青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

週末のこと。夏から秋に移り変わるこの季節というのは本当にいい。もう少し秋が深まるとどこか物哀しい気持ちに襲われるので、これくらいが1番いいのかもしれない。金曜日は退社して、とんかつ屋へ。特に美味しいという評判も聞いた事のないお店だったので、飛び道具で”味噌かつ”を注文してみる。うーん、決して不味くはないのだけど、どうも甘さが強過ぎて、味噌の味しかせず、とんかつを食べたという気持ちになれなかった。ひさしぶりにとんかつを食べたら、胃もたれの予感に満ちていたので、黒烏龍茶を飲みながら歩いて帰った。道すがら、くるりの新しいアルバム『THE PIER』

THE PIER (通常盤)

THE PIER (通常盤)

を聞いていたのだけど、これは素晴らしい。聞いた事のない音と進行。情報量が多くて、ほとんど処理しきていれませんが、「わっ」という驚きが喜びとなります。前作『坩堝の電圧』の数倍好きですね。この間フェスで観たライブもよかったので、久しぶりにワンマンライブ行きたいと思えるアルバムでした。7月にNHK BSプレミアムで放送した『ザ・レコーディング』からの「ばらの花」の動画もよかった。フルカワミキ久しぶりに観た。「そういえば、こんないい曲だった」とハッとしますね。多分、うちで受信できないけど、この番組観たかったな。帰宅して録画を消化。『昼顔-午後三時の恋人たち-』9話と10話を一気に観る。盛り上がっている。上戸彩斎藤工の不倫が”おままごと”みたい、というズレが面白い。男優はいいのだけど、女優陣がなぁ。最終回の演出は西谷弘だろうか。期待したい。円城塔が脚本を担当した『スペース☆ダンディ』24話「次元の違う話じゃんよ」ゴチャゴチャしていて面白かった。第3シーズンもやって欲しい。『若者たち2014』はやっぱり脚本が本当に酷い。内容も台詞廻しも。音楽プロデューサーとリベンジポルノってまじ何なんだ。



土曜日。朝6時に起きて、伊豆に向かう。新宿からロマンスカーで小田原まで。小田原から熱海、熱海から伊豆三島と乗り換えを重ねて、到着したのが11時頃。伊豆三島駅にある駅そばのお店が、何かのグランプリと書いてあるのを見て、思わず月見そばの食券を購入してしまった。

確かに美味い。駅そばでここまでのものを食べられたら幸せだ。別のエントリーにも書いていますが、『IZU YOUNG FES’14』とにかく最高でした。来年度もまた絶対実現させて欲しいです。18時頃に終了して、そこから1時間かけて伊東に移動。宿への道筋を間違えて、海に出てしまうものの、夜の海の雰囲気を堪能できて、よかった。宿で温泉に入ったら、疲れがドッと出てぐっすり眠った。日曜日。朝、なんとか早起きをしてもう1度お風呂に入りに行き、宿で朝食。宿でとる朝食ほど優美なものもなかなかないものです。伊東の街並みを眺めながら、駅へ。伊豆周辺は昔ほど観光地としての集客が弱まっていて、廃ホテルが結構ある。それが何とも言えず、物悲しくていいのだ。


「伊東グランドホテル」なんてそこそこの老舗だったろうに今年廃業してしまったそうだ。外観は無機質にくたびれてはいるが、かつて賑やかであったであろう空気が残っているみたいで、グッときた。

駅前の大衆浴場なんていうのも、これはもう営業していないのだろうな、と写真を撮ってみたが、まだバリバリ営業しているらしい。凄い雰囲気。駅前から続く商店街はなかなか活気があった。


七福神銅像に温泉の湯をかけられるオブジェラリーにも思わず参加してしまった。美味そうなとんかつ屋や喫茶店も何軒かあった。旅行の時だけでも胃袋が3つくらいにならないかしら、といつも思う。駅に貼ってあった『伊豆シャボテン公園』の55周年記念のポスター。

