青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

松本小旅行記

起床、天気よし。洗濯機を回したい欲求に駆られたが、レンタカーの予約時間があるので、急いで家を出ます。本日は長野県松本市への日帰り小旅行なのだ。ドライブ、蕎麦、ショッピング、市内観光と楽しみは多々ありますが、最大の目的はceroのライブ。ZEPP TOKYOでのツアーファイナルのチケットは押さえてあるものの、そこに辿り着くまでの過程を目撃したかったのです。それほどに『Obscure Ride』というアルバムは私を魅了してやまない。ceroの大名曲「orphans」に

サービスエリアで子どものようにはしゃぐ
クラスメイトが呑気で私も笑う

とありまして、サービスエリアというのは確かに独特の磁場があるといいますか、愚かな金銭感覚に陥りがちです。お腹空いてなくても何か食べたくなるし、喉乾いてなくても飲み物買いたくなる。後、尿意はなくともトイレに行きます。これは備えあれば憂いなしですので問題ありません。やっかいなのは食べ物だ。たいして美味しくもないとわかっている上に割高な肉の串なぞにに、つい手が伸びてしまう。今回の休憩ではわさびコロッケとピーナッツ味噌煎餅を購入してしまった。餡が鮮やかな緑色のコロッケはちゃんとわさび味で美味しかった。煎餅にいたっては1枚200円もするというのに、まだ食べていません。もったいない。磁場にやられたとしか思えない。『アメトーーク』は早く「サービスエリア大好き芸人」を収録すべきでしょう。真夜中のサービスエリアも好き。そんなこんなで2回の休憩を挟み、都心から車で約4時間。松本市は意外と遠いのだ。松本には学生時代年に1回のペースで来ており、昔から好きな街だ。駅前はいかにも地方都市の趣を漂わせているが、奥に進んでいくと、城下町としての伝統と洗練されたシティ感、更に自然の情緒が上手く調和した街並みが広がっている。川や水路など豊かな水の気配が常に街に溢れている所も好き。中心部ですら空気が美味しく、身軽になったような心持ちで街を練り歩けた。


到着してまずお昼。昭和8年創業の老舗洋食屋「おきな堂」でカツカレーを頂く。
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スパイシーなルー(少なめ)と柔らかいヒレカツ、そしてフルーティーなソース&マスタードの魅惑のハーモニー。とびきり旨いわけではありませんが、悪くないお味。レトロな雰囲気が観光気分を高めてくれるでしょう。腹ごなしに街を散策。松本はどうやら蛙の街らしく、いたる所に蛙のオブジェや看板が見られる。
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『NARTO』的な蛙様たち。『鳥獣人物戯画』の蛙と兎の相撲を模した焼物がよく売っていた。欲しい。個人的には、蛙が勝った事に喜んでいる後ろで観戦している蛙達のにくらかわいさが好きなので、あれもフィギュア化して欲しい。松本では洒落た洋服屋も多く見かけた。今回は、個人的にずっと行ってみたかった「5 minutes」というお店に足を運んでみた。こちらの店主のブログでの取扱品に対する愛に溢れ、かつワクワクさせられる筆致のファンだったのだ。古い雑居ビルの3階の小さなスペースに踏み入れると「おぉ、ブログで紹介されていたアイテムの数々!」と、興奮を抑えられません。と言うより、店主その人に対して「あのいつもネットで見ている人だ!」という感じ。本当にスプリングコート履いている!とか。取扱アイテム自体は決して多くはないのですが、1点1点に明確なセレクトした理由を店主が熱く抱いているのであろうヴァイブスにあてられて気持ちが上がります。旅の思い出として、ポケットTシャツを1枚購入。むちゃくちゃお気に入りの1枚になりました。店を出てプラプラ歩き出し、何となく目についた雑居ビルの扉に貼られたポスターがcero。そう、本日のメインイベントであろうceroのライブの会場でした。
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こんな古い雑居ビルにライブハウスがあるのか!とワクワクしてしまう入口。ポスターをよく見てみると、開始時間が18時とある。勝手に19:30くらいからスタートと思っていたので、危ない所でした。多分、たまたまここを通らなければ、わざわざ松本まで来て、1時間以上遅刻していた事でしょう。出会いにまじ感謝。まだ時間があったので、街を練り歩く。松本城という観光名所もあるのですが、何度も行っているので割愛。歩き疲れたので「珈琲美学アベ」というクセの強い名前の喫茶店で休憩。「モカクリームオレ」を注文。
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銅の器に入ったモカアイスクリームが運ばれてきて、店員さんがそこに珈琲とミルクを同時に注ぐ。茶色い虹がかかります。このモカアイスが絶妙な甘さでとても美味しい。甘味で体力を回復した所で、いざライブハウスへ。はるばる松本まで来てよかったな、と心から思えた。今のceroをあそこまでライブハウス然とした箱で観るのは都内で困難を極めるであろうし、それはもう贅沢な行為でありました。ツアー最中ですし、ライブレポを書くのが苦手なので、内容には触れないでおきます。端的な感想を述べるなら「まじですげぇな」の一言。あの音源でのグルーヴがそのまま等身大に鳴っていた。凝った演出とかない分、演奏者として凄味にただただ浸れました。ドラムの光永さん推しが止まらない。最近は「Narcolepsy Driver」「Wayang Park Banquet」「DRIFTIN’」がお気に入りです。余談ですが、髙城さんがMCでハリーポッターの話していて、先日読んだ芸能人をホグワーツのどの寮に汲み分けられるかってスレッドを思い出してしまい、髙城さんはグリンフィンドールで、橋本さんはハップルパフと悩んでグリフィンドール、荒内さんはスリザリンだな、とまじでどうでもいい事を夢想してしまった。



