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青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2017/04/08~)

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数週分ほど「最近のこと」シリーズを書きそびれてしまった。プロ野球が開幕したもののヤクルトスワローズが弱かったり、大相撲の三月場所での稀勢の里優勝に興奮したり、銭湯サウナに傾倒してみたり、どついたるねんのメジャーデビューが決まったり、『ウディ・アレンの6つの危ない物語』がおもしろかったり、ゆるふわギャングのファーストアルバムがリリースされたり、色々あった気がする。トップ画像のかわいい缶は多忙な年度末処理中に私の心を癒してくれたのは貰い物のエシレバターのサブレ。よく知らないのだけども、エシレバターはすんごく高いらしい。なので、信じられなく美味しい!という心づもりで食べるので、当然のようにとにかく美味しい。そして、ダイアンの漫才ライブDVD『DVDのダイちゃん~ベストネタセレクション』にも助けられた。

特典映像のロケ企画もずっと観ていられるおもしろさで、早くダイアンも全国区のテレビに躍り出て欲しい。朝ドラ『ひよっこ』は岡田恵和なので、一応継続中。有村架純はかわいいが、増田直美のメタっぽいナレーションはあんまり好みではない。ときに、増田明美も松野明美もマラソンランナーなのややこしいな。倉本聰による昼ドラ『やすらぎの郷』は刺激的で必見である。平行して『北の国から』をイチから全部観直してみようと計画している。しかし、まだ『ライスカレー』が途中のままだ。 そうそう、木皿泉×Perfumeの『パンセ』もおもしろかった。3人とも声がよくて、木皿泉の浮世離れした台詞がハマっていた。現在、Perfumeの熱心なリスナーではないのだけども、大学時代サウンドは青春のサウンドトラックと言っていいほどである。部室で流すことが可能な最大公約数の音楽であったので、本当によく聞いていた。「SEVENTH HEAVEN」の収録された『ポリリズム』と『Baby cruising Love/マカロニ』というポップミュージック史に残る二大名曲の両A面シングルの2枚が私の中のベストパフューム。「Baby cruising Love」とかは今聞いても泣いてしまうのだ。
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実家の片づけをしているのだけども、机から懐かしいものが続と々出てくる。日記帳だとか手紙だとか、小学生の頃に自作した漫画、交換し合ったミックステープ(正確にはMDなのだけども)、付き合っていた人の晴れ着姿の写真が出てきた時は気絶するかと思いました。『キン肉マン』の超人を大量に模写したノートも見つかった。どうりで、今でもラーメンマンだけは何も見ないで書けるわけです。切手をコレクションしたアルバムが奥の方から出てくる。
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ドラえもん』でスネ夫が切手コレクションを趣味にしているのに憧れて、祖母にねだって譲ってもらったのだった。一瞬だけ凝った趣味であって、完全に忘れていた。教科書とか参考書も全部残してあった。ひすたら書くことで暗記した英単語や日本史の年号やら人生やら土器や絵画の名前で埋め尽くされた真っ黒なノートなどもある。見事に全部忘れてしまったな。「僕が今、好きなモノ」というようなものを羅列したページというのがたいていのどのノートにも1ページあって、「小沢健二藤子・F・不二雄ラーメンズ、珈琲、おぎやはぎサニーデイ・サービス乙葉くるりゲーテバナナマンetc・・・」とかダーッと書いてある。いや、なんだ、ゲーテって。なんで、誰に見せるでもないノートで見栄を張っているのだ。更に、中高時代の部活動で制作した文集が出てきた。私が所属していた部は古典部や文芸部というわけでもないのに、学園祭の時期に文集を制作していたのだ。当然、すべて手書き。上下巻に分かれており、上巻は年度の部活動の概要をまとめたもの、下巻は各々の部員が好き勝手に書いている。毎年恒例の用語解説集のコーナーを執筆するのが花形である。いかに部活動と関係ない用語をスムースに織り込めるかのセンスが問われた。下巻をめくってみると、「僕の選ぶガンダム名シーンベスト5」だとか「浜崎あゆみのベストリリック10」だとか「最強のヴィジュアル系バンドピエロについて」だとか「松浦亜弥『ファーストKISS』全曲解説」だとか心震える企画が立ち並ぶ中、私も「オススメの音楽」なる凡庸なタイトルのページを執筆していた。ひどく退屈な内容ではあったが、このブログの原点を発見したような気持ちで、ギュッと冊子を抱きしめた。



