青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

週末のこと。

週末のこと。周期的にやってくる映画とか演劇を観るのが面倒くさい病にかかっている。『風立ちぬ』と『真夏の方程式』 の2回目の観賞もまだだし、わっしょいハウスの『猫隠しまっすぐ』と山本卓卓が演出した『紙風船文様』とか観ようと思っていた舞台も見逃している。お笑いの動画ばかり観ている。サンドウィッチマンYouTubeにあがっているネタはどれもだいたいおもしろくて感心してしまう。ラブレターズ東京グローブ座で単独ライブをやるとの事で、各事務所の芸人に宣伝を依頼する動画、というのがYouTubeにあがっている。

キングオブコメディアルコ&ピース、ザ・ギース、うしろシティかもめんたるジグザグジギーツィンテル、三四郎、鬼ヶ島、ウエストランド、とガチ過ぎる面子。おそらくラブレターズが本気で面白い、と認めている芸人をチョイスしているのだろう。今年のキングオブコントの決勝8組は、アルコ&ピースジグザグジギーラブレターズ、鬼ヶ島、うしろシティかもめんたるジャルジャル、しずるの2組というのが個人的な希望です。これならどこが優勝してもうれしい。テレビ的にはアルコ&ピースうしろシティが優勝してくれると、かつてのピースばりに推せるのに、という感じなのではないでしょうか。吉本が2組のみというのはありえないので叶わない願望でしょうけど。そもそもこの8組が全部エントリーしているのかも知らない。そういえば、「明日のナイナイを目指せ」をコンセプトに、フジで深夜『バチバチエレキテる』という番組が放送しているのを今更ながら知った。うしろシティラブレターズ、ニューヨーク、プリマ旦那、デニスなどが出演しているらしい。かなり渋い面子だ。片岡飛鳥流れの番組なんだろうか。




木曜日。新宿の老舗バーである「サントリーラウンジイーグル」で食事をした。お酒も飲めないのに。しかし、ここは食事が美味しいのだ。霜降りローストからエスカルゴから本格的なビフテキまで食べられる。内装もモダンで素敵。アフター5をこういう所で待ち合わせて始める、みたいな『東京ラブストーリー』的なトレンディな大人に憧れていたのに、現実はお酒を一杯すら飲めないボーイです。あ、そうそう、店員さんの接客が素晴らしく実に居心地がよかった。ノンアルコールでカクテルなども提供してくれます。後、「ちょっとメニュー見たいなぁ」ってそぶりを少しでも見せれば、口にしなくても持ってきてくれる、あの技術ね。プロだなぁ、と痺れてしまう。



金曜日。花の金曜日ですが、真っ直ぐに帰宅して録画の溜まったテレビを見ておりました。『あまちゃん』が俄然盛り上がっていて、最高。松田龍平が大好きです。『Woman』の4話も凄かった。女優陣の演技合戦。満島ひかりには本当によさがあるなぁ。劇中に出てくる『ウーギークックのこどもたち』は実際には刊行されていない作品の為に作った絵本なのですね。読みたい。DVD-BOXの特典として付くか、それとも普通に発売されるのか。



土曜日。とんかつ研究日。椎名町の「おさむ」にてロース75gを食す。

なんとお値段700円。この安さもあって、お店はいつも行列だそうだ。この日も滑り込みで何とか入店。お昼時の数時間しか営業していないというのも凄い。採算が取れるのか気になる。見た目も美しく、どう見ても75gではないだろうというボリューム。700円で食えるとんかつの最上級だろう。個人的にはおそらく二度揚げの油がややヘビー。かなりお腹にズシリと来てしまう。しかし、ポテトサラダやカレー1杯が100円で注文できるのはうれしい。が、75gのロースでかなりお腹が一杯なのであまり追加はできない。昼と夜、とんかつの梯子をしてやろうくらいの気持ちで挑んだんですが、お昼に食べたとんかつでグロッキーに。油でお腹も痛くなるし、もしかしたら、とんかつに向いていないのでは、と落ち込む。蕎麦研究家に転向しようかしら。いっつも食ってんだけどもこれが夏となるとまた格別なのよ。今年はまだ一度も聞いていない「サマージャム’95」。


椎名町から池袋、高田馬場、新大久保と移動。途中、カフェアリエで休憩。やっと来る事ができました。意外な場所に雰囲気のある一軒家を改造したカフェが佇んでいて渋かった。店内はなかなか広く、なるほど、これならインストアライブも可能だろう、という感じ。今度はカレーを食べに行きたい。そして、新宿タワーレコードで、黒沼英之のインストアライブに駆け付ける。今更ながら声がよくて、歌が上手い。こういうアーティストはインストアライブに強いよな、と思った。私とて、全く知らなかったとしてもこの歌声が店内に響いていたら、「おっ?」と立ち止まって聞いたに違いないもの。ラジオでパワープレイされているという「ふたり」という曲は、久しぶりにJ-POPというフィールドで男性シンガーがいい曲を出した、という感じだと思うのだけど、どうなんだろう。

