ドライバーがすっかり好きになってしまったので、カイロ・レンの株が上昇。ハン・ソロの件は決して許していないのだけども。ルークは相変わらずウダウダ、グジグジとしていて、「それでこそルークだ!」と興奮しました。最高指導者スノークの正体が謎過ぎたが、あの赤い部屋と赤い護衛はよかった。来年公開のスピンオフ『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は監督がロン・ハワードで、脚本がローレンス・カスダンらしいので、期待しかない。



水曜日。本屋に寄って、『長濱ねる1st写真集ここから』を購入。ちょっとだけ恥ずかしかった。めちゃ売れらしいが、内容も凄くいい。写真集についてのエントリーは、どうせ誰も読まないだろうとと思いこみ、趣味に走って、好き勝手に書くことにしている。今年(というか今月)書いた欅坂46の2本はわりとお気に入りだ。
hiko1985.hatenablog.com
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帰宅して、録画しておいた『監獄のお姫さま』の最終回を観た。結局ちょっと物足りなかった。満島ひかりだったで当然素晴らしかったのだけども、正直言って8話以外は満島ひかりじゃなくても演じられる脚本だったような気がしないでもない。せっかく1クール拘束して、起用するなら、もっと満島に満島させて欲しい。もうそういう存在の女優だ。
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プレ裁判をやっていたので、ちゃんと法廷シーンがあるのには驚いたし、板橋吾郎のトラウマみたいなものも「書くのか」と思った。クドカンによる2019年の大河『いだてん〜東京オリムピック噺〜』はとても楽しみ。ずっと長瀬智也阿部サダヲが主演だと勘違いしていたのだけど、中村勘九郎阿部サダヲなのですね。そんな記事を読んだ気がするのだけど、あれはキャスティング予想とかだったのだろうか。実は大河ドラマ竹中直人が主演していた『秀吉』(1996)しか観たことがない。父に、日本史の勉強になるのでは、と観させられたのだ。今年の『おんな城主 直虎』は観ておけばよかったと後悔しているので、 来年の『西郷どん』はキャスティングが大変好みなので、チェックしようと思います。 



木曜日。依頼頂いた原稿を書き終えることができたので、肩の荷が下りた。2017年の残りは踊って過ごそうと思う。今年は微量ながらも、外部の媒体に文章を書くことができて、楽しかったです。もっと色々書いてみたいので、インプットの量を増やていきたい。仕事帰りにココナッツディスク池袋に寄って、ミツメ「エスパー」とどついたるねん「BOY」を購入。ミツメの「エスパー」には今年1番心動かされたかもしれない。どついたるねんのインタビューを読んだら、ファック松本と4000が脱退していた。ファック松本のギター好きだったので、戻ってきて欲しいです。去年リリースしたアルバム未収録のシングル「本気で好きな人」が本当に大好きなので、あの曲をもう1回出してメジャーデビューして欲しいくらい。1万枚は売れてもいいと思う。
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髭男爵山田ルイ53世が「マカロニサラダに醤油をかけてご飯2杯食べるのにハマっている」という情報をTL上で得て、「やだ、デブっ」と思いつつも、試してみたくて仕方なくなり、スーパーの惣菜コーナーでマカロニサラダを買って帰った。醤油とマヨネーズの組み合わせは間違いがなく、気づいたら俺はなんとなくデブだった©Number Girl「透明少女」。お風呂でロバート・ウェストールの『ブラッカムの爆撃機』を読み終える。

ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの

ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの

巻頭と巻末に宮崎駿の漫画がついていて、そちらも素晴らしかった。ウェストールの小説はそのほとんどが戦争の話で、もちろん反戦主義の元に書かれているのだが、戦時下の少年たちの勇気や高揚を否定していないのが、誠実だ。ハムエッグの挿話などが、もう実に宮崎駿で、2人は別の世界では兄弟だったのだろう。『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」がラストとのことで寂しい。