土曜日。金曜の夜からNetflixジャド・アパトー『LOVE』のシーズン2を一気に見通したので大変眠い。
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シーズン1同様の良さ。シーズン2もあけすけに心の機微が描かれていて、揺さぶられました。シーズン3の制作も決定しているようです。槇原敬之のコンサートツアーのチケットに申し込もうとするも、繋がらないままに売り切れてしまった。コメントで教えて頂いたのですが、今回のツアーでは「Penguin」がセットリストに入っているらしいのですよね。1番好きな曲。なんとしても聞きたいではないか。昼頃に、西武池袋線椎名町駅へ。駅前の立ち食いうどん屋「南天」で名物の肉うどんを食べる。
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学生時代はこのあたりをよくウロウロしていたので、ひさしぶりに食べる青春の味であった。椎名町は古い商店街がまだ賑やかで、味のある個店がたくさんある。椎名町にやって来たのは、評判の高い銭湯「妙法湯」が目的。しかし、土曜日は3時半からでまだかなり時間があったので諦め、練馬駅近くの銭湯に適当に入ってみる。これが大外れ。洗い場が1個も空いていないくらいに混んでいて、そのほぼ全員が近所の顔見知りのようで、とにかく五月蠅い。ミサイルと戦争の話にはしゃぐ老人たちの息は血生臭い。汗を流さず水風呂など当たり前、サウナ内で唾を吐いたり、水風呂にタオルを投げ入れたり、と考えるうる最悪のマナーで、ほとほとあきれ返ってしまった。立腹で銭湯を出る。こんなことなら、桜台の「久松湯」にすればよかった。湯上りで実家に向かい、引っ越しの手伝いをして、鍋を食って、周防正行シコふんじゃった。』を観るなどして、生家との別れを惜しんだ。深く思い返すとセンチメンタルになってしまいそうなので、能天気にやり過ごした。帰宅して、『四畳半神話体系』を見漁る。
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改めて、すべてが完璧な作品だ。胸がいっぱいになってしまった。OP曲であるASIAN KUNG-FU GENERATIONの「迷子犬と雨のビート」も彼らのキャリアの中でも1番好きなナンバーかもしれない。



日曜日。目を覚ますと雨降りで、二度寝をしてしまう。疲れが溜まっているので、家でのんびり過ごすことにした。起き抜けにシソンヌのライブDVD『cinq』を観た。

本多劇場で上演している『six』の当日券に並ぼうかと思っていたのだが、5000円で立ち見は辛いので断念。最高傑作との呼び声が高いので、DVDで観るのが楽しみだ。個人的には5作目までで言えば、最高傑作は『deux』だと思う。僅差で『trois』か。お昼はふき味噌ペペロンチーノパスタを作って食べた。スワローズの三連敗を見届け、ストレスがマックスに達したので、自転車でサウナへ。上之根橋商店会という小さな商店街にある「バブリバ八光」という銭湯を訪れてみたのですが、清潔、快適で大変素晴らしかった。ナイスなコンディションのサウナなのだけども、空いていて貸し切り。テレビで笑点を観ながら、蒸される。水風呂は19℃くらい。あと少しだけ冷たかったら、言うことなしの施設だ。サウナ利用者はドリンク1本無料ということだったので、オロナミンCを頂く。湯上りに近所のシネコンで『夜は短し歩けよ乙女』を観た。期待をパンパンに膨らませていたせいで、どこか消化不良。ギャグが冴えていなかったようにも思う。まことにどうでもいい話ですが、私は黒髪の乙女より明石さんのがタイプだ。『四畳半神話体系』を観過ぎたあまり、どうしても猫ラーメンが食べたくなり、スーパーで見かけた京都・白川のラーメン屋の袋ラーメンを買って、作って食べました。具材がなく素ラーメンでしたが、無類の味であった。京都で大学生活を送りたかった。Hi,how are you?やHomecomingsやベランダの面々は、あのような夢のようなキャンパスライフを送っていたのだろうか。



