青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2016/06/27~)

最近のこと。気がついたら、もうすっごく暑い。まもなく2ndがリリースされる(まじかよ)、The Avalanchesのファーストアルバムばかり聞いています。

Since I Left You

Since I Left You

先日の神宮ではあまりの日差しに、唇を日焼けしてしまった。唇の日焼け、という現象をこの歳にして初めて認識したのだけど、そりゃあれだけ剥き出しならば、焼けるよなぁ。唇って身体の中で最も剥き出しなのでは。小学生の頃、GLAYが口唇と書いて”クチビル”と読ませる感じが気持ち悪い、と思っていたのだけど、今考えてもやっぱり気持ち悪い。すごくどうでもいいイントロダクションになってしまった。



月曜日。ブルーマンデー。退社後、スーパーで買い物してから帰宅。特売日で蒸し鳥とスモークされた鴨肉がとても安く買えた。サラダに添えたい。豆腐、納豆、キムチ、茄子の漬物を食べた。急に気になって、豆腐の「木綿VS絹」の抗争は調べたところによると、若干ではあるが絹が優勢のようだ。しかし、だいたいの人が「料理によって使い分ける」という意見のよう。そら、そうだ。私は豆腐を調理せずにそのまま食べたい時、だいたい絹を選んでしまうのだけど、木綿が好きというほうが断然”わかってる”っぽいので悔しい。絹はポップスで、木綿はブルースなのだ。高野豆腐はジャズ。


録画していた『乃木坂工事中』と『欅って書けない?』を観た。乃木坂46鈴木絢音さんブレイク前夜という感じ。握手会での人気もどんどん上昇しているようだ。欅坂46の2ndシングルのフォーメーション、凄くリアルだな、と思った。「ひらがなけやき」の立ち位置がまだ理解できていない。その名称も含めて、悪手としか思えない。合併してシンプルにアンダーメンバーにすればいいのに。乃木坂の3期生に応募してくるのは、普通に考えて欅坂46以下の粒なんだろうなぁ。少しでも賢ければ、乃木坂3期生よりも、成功がある程度確約されたグループの1期生を選ぶ。平手ちゃんやベリサ、ベリカが3期生にていくれたら、どんなに素晴らしかった事でしょう。『NOGIBINGO 6』最終回の、「ラーメンを食べる時、ゴムで髪を結ぶ西野七瀬」と「電話をしながら足の爪を切る橋本奈々未」が素晴らしくて、ありがとうございます。7月から『KEYABINGO』が始まるらしいのだが、MCに起用されたのはなんとサンドウィッチマン。あーその手があったか、と唸った。乃木坂にとってのバナナマンのような存在は、サンドウィッチマンしか考えられない。既に伊達ちゃんが

何か言ってみようと思ったら、言ったほうがいい。何も発言していないって思ったときは手を挙げてくれたら僕が指しますから。みんなこれからです。頑張ろう。

という最高のコメントを出している。素晴らしい。しかし、もったいないなぁ、なんで『欅って書けない?』のスタッフはサンドウィッチマンという選択に気づかなかったのか!『欅って書けない?』のMCがサンドウィッチマン、『KEYABINGO』が土田+澤部というほうが収まりがグッといい。



火曜日。雨降り。傘についた水滴が一遍に拭きとれてしまう何かしらの装置みたいなものが全ての駅の改札にあったらいいのに。濡れた傘を持った人々の詰まった通勤電車ほどウンザリさせられるものってないのだ。退社する頃には雨が止んでいたので、歩いて帰る。歩いていると、本当に無心になれる。本屋の寄って『キネマ旬報』がジブリ特集、ジョン・ラセタ―のインタビューが載っていたので購入。表紙もいい。

南波氏による論考、とりわけ『耳をすませば』への批評が素晴らしかった。黒木瞳が映画監督に挑戦して、その主演が吉田羊というのを誌面から知る事ができました。今の若い子達は「黒木瞳がお母さんだったらどうすんべ?」とか「お前のお母さん、黒木瞳ばりに若いな」って話とかしないんだろうな。15年くらい前はだね、世の中のお母さんが黒木瞳基準で語られる時代があったんだよ。黒木瞳Wikipedia眺めていたら、『昔の男』『恋を何年休んでますか』『木更津キャッツアイ』といった2000年代初頭のTBSの金10時ドラマ、むちゃくちゃ観ていた事に気づいた。他にも『世界で1番熱い夏』『愛なんていらねぇよ、夏』など話題作が充実している。



水曜日。お腹が減ってフラフラになったので、餃子を食べた。シネコンで『クリーピー 偽りの隣人』を観る。2回目。あぁ、面白い。目が楽しい。近くの席に座っていたカップルは「なに、これ」「長いし、わけわからん」「失敗したぁ」と激しく後悔していました。黒沢清を知らないお客さんも呼べるパワーが西島×香川というキャスティングにはあるのだなぁ。西島秀俊のここ5年での人気の伸び率凄まじい。アミール・ナデリの『CUT』が新宿で上映していた時なんて、舞台挨拶でもないのに劇場の入口に座って客入りを眺めるフラットさだったけども、今そんな事をしたら大騒ぎだろう。『クリーピー 偽りの隣人』の感想は長くなってしまった。
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感想からははぶいたのだけども、香川と竹内がテレビでクラゲの映像を観ていた。『アカルイミライ』だ。
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スクリーンプロセス撮影の車内で「まだまだいくぞぉ」の香川と、望遠鏡でコの字型を探す香川が最高。



