青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/09/05~)

最近のこと。雨が多くてうんざりしてしまう。秋晴れをもっと楽しみたいな。月曜日。いよいよNetflixに加入。ついでに「Amazon Fire TV」を購入して、テレビに接続して大画面(と言う程のテレビではありませんが)で作品を楽しめる環境を整えた。さぁ、『ストレンジャー・シングス』を一気見だ!と意気込むも、週のはじめでヘトヘトだったので、まずはサウナに出掛けた。風呂の種類も豊富で清潔なので、とても気にいっている近所の銭湯へ。サウナのテレビではメイプル超合金の安藤なつが断食修行をしていた。普段、決まった番組を観る以外でテレビをつけないので、いまいち実感できていなかったのだけども、サウナに入ると、メイプル超合金の勢いを肌で感じられる。なんせ全裸だし。クイズしたり、買い物したり、大忙しなんだな。カズレーザーとオードリー若林の顔は似ているな、と思った。しばらくすると、サウナに60代くらいの3人組が入ってきて、とにかくはしゃいでいた。「これは疲れとれるねぇ」「綺麗なお風呂だねぇ」「俺はねぇ、5分!それで限界」だとかやたらと話かけてくるし、最初は「うるさいなー」と煙たがっていたのだけど、プール(が何故かこの銭湯にはある)で、3人で水をかけあってじゃれている姿を眺めていたら、すっかり和んでしまった。「兄貴はさ、クロールが得意だな。○○さんは平泳ぎでさ」と舎弟は繰り返しブツブツとつぶやいていた。「兄貴ぃ、この夏は忙しくなるぜぇ、花火だろ?プールにも行かなくちゃ」と9月も半ばにさしかかろうというのに、夏の計画を立てていた。一生青春かよ。北野映画なら十中八九この後死ぬ。ちなみに3人とも歯がなくて、滑舌がえぐかったです。
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家に帰って『ストレンジャー・シングス』1話を観たら、主人公の1人が歯の成長が遅い滑舌の悪い男の子で、この奇妙な出来事の繫がりについて、しばし考え込んでしまった。



火曜日。早めに帰れたので、数駅ほど歩いて帰る。気温はだいぶ下がったが、湿度が高いので、まだ汗はかいてしまう。サウナに入るようになって汗をかきやすくなったような気がする。ウォーキングBGMは台風クラブのCD『ずる休み』だ。
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Theピーズのいい曲レベルの楽曲が3曲詰まっている。中でも「まつりのあと」という曲がとりわけ好き。中盤に現れる唐突な達郎さんの「クリスマスイブ」オマージュに腰を抜かしてしまう。高校生くらいの頃のタワレコ新宿店にTheピーズの活動開始を嘆願する寄せ書きノートみたいのが置いてあった事を思い出した。松屋で「鶏のバター醤油炒め定食」を食べる。正確にはにんにくバター醤油炒めで、松屋お馴染のスタミナの味。すなわち米泥棒である。モリモリと食べた。帰宅直前に駅周辺でカメックスの出現情報があり、思わずダッシュで現地へ。脇腹を痛めた甲斐あり、何とか出現はしたものの、死闘の末に逃げられる。カメックスを捕まえ損ねるのはこれで2回目だ。小学生の頃はリザ―ドン派だったが、大人になってカメックスの格好よさがわかってきた。トレーナー魂に火がついてしまったので、家に帰ってから自転車に乗り換え、「赤塚公園」でジョギングランナーの邪魔にならないようにワンリキ―を乱獲する。巣にいるポケモンは個対値が低い、という説は本当な気がする。10キロ卵から個体値が凡庸なミニリュウが生まれて何とも言えない気持ちに。帰宅して『ストレンジャー・シングス』2話を観る。いや、これ最高のやつじゃないですか。昨夜の『KEYABINGO』を観ていたら、米谷奈々未さんが、キモかわいくて推せた。米さんの、幸せな結婚しそうな女友達感好き。



水曜日。この日はまたしてもサウナへ。家から1番近い最安値の銭湯へ。狭いけども、貸し切りのサウナ室は100℃越え。水風呂は循環していないし温いのだけども、誰にも邪魔されない空間がここにはあるので、どうにもととのう。湯上りの心地よさを自転車で楽しみ、気づいたら俺はもうすっかり秋だった。

