青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

週末のこと

週末のこと。五反田団の『五反田の朝焼け』をもう一度見たくてずっとソワソワしていた週末だった。金曜日は仕事終わりに渋谷AXで武藤彩未のライブを観た。開始時間には間に合わず、後方から。1回目の復活ライブというプレミアム感を剥がしてしまうと、正直ちょっと退屈なライブだった。1980年代の楽曲をリバイバルさせる、という事なのだけども、なんか面白くないんだよなぁ。選曲しかり彼女のパフォーマンスしかり。松田聖子とか小泉今日子の偉大さが浮き彫りになるというか。上手さではないのだ、声の華というのは本当に選ばれた人間しか持ち得ないのかもしれない。元cymbalsの沖井礼二のペンが冴えたさくら学院でのバトン部の楽曲を想っても、彼女には90年代が合っていたと思うのだけども。今更「タッチ」とかカバーされても。。けど、浅香唯の「セシル」のカバーは好き。

帰りにフレッシュネスバーガーでフィッシュバーガーを食べる。美味しい。公園通りのフレッシュネスは何故かとても空いている。道路の向いのモスバーガーはいつも混んでいるのに何故だろう。AXでのライブ後だというのにお客が1人もいなかった。TSUTAYA穂村弘のエッセイの新刊を買って帰る。



土曜日。いつもより早起きをして、是枝裕和そして父になる』を朝一の回で観賞。とてもよかったので、もう一度観ようと思っています。『真夏の方程式』といい、まさか福山雅治が今年邦画で1番スクリーンへの収まりのいい男となろうとは。もし『そして父になる』をテレビドラマにして、コメディ色を強めるならあの役は阿部寛になるんだろうな。坂元裕二が脚本をして瑛太バージョンというのも観たい。なんせ女優陣は『最高の離婚』のコンビなのだ。しかし、『そして父になる』は「映画」としてまっこと素晴らしかった。観賞後、近所にあるパスタ屋に初めて入ったらとても美味しくて驚く。こんな名店の存在を知らずにいたとは。まだまだ近所の散策が足りていないようです。家に帰って録画してあった『あまちゃん』の最終回に感動し、『ダンガンロンパ』の最終回に首をかしげる。『Woman』の感想を書きたいけども上手く時間が作れなくて、凄くモヤモヤする。吸収した分吐き出さないと気持ち悪くなってくる。


自転車に乗って渋谷を目指す。途中、新宿でパンク。何年間か乗りまわしていたので、タイヤとチューブに寿命が来たようだ。泣く泣く自転車を置いて電車で渋谷へ。O-eastさくら学院のライブ『さくら学院 2013 〜白井沙樹、父兄を代表して顔笑ります!!〜』を観る。最高だった。なんたる満足度か。入場整理券600番台なのに、しっかりメンバーの姿も拝めました。元ファンだったというメンバーがセットリストを組んだという今回のライブ、わかってらっしゃる!と唸らざる得ない素晴らしい選曲。全部よかったな。前述のバトン部Twinklestarsの名曲「DearMr.Socrates」の2013年度バージョンは、過去に1度披露されたライブを見逃していたので、うれしかった。「スリープワンダー」はダンスを含め、アイドルという芸術の1つの完成形だ。しかしながら、水野由結のダンスは本当に素晴らしい。しかも小さくてかわいいのだから完璧な生き物なわけだけど、もはやその「ロリータ」という枠組が邪魔なくらいだ。純粋に、指先まで行き届いた彼女のダンスの表現力に刮目すべし。今の3年生4人が卒業してしまうのが今からとても寂しいのだけども、「Friends」を観ていて、水野と菊地が引っ張るさくら学院の画が見えてきて痺れた。田口華ちゃんの成長も著しくて頼もしい。本当にさくら学院ちばてつやの『キャプテン』みたいだな。



家に帰って、『とんねるずのみなさんのおかげでした!』のスペシャルを観る。落とし穴に笑う。指原は衣装の時より水没した後のジャージ姿のがウン倍もかわいかった。とんねるずとナイナイと極楽とんぼのネタを短いながらも、見られてうれしい。『ゴッドタン』が若手芸人特集で、吉本以外として三四郎、エル・カブキ、ルシファー吉岡が出演していた。全組マセキ芸能ではないか。ここに浜口浜村もいるわけだし、マセキの若手は本当に勢いがあるや。「若手芸人の間で『天才』と一目置かれる芸人」の吉本以外1位が三四郎、吉本の2位でシソンヌが!銀シャリのシソンヌというコンビへの解説を聞いた矢作が「(俺らの時代で言う)ラーメンズみたいなもの?」との発言が。うおー。ラーメンズっぽいとは思いませんが、そういうポジションに持って行けたら強いですよね。12月に単独が決まったそうなので楽しみだ。三四郎の漫才は楽しい。

