青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のできごと

白いスニーカーが急に履きたくなってしまった。アディダスのスタンスミスでも安く購入しようかな、とネットで調べてみたらどうも高い。昔は5,000円周辺で買えたのに軒並み10,000円を超えている。どうやら廃番になってしまったらしい。ショック!スタンスミス2とかいう超ダサいモデルが出たものの廃番。たまに復刻で再発売されると行列ができて、一瞬で売り切れてしまうとか。あぁ、青春の1足が。学生時代はひたすらこればかり履いている時期があった。バカリズムもスタンスミスしか履かないとか前に言っていたけど、今はどうしているんだろう。昔買ったものを丁寧に洗って履いているのだろうか。であれば、と靴箱をひっくり返してみたら何年か前にBEDWINが別注をかけたスタンスミスが1足だけ生き残っていた。通常のものと違ってキャンバス地なのだけど、白いスニーカーには違いない。とりあえず溜まった汚れを落としてみる。汚れている白スニーカーなど論外なのだ。しかし、洗ってはみたものの、綺麗にしてやろうと洗剤をたっぷりこすり付け乾かしたら黄ばんだ。調べてみると、洗剤をしっかりと洗い落とさないと黄ばむらしい。すすぎが足りない、というやつだ。何事も勉強である。3回くらいすすいでは乾かしてを繰り返し、履けるレベルに取り戻したのだけども、冬に白いスニーカーは少し季節外れで、なんかいいな、と思いました。




音楽と人』に載っている銀杏BOYZの峯田君のインタビューが素晴らしくて泣けてしまう感じなので必読。

音楽と人 2014年 01月号 [雑誌]

音楽と人 2014年 01月号 [雑誌]

インタビュアーへの信頼が厚いようで、『JAPAN』とは違い穏やかに想いを語ってくれている。見事な青春ゾンビっぷりだ。しかし、何て人なのだろう。永遠に夢見続ける為にメンバーの肉体をひたすらに喰らい続けたモンスターだ。レコーディングを終わらせたくなかった、みたいな発言もしていて、そういえば高畑勲も『かぐや姫の物語』の制作に際して同じような事を言っていて、天才の考える事は恐ろしい。アルバムに新曲は4曲のみ、という情報もあったけど、それはライブでのみやっていた曲も新曲と数えていない、というだけですよね?そうですよね?でも「あいどんわなだい」は大好きだから入れて欲しいかもしれない。

この曲が出た時の感動ったらなかったな。もう銀杏BOYZだけいればいい、ってそう思ったんだ。嘘じゃないよ。と思わず自らに峯田文体を憑依させてしまうほどです。まぁ何にせよ『光の中に立っていてね』震えて待とう。



曽我部恵一の「汚染水」かっこいい。

高校生の頃からずっと大好きだった曽我部さんがだんだん苦手になってきて、最近また惹かれてきている。「いろんなことに夢中になったり飽きたり」を地で行く人である。今、彼のフィルモグラフィーで唯一聞きたい感じなのがソロ1stの『曽我部恵一』なのですが、『超越的漫画』はあれよりいい気がする。重い腰をあげて買おうと思う。できればアナログで欲しかったが、セカンドプレスもどこも完売のようだ。出遅れもいい所だ。レコードが再びプチブームという事だけども、アナログの争奪戦っぷりは変わらないなー。10年前の本秀康の『レコスケくん』で、モーニング娘。の「恋のダンスサイト」のアナログ盤が売り切れで手に入らず、社会に幻滅して無人島に行っていましたからね。



最近はTHE BEATLESホワイトアルバムを家で流している。

「Dear Prudence」がまた一段と好きになってきています。ドラム叩いてるのってリンゴじゃなくてポールなんですね。上手だなぁ。後、THE HighLlamas『Gideon Gaye』と松浦亜弥『ファーストKISS』という2枚の素晴らしいファーストアルバム をよく聞いた。

Gideon Gaye

Gideon Gaye

ファーストKISS

ファーストKISS

『ファーストKISS』はドラムとギターがかっこいいのだ。つんく♂のEMDにはいまいちのめりこめないので、こっちサイドのアイドルユニットもまた打ち出して欲しい。しかし、歌が上手い。曲がよく出来過ぎている。「ドッキドキ!LOVEメール」「トロピカ〜ル恋して〜る」「オシャレ!」「100回のKISS」の1曲目から4曲目にアイドルソングに必要なものが全て詰まっているような気がする。しかも中盤に「笑顔に涙 ~THANK YOU! DEAR MY FRIENDS~」「LOVE涙色」「そう言えば」が控えているのだ。おそろしいですよ。中2の時に、デビュー前の松浦亜弥が「100回のKISS」を披露するハロプロコンサートに参加していたのは小さな自慢であります。