ライブ後は、空いていた蕎麦屋にフラっと入り、海老おろし蕎麦と馬刺しをつまむ。水の綺麗な土地のお蕎麦は美味しいものです。帰り道は若干空いていた。BGMはcero、OMSB、Jumpin’、モーニング娘。、ayU tokiOなど。しかし、Jumpin’の楽曲の素晴らしいことよ。さくら学院に必要な曲、みたいのが詰まりに詰まっている気がする。やっぱりクリエイターが統一されていると良いよなー。「3・2・ワンダフォー!!」が最近好きで好きで。後、『Obscure Ride』のタワレコ購入特典の「街の報せ」をやっとちゃんと聞いたのですが、すんごい良い!
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泣きそうになってしまった。これを特典でいいのか。まだ購入していない方はタワレコでゲット推奨です。途中に寄ったどこか湖のサービスエリアの夜景がとても綺麗だった。無事帰路についたご褒美にコンビニでラスト1個になっていた復活ぺヤングを買って食べました。美味しい。なんで、こんなに美味い気がしてしまうのだ。復活の際は、普段は手が出せない「超大盛り」で決めたい、と思っていたけど、今の所見かけない。なくなくってしまうのだろうか。


というのが先週の土曜日の話で、その他「最近のこと」としましては、ロロの『ハンサムな大悟』がおもしろかった。アフタートークに井口奈己が!感想を書きたいのだけど、絶賛スランプ中。映画では三宅唱『THE COCKPIT』と原田眞人『駈込み女と駆出し男』が最高(2作ともリハビリで感想書きました)で、ブラッド・バードトゥモローランド』がまぁまぁでした。『トゥモローランド』は藤子Fファンは観て損はないのでは。途中までは「よくぞ、これをアニメでなく実写で!」と涙目だったのですが、終盤はわりとどうでもよかった。漫画は『海街Diary』と『神戸在住』を読み直しているのと、沙村広明『波よ聞いてくれ』は買いました。

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』『制服は脱げない』ファンとしては待望の現代劇。当然面白い。
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みなさんは『人喰いの大鷲トリコ』のプレイ動画を観ましたか?『ICO』『ワンダと巨像』に続く、上田文人の新作。ちょっと凄すぎますね。風に揺れる鷲の毛の質感だけで、ウットリの溜息。「落ちない」事が義務づけられた信頼のジャンプに涙が漏れそう。『FF7』もリメイクで出るらしいし、PS4買うしかないのか。でもゲームやる時間作れないんだよなー。