テレビにも出た事だし(劇団ひとりから「悔しいけど、すぐ売れる」との太鼓判を)、今年まじでTHE MANZAIの決勝に行くのではないだろうか。



日曜日。11時過ぎまで眠ってしまう。急いで洗濯をして、出発。新宿バイタスでジグザグジギー宮澤さんが取り仕切るトークライブ『UTC』を観賞。同様のメンバーでのネタライブ『ウルトラC』というのもあるらしい。トークライブは500円、ネタライブは1000円だそう。ジグザグジギーとケチンダコチン以外全く知らない芸人ながらなかなか楽しめた。なんでもナベプロの養成所の同期とかなんとか。ジグザグジギーとケチンダコチンがやはりフリートークでも目を見張るものがあって、特にジグザグの池田さんの返しの面白さはトークにおいてもピカ一でゲラゲラ笑ってしまった。いつまでもこんな地下のライブハウスでやってる場合じゃねーぜ、という感じが隠し切れてない所もよかったです。ぱっとみパルチザンという芸歴12年ながら未だ事務所に所属していないというコンビに胸を痛めた。頑張って欲しい。ジグザグジギーは11月に単独ライブが決定したようです!わー。



ライブ後、自転車を修理に出す。新宿の街をパンクした自転車を押して歩くのはなかなか辛かった。そのまま鴬谷へ向かい、東京キネマ倶楽部で片想いのワンマンライブ。何だか突然、ドッと疲れが来てしまい、倒れかけたのだけども、楽しいライブだった。曲がたくさん聞けた。オラリーさんが作曲したというソウルポップス然とした新曲がとても素晴らしくて、ときめく。あの楽曲にメンバーのコーラスや管楽器が重なる様にちょっと涙ぐむ。オラリーさんの独特のフロウは何だか凄い。続いてStevie Wonder の「Isn't She Lovely」

を日本語でカバー。これもよかった。「踊る理由」で登場したceroの高城晶平さんのお洒落さにまたしても度肝を抜かれた。あの人はお洒落キングや。「踊る理由」のアナログ盤のカップリングだった「センチメンタル☆ジントーヨー」久しぶりに聞いたらとてもいい曲だった。

「tristeza de carnaval」が聞けなかったのだけが残念だ。「伝統的なダンスは難しいから あさって あさって 教えてもらうよ」って所凄く好きなんだ。とにかくフロントマン片岡シンさんの歌が気持ちいいライブだったな。



とんかつ研究を怠っていたので、ライブ後に遅くまでやっているとんかつ屋をググり池袋の「すずや」へ。

ここは23時までオーダーを受け付けているのだ。このお店へ来るのは2回目。店主オススメの「塩とレモン」もしくは「醤油とレモン」をかけて食べてみたのだけども、とんかつの新しい扉が開いた思いだ。ここのとんかつは衣に味がよくついているので、醤油が実に合う。夜遅めだったので、少しだけ胃にもたれて帰宅。



the chef cooks meの『回転体』がとても気に入ったので、インディーズ時代のアルバム『アワークッキングアワー』

アワークッキングアワー

アワークッキングアワー

を聞いてみる。中古で700円くらい。再発盤が出る前は20000円くらいの値がついていた事もあるらしい。

なかなかいい曲がたくさん入っていたし、SEやサンプリングのセンスも目を見張るものがあって楽しかった。この頃、20代前半くらいだろうし、凄いな。でも、多分リアルタイムで耳にしていても、聞き流していたかもしれない。しかし、『回転体』はさすがに聞きのがせない出来ばえなのだ。



羽海野チカの『3月のライオン』9巻読みました。

3月のライオン』の新刊はいつもお風呂で泣きながら読みますね、あたしは。今巻もよかった。もう表情の書き込みとかで涙ぐむレベルにきている。些細な所作にも色々染み込んでいてグッときてしまうなぁ。しかし、こんなにもオタク臭の強い作家なのに、何だかもう国民的作家で凄いですよね、羽海野さんは。