青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

金土日のこと

週末のこと。金曜日。仕事を終えた後、池袋へ。「もうやんカレー」でアボガドとベーコンとトマトのカレーを食べる。「もうやんカレー」は珈琲やルイボスティー飲み放題なのがたまりません。何年か前にサンシャイン通りにできたブックオフに初めて足を踏み入れてみたのだけど、なかなかの広さに驚く。恒例のGOMES THE HITMANチェックをしてみたら、なんとゴメスの名称札が!これは凄いですよ。2ndアルバム『cobblestone』1枚だけ置いてありました。私は持っているので、誰か回収して下さい。ブックオフの上にある映画館でAKBのドキュメンタリーを観た。このシリーズの結構なファンなのだ。入場特典で写真が貰えたのだけど、スクリーンの入口に立っている男性に「写真いります?チケットの前売り券と交換しませんか?」と交渉を持ちかけられたので、快く受け入れた。「もう1回観られるぜ」と喜んでいたのだけども、作品を観終えてみると、疲労感が強く、もう1回はしんどい。内容は興味深かったのですけどね。でも、やっぱり前田敦子の映っていないAKBの映画はちと寂しいな。いや、大島優子も凄くいいのだけども。帰宅して昨日の『とんねるずのみなさんのおかげでした』のスペシャルを観る。「全落ちオープン」と「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の2本立てとか最高。とにもかくにも感動してしまったのは、こにわ & 長谷川恒希の「石橋貴明おぎやはぎ矢作」のモノマネ。何回も巻き戻しては再生した。矢作の本質が鳴っているような気分になった。こにわ(サンミュージック所属!)の石橋貴明は、巷に溢れる石橋貴明のモノマネとは一線を画すネクストレベルに到達している。貴さんのモノマネと言えば、往年のイメージに引きずられた傍若無人な側面をなぞるものが一般的だが、彼の演じる石橋貴明は、どこかおばさん臭さすら漂わす貴の「静」の側面を見事にトレースしている。いや、ほんと凄い。

後、好きだったのは阿佐ヶ谷姉妹の「玄関開けたらいる人」とエハラマサヒロの「赤いきつねのCMの時の武田鉄矢の勢いの良い言い方」に腹を抱えて笑った。レベル高すぎる。『アメトーーク』が「腰痛い芸人vsお腹ピーピー芸人」という目を疑うような冴えのない企画の回で驚いた。対立軸の作り方酷過ぎる。



土曜日。微妙に雨が降っている。家で『探偵はBARにいる2』をDVDで観終える頃に、雨があがったので、自転車で吉祥寺へ。途中、ブックオフに寄って、探していたチェーホフの短編集を見つけ出す事ができホクホク。ついでに『ムーミンパパの思い出』も購入。吉祥寺に着き、ココ吉・ディスクユニオンを見て回り、タイムセールになった1個108円のハラドーナッツを路上で齧りキチムへ。『うつくしきひかり×中川正子〜雨のうつくしきひかり〜』を目撃した。つくしきひかりは本当に素晴らしいライブを聞かせてくれた。チェロの関口将史さんの加わったトリオ演奏。デュオ演奏の隙間から聞こえていたであろう音が実際に鳴っているようで、一層エモーショナルに響いてくる音楽に心震えた。「セカンドライン」のピアノとスティールパンの音が重なり合う、あの瞬間。アルバムに収録されていない「合図」という楽曲も素晴らしかった。ピアノのポップスにノイズアンビエンスが当たり前のように同居しているその尊さ。中川さんとシラフさんの作る楽曲が本当に好きだ、と改めて思った。2部が始まると、何の説明もなくシラフさんがドローン演奏を黙々と10分間披露するという攻めの姿勢に大変興奮してしまいました。音も素晴らしく、後半に向けて耳馴染みがよくなって、浄化されていくような気分を味わえた。MC.sirafuの即興演奏の音源化望まれる。

2部では『たとえば、あの、雨の日に。』というスライドと朗読の催しに3人が即興で演奏をつけていくというもので、3人の演奏の素晴らしさを差し引いても、スライドショーの出来の悪さには閉口してしまった。2014年にここまで言葉が軽く、美意識だけを掻き集めたような表現にお目にかかれるとは。苦悶の声を絞り出す朗読にのせて、白い部屋で白い服着た長髪の男性が膝を抱えたり、寝そべって悶えたりしている写真を何枚も見せられ、発狂寸前。まじでこれは何なんだ?と思っていると、作品の言葉を担当した人が、「簡単に言うと、雨の日に昔好きだった彼女を思い出し、落ちる所まで落ちて、その過程で、やっぱり彼女の事が好きだ、と気付き、雨が上がり、少し希望が見えてくる、というお話なんです」という風に説明していて、「まじか」となりました。今風に言うなら「お、おう」だ。まぁ、ここまで書いたから言っちゃいますが、肝心の雨の写真自体も全くいいと思いませんでしたね、僕は。ウソしか写ってないな、と思った。雨の写真の後に、「希望のうたです」と披露された「木漏れ日のうた」の素晴らしさ。同じ「希望」という言葉でもこうも説得力が違うか、と思った。アナログ工場の問題で発売が延期されてしまった『木漏れ日のうたep』震えて待つ。終焉後にマスターをポータブルプレイヤーで流してくれました。音とか割れてて、昔のレコードみたいに聞こえたのが、またよかった。早くアナログで聞いてみたい。B面の「針を落とす(MOODMAN REMIX)」もやバすぎた。


