青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

週末と名古屋旅行のはなし

土曜日。とんかつ研究日である。先週、衝撃を受けた高田馬場の「成蔵」へ。「ヒレカツ研究家」を名乗る方と訪ねてみる。研究と言っているのに、せっかくの研究日に2週連続で同じ店に行っているようではダメですね。

しかし、ヒレもまた素晴らしかった。柔らかさ、肉の下味、そして下処理。この断面を見ればその仕事っぷりが理解できるに違いない。しかし、来週は低温で衣が柔らかめのとんかつではなく、ガリガリのとんかつが食べたい。


そして、渋谷でさくら学院『Summer LIVE 2013 〜Hello! Summer Vacation〜』をSHIBUYA O-WESTで観賞。小さ目の会場だったので、御姿をはっきり拝めたので、もう最高でしたね。水野由結ちゃん生命体としての素晴らしさは言葉にならないものがあります。今回特に印象的だったのは佐藤日向の歌とダンスのポテンシャルの高さでした。JUDY AND MARYの「Hello!Orange Sunshine」のカバーを行っていたのは重要な事であるように思いますので記録しておきます。さくら学院は「Friends」においてもイントロで「Over Drive」のリフを拝借していたし、スタッフサイドにジュディマリに何かしらの思い入れがあるのだろうか。TAKUYAはおはガールに取られてしまったので、恩田快人に1曲プロデュースをお願いして欲しいものだ。JUDY AND MARYのベスト盤を聞き直したんですが、演奏もタイトかつ歌心があってとてもかっこいい。凄いバンドだ。話は逸れますが、坂元裕二の脚本に、JUDY AND MARYがよく出てくるけども好きなのかしら。改めて思うのは、『最高の離婚』における流れる事のないジュディマリの2曲、あの演出。あれは凄い。観たかどうかもわかりませんが、あれを観て『モテキ』の大根仁がどう思ったか知りたい。



ライブ終了後そのまま新幹線に飛び乗り名古屋へ。体感としては2時間かからないくらいだっただろうか。孫やは車だと遠いが、新幹線だと近い。ホテルに荷物を預けて、鶴舞駅にあるK.Dハポンまで駆け付けた。HAPPLEの1stアルバム『ドラマは続く』(傑作)のレコ発第1弾「〜HAPPLEと片想いは続く〜」を目撃するためにであります。初めて訪れたK.Dハポン、その上下の空間的な豊かさ、高い天井の効果なのか、広がりのある素晴らしい音響にはすっかり魅せられてしまった。生々しくて、熱いのだ。故に久しぶりに片想いの演奏に腰砕けにされた。音が放射状に飛んで行くあの感じ。やっぱり素晴らしいバンドだ。アルバムとても楽しみだな。でも「V.I.P」と「山の方から来てくれればいいのに」とかは入っていないのですね。何年後かわからないけども、次のアルバムも楽しみだ。そして、続くHAPPLEは、1曲目の「カーティス」の一音目でもうノックアウト。涙腺が緩み、身体が揺れた。あぁ、やっぱりこのバンド大好きだ。歌も演奏も楽曲も人柄も佇まいも全部好きだ。ちょっとこの想いはワンマンライブの感想までとっておきたいので、あんまり書かないでおこう。そもそも、ライブのレポートってどう書けばいいのかよくわからないのですけど。あ、でも「カーティス」と「月あかり」の演奏にサポートで加わったシラフさんのプレイが超エモーショナルでよかった事は記しておきたい。何か((多分魂と書いてソウルと読むやつ)を叫びながらスティールパンを叩く姿には思わずグッと来てしまった。後、土岐さんのMCは本当に面白い。一見、テンパリ芸のように思われるかもしれないけども、アワアワした中で適切に言葉を選びとっている頭のいい人のMCだ。



