6月はやっぱり思ったほどジメジメしていない。雨降りの日は多いような気もするけども、梅雨が本気を出すのは実は7月に入ってからなのだ、という事をここ数年で把握してきている。月曜日。仕事終わって帰宅した後、近所のマックに行って珈琲飲みながら本を読んでいた。本を読むにふさわしい喫茶店が近所にあればいいのに。保坂和志の『残響』『コーリング』を何回か繰り返し読んでいる。
- 作者: 保坂和志
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- 発売日: 2001/11/01
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- 作者: 小田扉
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役所広司と満島ひかりでボクシングってイーストウッドの匂いしかしないじゃないか!
火曜日。神宮にヤクルト戦を観に行こうと思ったけども、雨で中止。大人しく家に帰り、ガキの使いを観ながら豆腐とか酢の物とか鯖の水煮とかをちまちま食べた。お風呂に入りながら庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』を読み終える。
- 作者: 庄司薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
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水曜日。仕事終わりに、本屋へ。保坂和志の流れから、チェーホフの短編がどうしても読みたくなってしまい、探したけども在庫切れしていた。ジュンク堂とかLIBROとかいった大きい本屋でも当たり前のように在庫切れしているのに最近よく遭遇する。就活時代、気の迷いで説明会に参加した事があって、店員が「本屋で在庫切れが1番恥ずべき事なのです!」と叫んでいるのを聞いて、かっこいいな、と思った気持を返して欲しい。その後、友人達と集まってご飯を食べた。友人の選んだお店はモツ鍋屋さんだった。夏にお鍋を食べた事ってあまりに記憶になくて新鮮だった。馬刺しや明太子や辛子れんこんなども食べた。馬刺しの「こめかみ」という部位を生まれて初めて食べる。ただの脂身のようだった。丸ごと食べてしまったのだけど、なんでも赤身でくるんで食べたりするのが正しいらしい。地下にあるなんだか陰気なお店だったが、味は悪くなかった。柴崎友香と磯崎憲一郎という保坂チルドレンを並行して、読み進めている。『ちびまる子ちゃん』と『団地ともお』の読み直しもしていて、頭がパンクしそうです。いや、しかし小田扉が田母神支持者(Twitterで公言していた)と知ってかなりショック受けている。この日、ヤクルトは大勝。バレンティンと畠山までいなくなっている状況で頑張っているな。岩村と森岡が打っている。5位だけど。山田、川端、雄平の台頭でまだまだこれからもヤクルトを応援していきたいと思えるようになった。
木曜日。仕事中にメールを確認してみたら山下達郎のコンサートチケットが当選していた。無欲に1点張りで応募したのが功を奏したのかもしれない。ちょっと嬉しすぎて、むやみやたらにテンションが上がった。さっそく有給申請せねば。帰宅して、『テレ東音楽祭(初)』にチャンネルを合わせる。ちょうど海援隊が「贈る言葉」をハモっている所だった。意外とコーラスグループなんだな。武田鉄矢は金八を辞めて悪人面に磨きがかかっている。北島三郎が「祭り」を歌いながら、出演者にマイクを向けソロを取るように強要していたんだけど、1人くらいは知らない人もいるんじゃないかしら、とハラハラした。サブちゃんは武田鉄矢にマイクを向けずに飛ばしていた。なんだかスリリングだったな。華原朋美がglobeの曲(元彼の嫁の歌)歌っていたのはやりすぎではないだろうか。AKBは総選挙の結果をダイレクトに反映した布陣で新鮮だった。ぱるるのルーズなオルタナ感、推せる。乃木坂と牽引の生駒ちゃんは良い。
加護ちゃんがいなくなった分は生駒ちゃんで補える。小沢健二の系譜顔。そして、なんと言ってもモーニング娘。後藤真希の復活。後藤と安部のツーショット、ちょっと泣きますよ。やっぱりモーニング娘。は私にとって青春そのものだ。「モーニングコーヒー」のハーモニーから涙腺が崩壊しかけた。「LOVEマシーン」の石黒彩の本家「明る ウィ」が聞けたのも感慨深い。ゴマキの「ディスコ」にあそこまで高まるとは自分でも驚きでした。「恋愛レボリューション21」は「岡女」DVD発売と『ASAYAN』と国分太一(司会)という3つの要素で、岡村さん乱入もありだったのでは。「As For One Day」あたりまでの全シングル聞きたかったな。しかし、デビュー直後は即AVだろうと、揶揄されていましたが、ハローはなんだかんで誰も脱いでいない(乳首を出していないという意味)から凄いですよ。モーニング娘。’14の現役感も格好よかったけど、続けて聞くと、曲が途端に難しくなって驚いた。つんく♂の偉大さ。
関ジャ二∞、V6、TOKIOのパフォーマンス素晴らしかった。特にTOKIOの楽曲と演奏には吹っ飛ばされたな。城島くんのギターが乾いていて、凄いアメリカーナだった。それが長瀬の作る曲にとっても合っている。「リリック」にもビビったが、「LOVE,HOLIDAY」はもっと凄いな。タイトなTOKIOの演奏に管弦入りの超豪華なアレンジ。ロカビリーから始まってパワーポップなサビで、アメリカ音楽を転がっていくような快感だ。歌い出しの
なんか気持ちいいね今日は
超キミと出かけたい気分だ
の歌詞のノリ方も抜群じゃないか。そして、何と言っても長瀬のボーカル力。喉が鳴ってる感じが最高。『ニュース23』にBABYMETALが出ていたので観る。「クールジャパン大臣」は何度聞いても酷過ぎるし、葉加瀬太郎と篠原ともえが会議メンバーとかギャグとして捻り過ぎてて笑えないし、安藤美姫の「クールジャパンと聞いてもピンとこないと思います」という小学生の学級会でも出てきそうなありふれた発言を真剣にメモする稲田の姿には、本当に税金がもったいない!と叫び出したくもなりましたが、BABYMETALの3人がかわいかったので仕方ない。「ギミチョコ」1000万回再生という偉業。
テレビを観過ぎたのでお風呂に入り、『ちびまる子ちゃん』2巻と磯崎憲一郎『終の住処』を読んで寝た。最近の愛聴盤はこれも1000円再発のBobbi Humprey『Blacks & Blues』です。
- アーティスト: Bobbi Humphrey
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 1999/01/26
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