あのつまらない公園が55年間もあるのか、と驚くのとは別に、右の子の表情。

むちゃ嫌そう。これ採用してしまう『伊豆シャボテン公園』好きだ。




伊東から電車で熱川へ。座った席の向かいにイヤフォンをしながらエアギターを弾いている初老の男性がいて、ミュージシャンなのかしら、と思いながら見ていたら、ライブも観た事ある方だった。こんな事あるものか、と思うも声をかけたりはしませんでした。熱川駅で降りてみると、立ち込める硫黄の匂いにテンション上がってしまう。坂の多い町。

こちらも別エントリーに書いたのだけど、『嵩磯の湯』サイコーでした。温泉に入った後、「にしき」という海鮮を食べさせるお店でお昼ご飯をとる。本日の海鮮丼とイカのメンチを食べた。


新鮮。イクラとウニが想像以上に旨かったので、ウニ・イクラ丼にしてもよかった。イカのメンチは初めて食べる味でしたが、ソースをつけずとも美味しい。あまりにやる事がないので、散歩の後に、射的ゲームに興じる。ドラマとか映画で観過ぎてやった気になっていたが、何だかんだで初めてやったかもしれない。

温泉に卵を15分浸して食べた所で、踊り子号の時間がきたので帰路につく。帰宅して録画してあった番組を消化。『エビ中グローバル化計画』と『アオイホノオ』を一気に観るのが週末の楽しみでした。終わっちゃうの寂しい。『エビ中グローバル化計画』はエビ中の奔放な魅力がナチュラルに発揮された名番組だった。流れ星のMCも絶妙だったので、息の長い番組になって欲しかったので残念だ。ここ何回かは編集もキレキレで、流れ星瀧上のスベリ芸に対する残酷なまでのカット編集が超面白かった。エビ中が面白過ぎて、撮れ高が異様に多いのも理由なのだろうけど。



月曜日。翌日が祝日なのでいい気持ちで働けた。しかし、洗濯物を干してきたのに、予報に反して雨が降ってきて内だ。退社後、中野芸能小劇場で『べストエンタ!』 というお笑いライブへ。マセキの若手主要漫才師が総出演の素晴らしいメンツのライブだった。しかし、1番の衝撃はランジャタイという漫才師。いやービックリした。天才というのはいるものだ。まだ1本しか漫才を観ていないにも関わらず彼らは天才だと信じてしまいたい。現在は浅井企画に所属しているらしい。彼らの凄さについてももう少し考えてみたい。他にも気になる芸人が結構いたな。サンシャイン池崎はOPMCの段階ではうるさいな、くらいにしか思っていなかったのだけど、ネタを観たら緻密さとテンション芸のアンサンブルが妙に面白くて、かなり笑ってしまった。今年のR-1グランプリで決勝に行って欲しいものです。ヤーレンズというケイダッシュ所属の漫才師の面白さも発見だった。十中八九、おぎやはぎの影響下にいると思うのだけど、多くいるフォローワーの中でも非凡なものを感じました。この日の漫才、オチが素晴らしくて身を乗り出した。マセキ勢では、この日は浜口浜村の「不死鳥」が1番よかった。アンケート結果も1位だったらしい。流れが来ているなぁ。モグライダーとエル・カブキはそこそこ。アンケートでは3位だったそうだけど、三四郎のこの日の漫才いまいちに感じてしまったなぁ。最近面白いと思えないのはなんでだろう。さらば青春の光の高レベルで安定した面白さにも痺れる。今年の『キングオブコント』かっさらっちゃっていいのでは。森田さんの発話するだけで面白い感じ、テレビに出る為の才能だ。エレファントジョン、ドリーマーズ、巨匠の人力舎勢もよかった。中野のミスドでドーナッツとコーヒーをしばいて帰宅。