青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

三連休のこと

三連休もあっという間に過ぎ去ってしまった。土曜日。10時くらいに起きて、溜まっていた『あまちゃん』を観る。面白い。おおいに盛り上がっていますね。来週が楽しみ過ぎる。ギミック抜きにして、単純に「明日(の放送)はどうなってしまうのだろう!?」と思わせる物語の強さがあるのがよい。あ、とても華のあった山下リオ演じるアユミさんが退場してしまうのは少し寂しいです。『桐嶋、部活やめるってよ』の出演者が既に7人登場している、という記事を観た。これはもう確実に神木隆之介の登場があるだろう、と誰もが思う所です。個人的には震災後あたりに、あきちゃんの恋人候補的な存在で登場するのではないか、と予想しております。『11人もいる!

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で見事にクドカンメソッドを体現していた神木隆之介ですので、出演するのであれば、かなりいい役だと思うのですよね。もしくは、最終話で、未来のあきちゃんの孫役で締めるとか。


お昼は近所の中華屋で汗だくになりながら塩バターラーメンと餃子を食べた。シャワーを浴びて、掃除して、自転車に乗る。ニトリの本店で水回りの便利グッズをいくつか購入して、十条の「だるまや餅菓子店」でかき氷を食べる。さすがにこの猛暑、そこそこの行列ができていた。以前、訪れた時も若旦那のご口上に圧倒されたわけですが、今回も同様の洗礼を受ける。「うちの事は結構勉強して来られました?」から始まり、「抹茶は特選の更に上の極上があります。本当は更に上があるんですが、お店ではここまで」「このかき氷を食べてしまうと不幸な世界が待ってますよ。意味わかります?」「つまり、他の抹茶は食べられなくなるという事です」「僕は変態と呼ばれるほどの抹茶狂いですから、国内最高峰レベルのお茶関係者と繋がりがあるので」「まぁ、ここまでくると商売じゃなくて趣味ですね」と、ものの数分でマシンガンのようにくらう、くらう。もっと欲しかったのだけども、前回と違い店内が混んでいたので残念だ。

もちろんかき氷は旨い。特選宇治金時に致しました。とは言え、氷の芸術的なまでの繊細な食感はやはり夏場だと一瞬で失われてしまうので、冬場などのほうが味わえるようだ。しかし、十条の商店街はなかなかに興味深い。異様に唐揚げを路面販売している店が多いのが気にかかりますが、暮らしやすそうな街だ。


家に帰って『モンスターズ・インク』をDVDで観直す。2回観た。90分台というのも完璧だ。英語と日本語吹き替えを聞き比べてみると、どのキャラもほぼ英語版の雰囲気に寄っているが、爆笑問題田中裕二のマイクだけは、オリジナルと言っていい領域。あの人はなんだかんだで天才だ。翌日に『モンスターズ・ユニバーシティ』をスクリーンで観直す。3Dではなく2Dの吹替がやはり正解のようだ。3Dでは画面が暗過ぎる。2回目はレイトショーでなく早目の時間に観たので、子供達がたくさんおり、素晴らしいリアクションで劇場が満ちていて、とてもよかった。しかし、『モンスターズ・ユニバーシティ』にはあの素晴らしきNG集がエンドロールにないのは何故だ。



日曜日。新宿タワーレコード土井玄臣のインストアライブを観に行く。15時からの所を14時と勘違いする。1時間ボーっと店内を眺めた。Seihoのアルバムを買おうと思っていたのだけど忘れる。相変わらずの土井節に、タワレコが不思議な空間になっていて、面白かった。「ハルカ」を久しぶりに聞く事ができた。

オルグでのライブでは演奏後「どうも、マーライオンでした」というギャグをかますも、声が小さ過ぎてほとんどの人に気づかれないという失態を犯していたので、この日こそ、タワレコ中に響け!と思ったが、さすがにやってなかった。英断だ。家で『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のアニメを観る。