ライブ終了後、電車を乗り継いで、「味仙」で台湾ラーメンや手羽先や青菜炒めを食す。


台湾ラーメンとは、挽肉とニンニクとネギとニラなどを醤油ベースのスープに唐辛子をたっぷり混ぜたラーメン。台湾に行っても、こんなラーメンはないらしい。この台湾ラーメン名古屋飯に数えられているのも、「味仙」の台湾人店主が名古屋人向けに編み出したからだそうです。「味仙」には夜の12時近くでも溢れんばかりの人。体調がめちゃくちゃ悪かったので(喉を痛めて、口内炎だらけ)、ニンニクをたくさん食らって英気を養った。まぁ、結果として弱った胃腸に唐辛子はドープ過ぎて、翌日お腹を壊したわけですが。グルメニストとして私が敬愛している片想いのMC.sirafu先生は「味仙」よりハポンの隣の「ゆきちゃんラーメン」もレコメンドされていました。次、ハポンに行く時は食べてみよう。疲れ過ぎてホテルに着くやいなや、そのまま眠りに落ちる。翌日も体調はバットでしたが、せっかくの名古屋、グルメを堪能しようと街を駆けずり回りました。ミーハーかつ名古屋初心者なので、オーソドックスなものばかりですが、ひつまぶし、海老フライサンド、鉄板ナポリタン、天むすなどを詰め込ませて頂きました。ひつまぶしは本当は「うな富士」という名店に行きたかったのだが、昨今のうなぎ高騰でちょっと手の出ない値段だったので諦め、「しら河」で食す。

とは言え充分旨かった。いささか待たせ過ぎるが。ひつまぶしは実は第2形態がかなり好みだったりする。わさびとノリと葱で香りが更にたったうなぎをかき込む、あの感じ。名古屋市式鉄板ナポリタンは卵が敷いてある所がいい。グリーンピースもあり、赤黄色緑が織りなすギニア共和国な味わいだ。麺がとにかく太かった。

あ、そうそう、ユーミンも愛したという「コンパル」の海老フライサンドは最高だった。

コメダ」に続いて東京に進出してくる予感に満ちております。名古屋の乱雑でガツンとした味わいは嫌いではない。天むすはお土産に買って帰りの新幹線で食べた。名古屋は道が広い。大阪に行った時ほど、余所に来てしまったという感覚はないのだけども、その分、旅行に来たという感覚も薄い。観光する場所も特にないので街をひたすらブラブラしていた。通販でたまに購入している名古屋のセレクトショップがあって、調べてみたら実店舗がすぐ近くにあったので、覗いてみた。店舗はとても小さくて在庫はほとんど倉庫が何かにあるようで、ちょっとガッカリ。でも、店員さんはとてもいい感じだった。自意識のこじらせが巡りに巡って、今はオシャレに興味があるみたいなものを出すのが恥ずかしくなるという段階に突入していて、本当はブランド名とかもバッチリ把握しているのに「いやーあんまり興味がなくて全然詳しくないんです」という体で対応してしまった。店員さんからすれば「なら来るなよ」という話だろう。挙句、その日来ていたシャツのブランドを言い当てられ、興味ない振りをしている事も薄々バレ出す、という死にたくなる状況を作りあげて、そそくさと何も買わずに退散した。自分でも何がしたいかよくわからない。体調の悪さ、土地勘のなさ、暑さですっかりグロッキーになってしまった。一泊二日の旅行というのはやはりせわしないものですね。27時間テレビをほとんど観る事ができなかったのが心残りだ。中継先のビートたけしとそれに反応するモニタの明石家さんまの一連の流れに日本のバラエティの培ってきた英知が全て詰まっていると思うので、あれだけは毎年観たい。



この土日はイベントが各地で乱立していて、悔しい思いをしたものです。土曜日には下北沢モナレコードでLove and the Krafts、失敗しない生き方、ふるえるゆびさきという3バンドにマーライオンを加えて 『流動化する都市大衆音楽/そのゆるやかな衰退と隆盛にまつわる三つの中間報告』というイベントが行われていたらしい。失敗しない生き方以外の2バンドはまだ観た事がなかったので、とても残念だ。ふるえるゆびさきのこの日のライブ映像がYouTubeにあがっていたが、かっこいい。

そうだ、近所の花火大会もこの日だった。日曜日は、ミツメと森は生きているが池袋パルコの屋上で演奏したそうな。それは素敵じゃないか。「かるかや」のうどんを暑い暑いと言いながら食べ、音楽を聞けたのでしょうか。ん?あれは西武の屋上か。パルコの屋上ってどこだ。森は生きているのアルバムももうすぐでPVが公開されていた。

マニアックな音楽を鳴らす人達という印象が強かったけど、なんかこうやってPVで聞いていると、くるりっぽくもあるなーって感じますね。売れるのかも!しかし、このPV、見事に森は生きているの男臭さが排除されているではないか!また、この日はHomecomingsのリリースパーティーが新代田で行われ、Hi,how are you?やCar10もこっちに来ていたのだ。むちゃ観たかった。悔しす。もっと楽しみを散らして!




突然だけど、RIP SLYMEの「Blue Be Bop」が大好きすぎてアナログ欲しい。