金曜日。週末な上に『Mステーション スーパーライブ』と『検索ちゃん ネタ祭り』が楽しみで朝からご機嫌だった。ケンタッキーでチキンとコールスローを買って、パーティー感覚でテレビを楽しみました。クリスマスにケンタッキーを食べる感覚がいまいちわからないのは、ケンタッキーのフライドチキンはハレの日のものでなく、日常の一部であるからだ。クリスマスという非日常においては、普段食べない七面鳥の丸焼きなどを食べたい。食べたことないけど。Mステで1番グッときたのは、年内で卒業の伊藤万理華乃木坂46)さんが最後に「インフルエンサー」のパフォーマンスを見せてくれたことです。伊藤万理華がいるといないでは、「インフルエンサー」の価値は大きく変わる。もう出ないものと思っていたので、姿を見つけた時は「うおー」と声を出してしまった。小沢健二が「Mステでスチャダラパーと「今夜はブギーバック」歌っている光景がだんだん当たり前のものに思えてきて、「異常だっ」と思った。流動体について」で音程変えていたのでは元に戻して欲しいです。そして、もっと異常なのはX JAPANだ。ありえないと思った再結成が果たされ、それでいて永遠に前進しない。しかし、Toshlは希代のボーカリストだ。52歳であんなに歌えるの尋常でないと思う。あとは印象に残っているのはほとんどジャニーズ。SEXY ZONEの「ぎゅっと」好きだったので、小沢健二がブログで褒めていらっしゃってうれしかったです。ジャニーズWEST重岡大毅がむやみやたらに好きなんですけど、ヤクルトスワローズ山田哲人に顔が似ているからだとやっと気づきました。TOKIOの「クモ」は今年のベストJ-ROCKだし、堂本剛のルックの情報量の多さにも度肝を抜かれた。この風邪引き声であった弘中綾香さんはマイベストアナウンサーにかれこれ5年ほど君臨している。今年の「ホリケンふれあい旅 にんげんっていいな」もかわいすぎて、声が出ました。『激レアさんを連れてきた。』で共演しているオードリー若林さんによると、実はむちゃくちゃ尖った女性らしく、なるほどすぎると思いました。『検索ちゃん ネタ祭り』は今年も楽しかった。とりわけ、オードリー、東京03サンドウィッチマン、ナイツの4組が至福でした。



土曜日。日帰りで静岡に行ってきた。高速バスで約3時間。新幹線で行けば早いのだろうけども、高速バスなら東京から2000円ちょいで行けるのだ。バスの中は、似た雰囲気の女性でいっぱいで、何事かと思ったら、どうやら静岡で声優のライブがあるらしく遠征組であった。女性らのお喋りがいっせいにこだまする空間は、部外者にとっては端的に言って地獄で、イヤフォンで耳を塞いで凌いだ。三四郎の『オールナイトニッポンZERO』を久しぶりに聞いてみたら、むちゃくちゃおもしろくて感動した。ライブに行くのが楽しくて仕方なかったころを思い出しました。静岡駅に着いて、まず最寄りの「さわやか」に向かうも、2時間待ちだったので諦め、寿司を適当につまんで、そそくさと「しきじ」へ。4時間ほどたっぷりかけて、2017年の疲れをほぐした。水の柔らかさはよく言われるのだけども、あの水風呂が凄いのは清涼感の皮膚への浸透力と、その持続性だと思った。帰りのバスでもずーっと心地よくて、ととのい果てていた。静岡には、エスカレーターをあくせくと歩いて登る人がいない。都会である静岡駅でもそうなので、多分まじでのんびりおおらか人が多いのだと思う。帰りのバスはずっと(Sandy)Alex Gを聞いていた。

Rocket

Rocket



日曜日。クリスマスイヴである。

この時期になるとピチカート・ファイヴの豪華絢爛な『プレイボールプレイガール』をよく聞くのだけども、今年もバッチリだった。掃除と洗濯を済ませて、溜まっていた『ドキュメンタル』のシーズン4を消化。むちゃくちゃおもしろい。千鳥がいるとやっぱり楽しいし、私は野性爆弾くっきーとダイアン西澤の全てがツボだ。あと、フジモンの耐え顔がすごく好き。シーズン4は細かいやりとりの中で垣間見られるくっきーの人間性が美しくて、、「好き・・・」となってしまう。大悟を入れ歯で弄ぶくだりの後、喧騒の中で「大悟、ほんまにごめんな」と謝っていませんでしたか。井戸田の後始末を黙々とこなしているのは、本当に凄かった。イヴが休日と重なっているのも珍しいので、街に出てみることにした。ココナッツディスク池袋でサニーデイ・サービスPopcorn ballads』のフィジカルと北沢夏音『青春狂走曲』を購入。
Popcorn Ballads

Popcorn Ballads

青春狂走曲

青春狂走曲

新宿に移動して、眼鏡屋で色々と試し掛けして、高島屋のデパ地下でチキンを買う。パン屋でシュトーレンも買った。この歳になって急にシュトーレンへの憧れが強まっている。なんたって名前がかっこいいではありませんか。頼りになる騎士っぽい。でも、ドイツでシュトーレンと発音しても伝わらないらしい。母はドイツ系のパンに造詣が深く、この時期はシュトーレンが家に転がっていた。しかし、我が家はどちらかというと餡子党で、それらに誰も見向きもせずだったのだが、なんてもったいないことをしたのだろうと後悔している。来年は母に注文してみようと思う。帰りに最寄りのスーパーに寄ったら、いつもこっそりと気にかけている異様に甲高い声で喋るナヨナヨしたモテなさそう男の子が出勤していなくて、「っざけんなよっ!」と思いました。休日のイヴは、クリスマスというよりも年末感が強かったです。とりあえず、『さむがりのサンタ』は読んでおきました。
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