月曜日。朝から頭がスッキリしない。まったく月曜日の私はまったく使いものにならない。しかし、やっと年度末処理から解放されたので、少し気分はいい。桜もやっとゆっくり眺めることができたし。花見らしい花見なんて何年もしていない。そもそも本式の花見なんてしたことあったけかな、と思ったけども、学生の頃は確かにシートを敷き、花を見て、飲み食いするというのを春にしていた気がする。私の社交性のピークは20代前半だったようだ。最近歩く距離が増えたからか、ふくらはぎが張って痛い。色々調べてみたところ、歩き方が悪いのだ、という結論に至った。足指を上手に使えていない。これができていないと変な筋肉の付き方をしてしまうらしい。浮指状態が続くと、足裏の血流が悪くなり、肩凝り、腰痛、むくみ、冷え症、自律神経失調症に至る、とまで書いてある。そんなバカな。そんな大事なことを何で今まで誰も教えてくれなかったのだろうか。それとも私がちゃんと聞いていなかっただけで、体育や保健の授業では”歩行時の正しい指の使い方”などが講義されていたのだろうか。だとしたらおおいな損失である。不良でも何でもないのに授業をまともに聞いていなかった若かりし自分が恨めしい。しかし、仮に上記の説に信憑性があるのなら、私は足指を上手に使うだけで、完璧に健康な体を手に入れられるということだ。暗い印象の顔や表情も、グッと爽やかになることだろう。野々村真みたいに。楽しみである。「消えたハンサム」という特集をいつの日か編むべく、表紙候補の1人である鳥羽潤について調べていたら、『ぼくは勉強ができない』の映画において時田秀美役を演じていたことを知った。いや、そういえば、やっていた気がするけども、私はあの小説を10代の頃に読んで、深く絶望したものでした。長嶋有がタイトルでオマージュを捧げた『ぼくは落ち着きがない』という図書部を舞台とした青春小説には、震えるほど感動した。 

ぼくは落ち着きがない (光文社文庫)

ぼくは落ち着きがない (光文社文庫)

帰宅して、昨夜の『乃木坂工事中』と『欅って書けない?』を観る。どちらも良回だった。とりわけ、「どこに潜入してみたい?」という問いに対する、ペーちゃんの「パン・・・」という回答には飛び上がってしまいました。パン屋さんに潜入したかったのかなぁ、かわいいなぁ。『欅って書けない?』が面白くなってきたのはメンバーの成長ももちろんだけども、ハライチ澤部さんが本来の力を発揮し出したのも大きいと思う。開始1年くらいは大量の女の子を前に緊張していたのだろうか。お風呂で長嶋有の『安全な妄想』を読み、「フハッ」と声を出して笑った。
安全な妄想 (河出文庫)

安全な妄想 (河出文庫)




火曜日。数年前に購入してほったらしにしてあったAlex Chilton『ELECTRICITY BY CANDLELIGHT』

ELECTRICITY BY CANDLELIGHT

ELECTRICITY BY CANDLELIGHT

を最近ひたすら聞いている。なんかこう、今の気分にジャストフィットなのである。泣くほどいい。この日は神宮球場でのヤクルトVSドラゴンズのチケットを抑えていたのだけども、雨天中止。寒い日だったので、助かったという気持ちだ。春の神宮球場はとても寒い。それにヤクルト打線も冷え冷えだ。ポテンシャルはあるのに、どこまでも勝負弱い、お坊ちゃま精神。嫌いになれねぇ。スーパーで春キャベツを1玉買い、豚肉と蒸して食べた。キムチも買ったので、明日はキムチキャベツ炒めを作ろう。録画してあった復活『キングちゃん』を観る。先週のスペシャルもおもしろかったし、本当にうれしい。商品説明コーナーも無事なくなり、純然たるお笑い番組に。グッとくるぜ。Huluで『NOGIBONGO 8』を観る。いきなり3期生フューチャー回。血の入れ替えに徹するのか。乃木坂46の3期生は凄くかわいいのだけども、同じような境遇である欅坂46のアンダー的存在”ひらがなけやき”メンバーのどこかイケてない感じの方がなぜだか好きなのだな。誰よりも高く跳べ!Netflix幾原邦彦が監督を務めた『劇場版美少女戦士セーラームーンR』(1993)を観て、少し泣いた。
美少女戦士セーラームーンR [DVD]

