青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

水曜日。夏休み明けの出社。涼しい日でした。さすがに仕事が溜まっていて、残業。いよいよ『THE MANZAI2014』の予選も進んでいて、ドキドキしています。三四郎浜口浜村、ドリーマーズ、モグライダー、エル・カブキに認定漫才師の座をどうかもぎとって欲しいものです。後はエルシャラカーニに頑張って欲しい。『キングオブコント2014』について、希望のこもった予想を記しておきます。シソンヌ、ジグザグジギージャルジャルさらば青春の光、巨匠、日本エレキテル連合天竺鼠うしろシティ、ニューヨーク、ラブレターズの10組。しかし、ザンゼンジ、ダブルブッキング、マヂカルラブリーの敗退が信じられない。ザンゼンジの想いも乗せて、今年は巨匠に頑張ってもらいたい。



木曜日。今日も涼しい。気合いで18時前に退社して、練馬へ。文化センターで立川志の輔独演会を堪能した。終演後、駅前の「アンデス」でナポリタンを食べて帰る。家でORGE YOUR ASSHOLEが劇伴を担当した『スペース☆ダンディ』21話「悲しみのない世界じゃんよ」を観た。オウガのアンビエントなギターサウンド、最高。脚本が総監督の渡辺信一郎で気合いの入った回だった。藤子F先生の『モジャ公』のフィーリングあった。「天国よいとこ」のオマージュではないだろうか。『HERO』7話in熱海もなかなかよかった。『アオイホノオ』も面白すぎる。OP映像が好きで、毎回飛ばさず観てしまう。しかし、途中までずっとタイトルを『アオイノホイ』だと思っていました。HOMECOMEINGSと平賀さち枝の「白い光の朝に」のMV最高発表された。良過ぎる。本当に冗談よせよ!と言うくらいにいい。

やばい。美しさ。映像の素材撮影はHi,how are you?の原田君じゃないか。天才か。畳野さんの日本語ボーカル!畳野さんのボーカルはまじで特別だ。



金曜日。仕事後、吉祥寺へ。キチムでザ・なつやすみバンドのワンマンライブを観た。音が悪い、というか生々しい。確かに会場がカフェという事で、独特の親密さは流れていたが、せっかくのワンマンなのでいい音でバンドの演奏を聞いてみたくも思う。しかし、曲がいい。なんせ冒頭から「サマーゾンビー」「めくらまし」「傘はいつも」の3連である。ザ・なつやすみバンドがポップサイド全開の時のセットリストだ。続く「(春)はどこへいった?」の素晴らしさよ。今年すでに、この曲と「S.S.W」を書き上げているMC.sirafuのソングライティングの凄まじさ。シラフさんの凄さはたくさんあるけど、やっぱり何より圧倒的ないい曲を書けてしまう事に1番痺れるな。2部ではゲストにbonobos蔡忠浩が登場。ザ・なつやすみバンドの「世界の車窓から」のカバーを披露したのだけど、楽曲の普遍性が浮き彫りにさせる、ボーカリゼイションに圧倒された。彼独自の節回し、メロディーを会得している感じがいい。私がbonobosを聞いていた時は、どうしても佐藤信治のフォローワーという印象が強かったのだけど、もう全くその領域にいない。ザ・なつやすみバンドと共に世界で1番いい曲の1つであるカーペンターズ「(They Long to Be) Close to You)」などを披露。2部も「悲しみはぼくをこえて」「お誕生日会」「ファンファーレ」とベストヒッツな選曲。この日は「ユリイカ」の演奏が1番よかったような気がした。バシっと決まっていたのです。「なつやすみ(終)」は色褪せず素晴らしい。明日が早起きなので、そそくさと帰り、荷づくりをして眠りにつく。



土曜日。平日より早起きして、高速バスで河口湖へ。バスはトーマス号でした!

『SWEET LOVE SHOWER2014』にイン。10年ぶりのフェスではしゃいでしまった。山下達郎(ゲストに竹内まりや)、くるり岡村靖幸Dragon Ashなどを観ることができた。トリのMAN WITH A MISSIONを見ずして帰ったので、何とか渋滞に巻き込まれず宿に戻れた。途中、コンビニでご飯を買って、部屋で食べる。強い疲労感はあったが、山ライブから得た満足感と宿のお風呂のバイタル温泉が肌にあったのか、はたまた富士山のマイナスイオンパワーか、ぐっすり眠って翌日は元気モリモリだった。ここ最近、ずっと体調が悪かったので、本当に気分がよかったです。日曜日は宿を出て、河口湖へ移動。お昼に囲炉裏焼きのお店へ。日本家屋風のお店。光の入り方が最高ですね。

囲炉裏で魚貝、肉、野菜などを焼いて食します。


岩魚があまりに絶品だった。串に刺さってまだピクピクと動いた状態で運ばれてくるので、新鮮。川魚なのに臭みは一切無く、身はホロホロ。鶏、トウモロコシ、味噌田楽も最高だった。うずらを丸焼きで食べられるのもこの店の売りのようなのですが、こちらはちょっと野性味溢れるお味。締めでほうとうまで登場して、満腹中枢を完全に破壊されました。大満足です。富士山パワーでどんどん元気になるので、調子に乗って、突如15時からのナイトフリーパで「富士急ハイランド」へ行く事に。小学生以来である。絶叫に乗れるようになったのは最近で、さすがにもう平気!と思っていたのですが「FUJIYAMA」に衝撃を受ける。むちゃ怖いですね。

しかし、広告とか注意書きとネーミングセンスなどから香る富士急ハイランドの独特の関西ノリは何なんだろう。突然、大きな金色の招き猫がいたりする下世話さとかたまらないです。

中型の絶叫系マシンもとしまえんよみうりランドとは一線を隠す技術で興奮させられっぱなし。超高層空中ブランコとか最高ですよ。待ち時間が長過ぎて、「ええじゃないか」「どどんぱ」などの人気マシンは断念。しかし、「富士航空社」という新しいマシンがあまりに最高で、ビビった。パンフレットの説明を読んでも、どういうアトラクションなのかいまいち伝わってこないのだけど、巨大スクリーンに東京から富士山周辺を飛行ジオラマ視点で映し出され、映像と連動して座席が動くのですね。しかも、風や匂いも連動する。これが本当に凄い。ディズニーランドの技術をはるかに超えている。言ってしまえば、スピルバーグ作品、ジブリ作品の飛行シークエンスから得られる興奮を体感できるのです。なのに、ほとんど待ち時間なく乗れてしまう。人気がない。

安っぽい設定やヴィジュアル展開で完全にブランディングに失敗しているのだ。もったいない。調べてみたら、音楽は久石譲が担当しているようだ。どうりでジブリ感があるわけである。もし、富士急ハイランドに行かれる事がありましたら、必ず乗ってみて欲しいアトラクションです。自律神経が破壊されて、気持ち悪くなってしまったので、20時手前に退園して、鈍行でのんびり帰った。