大山のぶ代ドラえもん以来の新キャラクターを演じるという事で話題のドラマで、そのトピックのみに食いついて観ている。その大山演じるモノクマが「しょうがないなぁ〜」なんて台詞を放ってくるから油断ならない。絵が好きではないし、今の所、できの悪い西尾維新という感じで、とりたてて面白くはないが、これから大ドンデン返しが待っているに違いなく、楽しみなのだ。大山のぶ代以外にも、緒方恵美だの石田彰だの山口勝平だの椎名へきるだの、声優への関心がなくても知っている人ばかりが出演している。ドラえもんの声の元で、シンジ君とカヲル君が殺し合いに参加する、というあざといキャスティングにゾクゾクしますね。『孤独のグルメ』シーズン3は相変わらず面白いのだけど、やはり後15分は削れる気がする。織田裕二の『Oh,My Dad!!』と広末の『スターマン・この星の恋』は一応録画しているものの、面倒くさくてまだ観ていない。面白いのかしら。



月曜日は久しぶりに車に乗った。小淵沢にある「こぶダイニング」という洋食屋へ向かう為だけにわざわざレンタカーを借りてドライブ。「こぶダイニング」のハンバーグはぜひ皆さまに食べて頂きたい一品でございます。車に乗る最大の楽しみと言えば、車内で聞く音楽。箱ごと鳴る感じがするので聞きなれた音楽もまた違って聞こえるのですよね。スタートはHAPPLEの『ドラマは続く』、こちらは完璧なドライブミュージック。続いて、海に行くわけでもないけど、サザンオールスターズのベスト。サイコー。HAPPLEとサザンの共通点などにも注目して聞いた。ザ・なつやすみバンドのシングル『サマーゾンビー』も何度も聞いた。なつやすみバンドがいよいよドライブ対応型の音になっていて感動した。いい音で鳴ってたなぁ。「echo」がドリーミー過ぎて昼間に聞くとヤバかった。ayU tokiOの『NEW TELEPORTATION』はローファイだし、車では聞けないかも、と思ったのだけど、これがとてもよかった。録音の創意工夫がイヤフォンで聞くよりも、如実に聞き分ける事ができて、改めて天才だな、と思いました。じゅんじゅんの『せしぼんep』も素晴らしかった。じゅんじゅんの、キュートネスだけでなく、表現者としての才能はもっと正統に評価されるべきだと思う。


何となく高機能っぽそうな音楽を流してみようとTSUTAYAきゃりーぱみゅぱみゅの『なんだこれくしょん』とパスピエの『演出家出演』

を借りて聞いてみたのだけど、そこまでグッとこなかった。『なんだこれくしょん』はもうちょっといいのではないか、と期待していたのだけども、シングルのアイデアがとにかく突出していて、アルバム曲は2曲くらいしか「おっ」と思う曲はなかった。パスピエは、この隙のなさには興味がないな、という感じだった。メロディーなんかも前作のほうが好きだった。後、B'zのベスト盤も借りてみたのだけど、パッと聞いた感じ、今なお有効な強度を持っているのは「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」と「恋心」「LOVE PHANTOM」くらいだったな。「Calling」で臭メロを極めた後はハードロック化してしまい、聞く気を失ったので止めた。中学1年生の時だけ何故かむやみやたらと聞いていたので、ほとんどの曲を覚えていたけども、Aメロとサビがなかなか結びつかないのが不思議だった。恒例の槇原敬之視聴会も行った。『僕は君の宝物』と『UNDERWEAR』
UNDERWEAR

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という2大名盤に酔いしれる。

しつこいようだが、私の1番好きなマッキ―楽曲は「Penguin」だ。何てメロディーだろう。言葉の入ってきかたも尋常ではない。2枚ほど聞いてみて導き出された結論は、マッキーの歌詞の素晴らしさは、文章の組み立ての巧さが大きいのでは、という事。そして、これまでは具体性に富んでいる点が素晴らしい、と思っていたのだけども、マッキーが上手いのは、「所作」の描写力に他ならないな、と気づいた。楽曲の中で人物が見事に運動している。だから、想像力への喚起力が異常に強いのではないかしら。


帰りは5時間以上かけて国道で帰ってきた。腰が完全に破壊されたが、楽しい3連休でありました。