木曜日。歩いて帰り、汗をかく。野球中継が気になりながらも、サウナに出掛けて、リフレッシュした。前回行った時も一緒だった堅気じゃない人がまたいた。土日にもいて、平日の夜もいて、と考えると極道って意外とホワイト企業なのだろうか。サウナのテレビではナイナイが芸能人と釣りをしていた。今のナイナイには面白いディレクターや作家は寄ってこないのだろうか。ナイナイの釣りの後には、みのものんたと久本雅美が司会をしている番組が流れていた。タイムスリップしたみたいな気分だ。家に帰ってDVDで黒沢清の『回路』を観た。

回路 [DVD]

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加藤晴彦有坂来瞳が出演しているの時代を感じる。



金曜日。一旦、帰宅してダラけていたのだけど、地方から学生時代の友人が出てきたというので、自転車で池袋まで向かい、遊んだ。と言っても、ダベっていただけなのだけども。肉Balでソーセージなどを食らって、ファミレスで朝方までグダグダしていた。繁華街の深夜のファミレスにいる人達は一体何者なのだろう。ほとんど女性の1人客で、何かを食った後、机に伏して寝ていた。朝方の人の少ない道を自転車で駆け抜けるのは心地よい。帰宅して倒れるように眠る。



土曜日。快晴。溜まっていた洗濯物を干しに干す。お昼に松屋グリーンカレーを食べる。本格的なグリーンカレーで驚いた。松屋のカレーのレベルは信頼できるな。部屋の掃除を済ませて、録画してあったNHKの『ドキュメント72時間』の「京都・鴨川デルタ、青春の日々」を観て、その何気なさに泣く。素晴らし過ぎる!恥ずかしながら初めて観たのですが、毎回こんなにクオリティが高いのでしょうか。過去のアーカイブ全部観たい。電車で新宿に出掛けた。新しくできたJR東日本とルミネによる新商業施設NEWoManに寄ってみる。「TORAYA CAFE・AN STAND」でコッペパンを食べて、「ブルーボトルコーヒー」でアイスコーヒーを飲んだ。
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トレンディで楽しいではないか。原宿に移動して、アストロホールでayU tokiOの自主イベント『New Solution3』を観た。今年ベストライブ。
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客入りがパンパンなのにも、感激してしまったな。日テレで1日中音楽番組が放送していたらしい。そこで披露された乃木坂46「きっかけ」と欅坂46「世界には愛しかない」が最高でした。欅坂46の楽曲の充実ときたら。秋元康の歌詞、声、振り付け(スカートが揺れるということ)、どれをとっても完璧。平手ちゃんの存在がクリエイタ―を刺激するのか。夏のアニメ映画を1本観たような充実がこの楽曲にはある。



日曜日。凄まじく暑い。朝起きたら、汗だくであった。シャワーを浴びて、パン屋に行き、朝ごはんを確保。洗濯機を回して、シャツにアイロンをかける。昨夜の『ゴッドたん』の「仲直りフレンドパーク」がとっても面白くて、大笑いしてしまった。すっかりこの状況に慣れてしまったが、こんなものを地上波で観られるという喜び。キングコング西野はオダギリジョーくらいかっこいいし、バラエティの勘と反応速度はピカ1。それほどの逸材でも結局天下を獲れないまま終わるのだから、恐ろしい世界だ。昼前に自転車で豊島園の「庭の湯」へ。道すがらで大学の後輩に会った。新婚ホヤホヤで幸せそうであった。そういえば、レキシの曲を先日、初めて聞いたのですが、普通に良くてビックリしました。アルバム5枚も出してんだなー。
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この日はお昼ご飯前に温泉とサウナ3セット。館内着をまとって軽くお昼ご飯。少し休憩して、もうお風呂場に戻って温泉とサウナ3セット(内1回はアウフグース)。もう気持ち良さでフラフラの中、リラックルームで惰眠を貪る。18時過ぎに起きて、再びサウナ3セット(内1回はアウフグース)で最後のととのいを終え、食事処で野菜カレーを食べてフィニッシュ。温泉とサウナのフルコースを堪能した。気が付いたら7時間が経過していた。これぞ、贅の極みである。熱風師という仕事はこの世で1番かっこいい職業ではないか。熱風師とは、サウナの中でタオルを扇ぎ、心地良い熱風を起こす人の事です。何たる重労働か。彼らのパフォーマンス後にはいつだって最高の拍手を送りたいものだ(裸で)。



スワローズのこと。中日を3タテ後、敵地で広島相手に1勝2敗、巨人に2連勝で、6勝2敗。何と言ってもまずは山田哲人だろう。今年は開幕からずっと調子が良く、トリプルスリーだ三冠王だ、とメディアで騒がれていますが、とにかく勝負弱かった。ここぞ、という場面で全く打たない。ノンプレッシャーの場面で本塁打・安打を重ねている記録マシーンじゃないか、と苛立ちするら覚えていたのですが、交流戦明けから別人のよう。チームに勇気を与えるようなホームランを連発している。得点圏打率も2割台から一気に3割突破、スーパーヒーローだ。巨人戦での2本の勝ち越しホームランには興奮のあまり、鳥肌を通り越して、頭痛すら覚えた。そして、「このチームが大好き。ドラフトの時に戻っても、またスワローズに入りたい」という発言に涙。ありがとう、山田!壊滅状態であった投手陣も立ち直りを見せている。村中、杉浦といった先発再転向組が躍動し、怪我から復帰した平井がリリーフとして大活躍。カープ戦での圧巻のピッチングは忘れ難い鮮烈な印象を残した。フル回転のルーキ、秋吉も踏ん張っている。ついに最下位を抜け出し、更には館山・由規、石川の復帰が続々と決定している。勢いに乗ってくれるといいな。オンドルセク問題はどうなるのだろう。バーネットがきっとなんとかしてくれると信じている。
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『週刊プレイボール』のこの記事に感動。