Rosy Maze + I'm Willing

Rosy Maze + I'm Willing

今年、カバーアルバムとコンパイルされた日本盤がリリースされたMarker Starlingのアルバムをやっと購入したので、ずっと聞いている。ソフトロックとソウルがいい塩梅に混ざりあったベッドルームポップ。ウ―リッツアーとリズムボックスにスウィートな歌声。これはもう当然のように大好きですね(ルックスも最高)。
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『ストレンジャー・シングス』を4話まで観る。もう半分終わってしまった。ウィノナ・ライダーがしっかり母親役なの、時の流れ感じますねぇ。
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Netflixで『フラーハウス』と『フルハウス』の1話をそれぞれ観て、なつかしさとときめきに感涙した。ジェシーおいたんが美魔女過ぎて凄い。ハリソン・フォードハン・ソロ以上に仕上げてきている。最初いまいち懐かしさを感じないなーと思ったら字幕だったからで、吹替に変更した途端に「うぉー」となりました。



木曜日。残業でヘトヘトになったので「キッチンABC」でなつかしのオリエンタルライスを食べた。疲れたらニンニクという短絡さ。ココナッツディスク池袋店でサニーデイ・サービスの『Dance To You』のアナログ盤を購入。この夏のことはこれを聞けば思い出せるはずだ。
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来ると噂の台風は逸れたようだ。帰宅して『ストレンジャー・シングス』6話まで鑑賞。うう、おもしろい。もっと早くNetflixに加入しておくべきでした。ジョナサンと行動し始めてからのナンシーは最高。バットを振り回したり、拳銃放ったり。衣装も良い。



金曜日。Mステのくるりに間に合うように帰宅。すぐさま鉄道の話を振ってタモリさんに欲しがり顔をした岸田かわいい。しかし、「タモリさん、ジャズのほうは~?」としらじらしく欲しがった星野源を私は許しまん。くるりのこの日の演目はドラムにオリジナルメンバーもっくんを据えての「東京」でした。
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いいMVだ。またこういう若いバンドが出てきて欲しい。髭を蓄えたスカート澤部渡、もっくん、スワローズ畠山はほぼ同じルックスでした。この日はKinki Kidsも出演していて、くるりの佐藤社長とキンキの堂本光一は同じジャンルの顔だ、とかねてより主張していた私としては、念願の共演であった。HKT48の新曲は「ヘビーローテーションみたいな曲下さい」とコンペをかけたようなメロディーで、かつヲタ芸を盛り込むという内への閉じ方で、なかなか酷い出来栄えでした。ノラ・ジョーンズはいつだって最高。Mステのスペシャルに宇多田ヒカルが出演との情報に小躍り。お風呂に入ってから『ストレンジャー・シングス』をラストまで完走した。うおーー最高だ!!と叫ばすにはいられない。来年シーズン2を放送するらしいけども、不安になってしまうくらいだ。



土曜日。洗濯機を回して、朝ご飯を買いに行くついでに朝の空気の中をサイクリング。外で珈琲とパンを齧って、帰宅しようとすると鍵がない。どこかに落としてしまったようだ。お金を出す時にポケットから落とす、というのが鍵紛失のセオリーであるから、何故か3軒も回ってしまったコンビニを1軒ずつ巡礼。結果、何も買わなかったコンビニでどういうわけか落としていたらしく、店員さんが回収していてくれました。思いがけず時間をロスしてしまったので、急いで洗濯物を干して、電車で下北沢へ。440でお昼からスタートのLomboyとSaToAのツーマンライブを観た。Lomboy はLampのレーベルから10月にリリースするベルギー在住の女性シンガーで、この日のバックバンドにはLampの染谷さんと永井さんの姿も。Lampと一緒に作ったという曲と最後に演奏した小曲がとても好きだった。アルバムリリース前に日本でライブをしたい、という本人の希望で実現したイベントという事でしたが、40分に満たないステージでアンコールもなし。全然やる気なさそうだったし、何だかなぁ、という感じ。一方、SaToAはもう最高。染谷さんもベタ褒めしていました。「lonely place」のバージョン違いである新曲「青草のにおい」のMVはもうご覧になりましたでしょうか。
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ギター&ボーカルの方のタイムレスな佇まい、すっごいです。ルックスも音楽も良質な90年代を想い出しつつも、絶対これは最新系の音楽なのだと思わせてくれる才能があるので、絶対チェックしておくべきバンドですよ。終演後、東北沢にビリヤニを食べに行こうと思うも、ランチ営業が終わっているようなので、引き返して「茄子おやじ」を食べた。久しぶりに食べたら、なんか物足りない。こんな味だったっけな。ビリヤニのスパイスに味覚を変えられてしまったのかもしれない。「茄子おやじ」にはエンケンさんのポスターが貼ってあるがかかっているのを聞いた事がない。だいたい曽我部さん。この日に至ってはクリープハイプなどが流れていたので、やっぱり変わってしまったのはお店なのかもしれない。