美少女戦士セーラームーンR [DVD]

60分という尺も含めて、完璧としか言いようがない。マーキュリー派かジュピター派か悩む。幼き頃は火野レイちゃん派でした。



水曜日。暖かい。通勤時にコートも必要なくなった。本屋で川島小鳥の編んだ台南ガイドブック『愛の台南』を購入。

愛の台南

愛の台南

こういうところがいいのだろうな、というのがきちんと言語化されていて、益々行きたくなってしまった。今年はこれを元に、台南に旅行に行きたいな。スワローズVSドラゴンズの最下位決定戦がひどい試合でうんざり。本当に弱いぞ、スワローズ。イライラし過ぎてお腹を壊した。多分、本当はスーパーで買った100g125円という破格の豚バラ肉のせいだろう。最近見つけたそのスーパーは汚い場末感満載なのだが、本当に安い。もやしは10円台。そこで買える100円のサラダカニカマがお気に入り。マヨネーズと七味で食べます。JET SETで購入したhi,how are you?のヒストリーVHSを観る。すごくよかった。センチメンタルな気持ちになるではないか。原田くんのギターの音は本当にいい。世界中にインディーミュージックファンに聞いてほしい、ハイハワは。ザ・なつやすみバンドとインドネシアネオアコバンドのスプリットカセットも届いていた。こういうアイテムに異様に愛着を持ってしまうのはまったくをもってオタク気質である。はてなダイアリーのカリスマ『根こそぎリンダ』というブログを運営していた奥山村人が小説家を目指すといい出し、早数年。その言葉は現実となり、佐野徹夜としてデビュー作『君は月夜に光り輝く』を献上した。
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

しかも、既に数万部も売れているらしい。凄過ぎる。『根こそぎリンダ』の大ファンであったので、購入して読みました。ブログでは舞城王太郎滝本竜彦を完全に咀嚼し切った、流れるような文体が特徴だったのだけども、そういった文章の巧さみたいなものは抑制されていて、「~だった」を繰り返す、どこか味気ない文体で押し切っている。何かしら意図があるのかもしれないが、真意は掴めなかった。しかし、ダイアローグシーンなどではその才能の片鱗を見せつけている。テレビ電話やロミオとジュリエットなどを使った視線の混濁化も巧い。あと、アーモンドクラッシュポッキーが出てくるところとか好きでした。



木曜日。欅坂46今泉佑唯が体調不良で当面の活動休止の報。ショックだ。実はずーみんのこと、むちゃくちゃ好きなのだ。ずーみんが好きと公言するの、ちょっと恥ずかしいのは何でなんだろう。ちなみに握手会での人気は欅坂の中でトップである。しかし、いつもあんなに弾けんばかりの笑顔だったのに。人間、わらかないものである。復帰を待ち続けるので、ゆっくり療養して欲しい。少し残業して帰って鍋作って食べる。ひたすらこのルーティンである。鍋を食べながら、貧打スワローズの試合を見守っていると、最後に鵜久森が代打サヨナラ。開幕カードでの代打サヨナラ満塁ホームランも痺れたが、これもうれしい。6連敗という泥沼からの脱出である。昨夜の『水曜日のダウンタウン』でのバイきんぐが面白すぎて、腹が捩れた。お風呂でハードカバーの重たい本を読み耽る。Thundercat『Drunk』をひたすら聞いていた。

Drunk

Drunk

今年の新譜アルバムでずっと聞き続けているのはこれだけかもしれない。