彼のメジャーデビューミニアルバム『Instant Fantasy』

instant fantasy

instant fantasy

は歌を響かせるための録音がされていて、「J-POP」でありながらも、強いこだわりというのを感じる。そしてそれを実現させるためのいいお金のかかり方がよいですね。インディーミュージック愛好家の方々のお気に召すかまではわかりませんが高品質だと思います。この日も披露された「サマーレイン」という曲がとてもよかった。お店を出たら、本当に信じられないほどの大雨で立ちすくむ。自転車は置いていくしかないのか、と思うも、ドトールなどで時間を潰していたら、見事に止んだ。雨でだいぶクールダウンされた街をさっそうと駆け抜けて帰りました。



日曜日。いつもよりは早めに起きてクリーニング屋に行ったり、掃除をしたり。『ダンガンロンパ』と『ゴッドタン』を観て、自転車で高田馬場へ向かう。目的地は「成蔵」というとんかつ屋。比較的新しいお店ながら東京でも1、2を争う名店と誉れ高いここのとんかつでグロッキーになるようなら、とんかつ研究家の道は諦めよう、そう固く心を決めての出陣。とんかつ屋とは思えぬ、洒落た外観のお店は階段をはみ出すほどの行列。さすがだぜ。大人しく並び、注文はドーンと特ロース定食。前に並ぶ人達も全員が特ロースだったので、つい。いや、とんかつ研究の引退のかかった試合だ、最上級のとんかつで勝負したいではないか。で、まぁ、結果から言うと、信じられない旨さでした。

「とんかつ」の概念を変えられたし、生きることを諦めない強さをもらいました。低温で時間をかけてじっくり揚げられたカツの肉は呆れるほどに柔らかい。非常に分厚い肉がホロっと噛み切れてしまう。下処理と揚げの技術の集大成なのだろう。ネックであった、とんかつの油と脂、それがただただ旨味としてしか機能してこない喜び。

旨い、いや甘い。故にソースでなく塩で食べるだけで旨い。脂が引き立つのだ。胃のもたれもお腹の痛みも発生しません。さぞかし上質な油で脂なのでしょう。至福の体験だった。食べ終わった後もしばらく恍惚の中に、私はいたのだ。これで引退は先送りだ!次は同じく高田馬場の名店「とん太」に挑戦したい所存です。


食後は近くのディスクユニオンでミツメの『うつろ』のアナログと、中古でDJ Kozeのリミックスワークを集めたアルバム(むちゃよい)

Reincarnations: Remix Chapter 2001 - 2009

Reincarnations: Remix Chapter 2001 - 2009


A Tribe Called Questの持っていなかった『Beats Rhymes & Life』を買う。2枚ともとても安かったのでうれしい。天気がとてもよかったので、適当に流して、帰宅。ミツメはアナログで聞いたら更にかっこよくてずっと流していた。ライブではずっと立って聞いているので疲れるし、冗長に感じたんですが、音源だとこのだるーい感じがとてもいいな、と思ってしまっています。夕方、散歩を兼ねた買い物をして、TSUTAYAでレンタルしたサンドウィッチマンのライブDVDを観て笑っていたら、疲れて寝る。休日終了。そういえば、私、多分ずっとTSUTAYAの事をTUTAYAと書いておりました。よくある間違いですけど、人に言われるまで、TUTAYAが正しいと思っていた。



荒川弘の『銀の匙』8巻

は箱庭的だった世界がシビアな現実も交わってきて、なかなかに読みごたえのある1冊だった。これは週刊連載で描き上げているのは凄いや。3年分やるのかと思ったのですが、寮生活は基本的に1年生の間だけのようなので、もしかすると思ったより早く終わるのかもな。もう1個連載も始めるようですしね。




クオーツと自動巻きの違いというのすら把握していなかったのですが、最近初めて自動巻きの時計というのを購入した。不便である(手首につけないで放っておくと2日も立たずに止まる)にも関わらず自動巻きの時計はよいものだ、と思ってしまう力がありますね。やはり、あの秒針のスームスな動きから得られるメカが動いているという感覚だろうか。しかし、時計は凝りだすと限がない(特に値段が)というので、1回心を落ちつける為に5000円もしないデジタル時計、それもG-SHOCKを買ってみた。恥ずかしながら『POPEYE』の影響と、どこかのまとめサイトにのっていた米兵達による熱いamazonレビューに感動して、1番オーソドックスなモデルを。

CASIO G-SHOCK BASIC FIRST TYPE DW-5600E-1V メンズ (海外モデル) 逆輸入品

CASIO G-SHOCK BASIC FIRST TYPE DW-5600E-1V メンズ (海外モデル) 逆輸入品

中学1年生以来のG-SHOCK。オモチャみたいだけど、シンプルなデザインでかわいい。時代の流れに逆行するようにわりと面が小ぶりな所もかわいい。夏場の自転車漕ぎはとにかく手首に汗をかくので、防水ゆえに、ベルトを気にせず洗えてしまうG-SHOCKはいい。この間、意味もなくG-SHOCKをつけたままシャワーを浴びてみた。後、タフなので自動販売機から飲み物を取り出す時とかに、ガシガシ気にせず手を入れられるのもいいいですね。




かわいすぎて何度も観てしまった動画。もはや狂言の世界ではないか。