帰宅して、テレビでカープVSジャイアンツの試合を観た。鈴木誠也の2打席連続ホームランに腰を抜かす。山田哲人もウカウカしていられないな、と思ったら、神宮球場では山田が3ホーマー。すげぇ。試合はそのまま広島が逆転勝利で優勝。おめでとうございます!今年のカープはほんと強かった。カープ戦はいつ観に行っても負けた。でもやっぱ緒方監督はバカっぽいなーと思ってしまうのは、CS進出決定時に報道陣に「どこ目指してやってると思ってるんだ!」と一喝したりしてしまうところで。ソフトバンクみたいな常勝チームが言うならまだしも、昨年CS逃した監督が言うことか。後、菊地の併殺崩しの殺人スライディングも嫌い。でも、黒田と新井の号泣抱擁にはさすがにプロ野球ファンとして、涙腺が緩んだし(栗原もいて欲しかった)、本当にいいチームでうらやましい限りです。少しウトウトしてから、夜中に高島平方面へポケモンを探しに出掛ける。川沿いに物流センターや工場が密接していて、全てのスケールが大きく、人通りはまったくない。そのロケーションは完全に異世界のようでテンションが上がりまくった。特にめぼしいものは捕まえられなかった。空気に若干の冷たさを感じ出しているので、新作に備えてBon Iverのアルバムを聴き返している。彼とKanye Westが参加したFrancis and the Lightsの新曲も衝撃だった。むちゃくちゃいい。
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日曜日。お昼にマックで月見バーガーを食べた。春のてり玉、秋の月見、冬のグラコロ、そしてたまに登場するチキンタツタの年4回は欠かさない。慣習みたいなものだから。相変わらずハンバーガ―の季節には敏感でいたいのだ。ランチを終え、電車を乗り継いでお台場へ。ダイバーシティではアイドルがライブをしていたけども、イーブイのがかわいかった。お台場はルアーにレアポケモンがどんどん現れるので、楽しくて仕方ない。親子連れも多く、実にピースフルな空間だった。小さい女の子がジュゴンに対して「大切に育てるから!」と祈りながらボール投げてて、ときめいた。男の子は出現したプテラに間に合わない、とべそをかいていた。この日はめぼしい所だとカメックスフシギバナ、ギャロップ、キュウコンパルシェンニドキングギャラドスを進化させる事ができた。疲れてちょっと座ったら、隣にラッキー(激レア)が現れた時はアドレナリンが出まくりました。CPが90くらいだったのに、HPが170を超えていて、”はかいこうせん”まで覚えているにくいやつです。そろそろ帰ろうかな、という頃合いに人が雪崩のように1箇所を目指し始めたので、わけもわからずとりあえず流れに乗っかり走り出す。この日1番の人数の移動だったので、もしやと調べてみるとラプラス!!!1km先に8分以内に駆けつければ間に合うとの事で。大人も子供も、おねーさんも誰もが走っていた。普段運動をしない人間に1000mを全力は難しく「私は置いて、貴方だけでも行って」といった光景も周りではチラホラ。道も定かではないので、ちょっと迷ってしまい、もうダメかというその時、ついにラプラスが現れる。まさにお台場の公園の端っこ。海から上ってくるイメージなのだろうか。ここで取り逃がしたらあまりに哀しすぎる、というプレッシャーで手が震える。二度失投してしまい、「ヤバい…」と焦るも、三投目で無事ゲット。よりとりどりの嬉悲交交に包まれた公園。これはフィニッシュにふさわしい祭りであった。帰り道、小学生くらいの男の子が「ラプラス捕まえたんだよ!」と自慢しに来てくれた。かわいい。くったくたになって、倒れるように就寝。