ライブ後、「かやしま」でナポリタンを食べて帰る。回りのお客は全員飲んでいたが、1人黙々とナポリタン。本当は「豆蔵」か「モンタナ」でカレーを食べたかったけど、閉店していまたので、ナポリタン。家に帰って流れ星のベストネタライブDVD『回帰』を観る。

流れ星の漫才の構成力のなさも、ここまでくると清々しく、ただただちゅうえいのギャグに「くだらねー」と笑える。『THE MANZAI2013』決勝で披露したあの「膝神」だけえらい練ってあるネタで、不思議でした。その後、Amazonで400円で買った『オードリーDVD』を観てから寝る。
オードリー DVD

オードリー DVD

2009年に出た単独のDVDで、久しぶりに観直した。まぁ、そこそこの面白さなのだけども、若林のピンネタ「野球のスイング」は傑作。



日曜日。晴れ。洗濯機を回し、干してから自転車で出掛ける。今回は久しぶりに遠出してみようと思い、目的地を川越に設定した。途中、朝霞に寄り「いち川」でロース定食を頂く。

それなりの頻度で通う名店。よく締ったさっぱり目のとんかつなのだけども、旨味が詰まっている。ヒレも絶品だが、ロースの控え目な脂もいいアクセント。衣も繊細な味付けで美味しい。みそ汁も漬物もポテトサラダも旨いぞ。初めてカウンターでなく座敷席に座ってみた。

お櫃に入ってくるたっぷりのご飯を自由によそえるので、実に食が進んだ。カウンターに座っても、とにかく女将さんが「おかわりは?」と尋ねてきてくれるので、男の子は最低でも3杯は食らわされます。とにかく「お腹いっぱいになってもらおう」という心意気がいいよね。食後、気候もそれほど悪くなかったので、快調に走る。埼玉県は自転車で走るとなかなか楽しいのだ。川越に到着し、菓子屋横丁入口付近の喫茶店で名物の「芋ソフト」を食べる。

濃厚な芋の味が旨い。私、芋のお菓子に目がない。横丁でも芋けんぴ、芋かりんとう、芋大福、芋ようかん、スイートポテトなどを少しずつお土産として買った。菓子屋横丁でその場で揚げた、おかきが1カップ100円で売っていたので、思わず購入。

米と油と塩のハーモニー。信じられない旨さでした。食べながら街並みをぶらぶら。

大学1年生の時に勉強した事で唯一覚えているのは、川越の一定地域には「小江戸」の景観を守る為に、2階建て以上の建物がなく、電信柱も地下に埋まっているという事です。「時の鐘」の高台だけが例外。喫茶店で珈琲を飲み、888個の風鈴が光って揺れていると聞いて、川越氷川神社へ。


確かに揺れていた。風が吹くと一斉に音を出す。「振動している」というのはなんだか素敵な事だ。光と水のオブジェとかもあって確かに綺麗。

しかし、となりで結婚式もできるホテル経営してるわ、そこでお御籤ケーキセットとか販売してるわで、ちょっと商魂たくまさが滲み出すぎな神社である。帰りも涼しくて走りやすかったのですが、さすがにバテた。家に帰って録画したドリームマッチ観ようと思ったらモヤさまと時間かぶってるのに気付いてなくて、6分しか録れてなかった。死ぬ。



ayU tokiOの「恋する団地」のMVがアップされた。

いや、これは本当に素晴らしい。光が丘団地を素敵に捉えている。練馬区育ちとして推していく所存しかない動画だ。ライブでたくさん聞いた大好きな曲って録音されると、だいたい「なんか違う!」ってなりがちなのですが、これは問題ないどころかより素晴らしい形でパッケージされている。信頼しかない。これぞ2014年のポップスの決定打でしょう!ミニアルバムがまもなく聞けると思うと楽しみで仕方ありません。



lyrical schoolの新曲「FRESH!!!」のMVもまた最高の類のやつでした。

曲もばっちりだな。「ラップをするのは楽しいです♩」でももう決まり。でも本当は最近はもっぱらでんぱ組.incのMVばかり観ているのは内緒です。