あらゐけいいちの『日常』9巻読みました。

相変わらずおもしろいなー。古き良きギャグ漫画が持ち合わせていたハチャメチャさと現代的な批評目線の混ざったハイブリット漫画。更に、うすた京介以降とあずまきよひこ以降とギャグ漫画の文脈も飲み込んでいて本当にすえおそろしいや。まぁ、でも星野源あらゐけいいちを指していった「赤塚不二夫を継ぐ才能」というのに賛成なのだ。しかし、またしばらく新しい話を読めないと思うと寂しい。



日曜日は六本木でライブを観る予定があったので、麻布十番に赴き、浪花家で焼きそばと鯛焼きを食べた。食後ブラブラしていたら、餅つきをしているからおいでよー、とアナウンスが商店街に流れていたので、広場へ向かうと100円以上の募金でつきたての餅をくれるというではありませんか。つきたてのお餅ほど美味いものはない、という話もありますので並んで頂きました。アンコときなこと大根おろしの3種。「100円以上の募金で」みたいなこちらに金額を委ねるシステムは大変苦手で、他の人はみな一様に100円しか入れてないにも関わらず200円募金した。小心者なのだ。しかし、餅は大層美味く200円以上の価値があった。それにその募金でフィリピンの人が助かるらしいので、大満足なのです。その後、六本木ヒルズのスタバ&TSUTAYAでひたすら雑誌を読む。手の届く場所に『ぼくを探して』と『100万回生きたねこ』の絵本があったので、それも何となく読んだ。懐かしかった。『GINZA』の「ザ・歌謡曲特集」おもしろかったな。

GINZA (ギンザ) 2013年 12月号 [雑誌]

GINZA (ギンザ) 2013年 12月号 [雑誌]

あの紅白マニアの放送作家の方は早く本を出すべき。確か今田・東野の崇拝者なんですよね(イマヒガチルドレン!)。昔、『やりすぎコージー』で観た気がする。『GINZA』の今の編集長は元『relax』の副編集長なんですよね。マガジンハウス息吹き返しているなー。



寿司の写真を眺めるのが好きなので『すきやばし次郎―生涯一鮨職人』をチラっと読んだ。

すきやばし次郎―生涯一鮨職人

すきやばし次郎―生涯一鮨職人

二郎は鮨の夢を見る』という海外資本の映画にで再び話題になっていますが、この人はその徹底した昔ながらの職人の側面と徹底したビジネスマンの両面を持ち合わせていて不思議だ。六本木ヒルズにまで店を構えているらしいし、本やらドキュンメンタリーやら映画やらアホみたいに出しているのだよな。どうにもハイプ臭がする。なんでも職人は手が命であるので、外出先では必ず手袋をするし、日焼けもしない、直接物を持たない、といったエピソードが羅列されており、ひとしきり感心した後、数ページ先で、ボウリングに興じる次郎さんの写真に出会うという構成にたまげた。しかし、寿司の写真はどこまでも美味しそうで、私がもし編集者で、売れなくても構わないというのであれば、寿司の本を作りたいな、と思った。ちなみに「すきやばし 次郎」はおまかせで30,000円くらいらしい。



そういえば、ガキ使でお馴染の「世界のヘイポー」斎藤さんを見かけた。時計を買っていました。店員にひたすら大きい声で話しかけている人がいたので、視線を向けたら彼だったのだ。「重いなぁ」「似合うかなぁ」とかとにかくよく喋り、声のトーンもテレビのままだったので感動してしまった。私はすぐその場を離れてしてしまったのですが、「ヘイポーいたから観てきなよ、一生後悔するよ!」と無理矢理観に行かせた人によると、会計の際、時計の値段にビックリして「た、高いなぁ」って慌てていたらしくて爆笑した。私もずっと観ていればよかった。でも後で覗いてみたら、別にそこは高級時計が置いてあるわけとかではなくて、1番高い商品でも40,000円でしたよ。



キテレツ大百科』のアニメで、コロ助にそっくりなキャラクター「アンコロモチベエ」のお面がとても流行っている、みたいな回をどうしてももう一度観たい。小学生の頃に観て以来「アンコロモチベエ」という響きを忘れた事は片時もなかった。



噂になっているクレヨンしんちゃんの新作映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』むちゃ楽しみだ。

上手い宣伝ポスター。しかも脚本が『天元突破グレンラガン』『キルラキル』の中島かずきというので、期待値はMAXです。クレヨンしんちゃんの映画はドラえもんより自由に攻める事ができるみたいでいいなー。4月公開が待ち遠しい。