青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこっとー

暑過ぎる。この夏は自分の働いたお金でクーラー代を払う初めての夏。最高の夏になりそうな予感。


水曜日に観たスカートの企画『月光密造の夜』in渋谷WWWは最高だった。ミツメ、トリプルファイヤー、スカートという3組で、ドリンク代込み1500円。渡お兄さん、ありがとうございます。ミツメは大好きなバンドですが、この日はそこまでよくなかった気がする。冒頭2曲、さっぱり音がはまってなくて心配したのだけども、3曲目くらいから持ち直していた。17日に出るシングルに収録されている「うつろ」と「会話」がとてもよかった。今、バンドはインプロ志向が強いようだけども、落ち着いたら、川辺君の歌謡センスを活かしたモードも聞いてみたい。個人的に、彼は日本語をメロディーに乗せる新しい才能の持ち主だと思っております。トリプルファイヤーは下にも書きましたが、とにかく最高だった。1年くらい前に池袋オルグでライブを観て「かっこいいなー」と思い、音源を買っていたのだけど、すっかり存在を忘れていた事をここに謝罪したい。リズム隊のルックスが、修行武僧か二丁目のカップルか、という感じで渋すぎました。ボーカルの吉田君はTwitterでも騒がれていましたが、偽星野源でした。

日本海の魚は身が引き締まっている

という歌詞を思い出しては笑っている。そういえば、ブログへの感想で、「トリプルファイヤーと柴田聡子の歌詞を並べて語るのは意味がない」と書かれているのを見かけた。脈絡なく言葉と言葉をつなぐあの感覚。それは世界と世界と繋ぐ、広げる「扉」を言葉で持って構築していくようで、そういう人を詩人と呼ぶのだと思うし、トリプルファイヤーの吉田と柴田聡子の両者は紛れもなくそれだ。ここにホライズン山下宅配便の黒岡さんなんかも並べて語ってもおもしろいと思う。しかし、「意味がない」という言葉は実にむなしい。そこに書かれたものに意味を持たす事ができるかどうかって受け手次第だ。扉の存在にも気づかず、狭い世界に留まっていればいい。意味がない、と書かれるのがこんなに腹立たしいとは知らなかったので、自分も感想を書く時は気をつけよー。そうそう、スカートはとてもソウルフルなライブだった。僕はイベントタイトルにもなっている「月光密造の夜」という曲がスカートのレパートリーの中で1番好き。後、この日は「アポロ」と「月の器」がとてもよかった。今、気づいたけども全て「月」に関わる曲だ。後、やはり鍵盤の佐藤優介(カメラ=万年筆)のプレイは特別。「セブンスター」でのプレイがハイライトだった。リズム隊の対照的なプレイもクールでした。澤部君、声がとてもよく出ていて、前述の通りソウルフル。個人的には歌詞をもう少し丁寧に歌う所も聞いてみたいなーとも思いました。『エス・オー・エス』のアナログ盤はとても欲しい。

エス・オー・エス [Analog]

エス・オー・エス [Analog]

あのアルバムは本当に好きだ。「ハル」という楽曲の素晴らしさはリリースから時間が経つほどに高まっていきます。

レコードで聞くその体験はさぞかし素敵な事だろう。



ライブ前、「はなまるうどん」で夜ご飯をすます。渋谷WWWが会場ですと、すぐ近くの「丸亀製麺」と相場が決まっていたのですが、「はなまるうどん」の一日分の緑黄色野菜が摂取できる「コクうまサラダうどん」が素晴らしいので、最近は「はなまるうどん」派に傾きつつある。店内を眺めてみる、「はなまるうどん」はかき揚げの油を40%以上カットしているそう。企業努力に目を見張るものがあるようだ。そう言われてみれば「丸亀製麺」のかき揚げは旨いが、もたれる事がある。気がする。私も若さを持て余していた頃は、「丸亀製麺」で「明太釜玉うどん」なるプリン体の気になる食べ物を愛していたものですが、一人暮らしをしてから野菜への気持ちが高まるばかりなので、「コクうまサラダうどん」今後も愛食していく事でしょう。



木曜日は友達とご飯を食べた。「スイーツ王子」の異名を持つ男に、ドトールの名作「ミルクレープ」に夏季限定でレモン味が登場し、なかなかの出来栄えとの情報を頂く。試してみたが、確かになかなか美味なり。帰りに、「カレーと本」特集の今月号『POPEYE』を思わず購入。

POPEYE (ポパイ) 2013年 08月号 [雑誌]

POPEYE (ポパイ) 2013年 08月号 [雑誌]

なんたってカレーは美味しい。今月号の表紙イラストは安西水丸なのだ。調べていなかったので、リニューアル後の編集長は勝手に文体から松浦弥太郎だと思っていたのですが、木下孝浩という『BRUTUS』を手掛けていた人なのですね。やり手だなー。もう表紙の質感から買いたくなる感じなのだよな。次号は「とんかつと映画」にでもしてください。とんかつという食べ物の素晴らしさについて言葉を費やせる人間になりたい。カツカレーという食べ物に想いを馳せる事は、それは小宇宙について考える事であるからして、むにゃむにゃ。思わず、友人に「ねぇ?カツカレーって絶対的な存在だよね!?」と鼻息荒く声をかけるも、「自分からは絶対頼まない」と言われ、言葉を失った。世界はそういう風にできているのか。自分から注文する以外にカツカレーを食べる事のできるシチュエーションというのを考えてみたけども、なかなか思いつかなかった。本屋では岩本ナオの『町でうわさの天狗の子』の11巻も購入したのだけど、もったいなくて読めない。1巻から読み直した後、正座をして読みかかろうと思う。



金曜日、仕事後に池袋ミュージックオルグで、土井玄臣企画のライブを観る。わたなべよしくに、高橋翔、Hara kazutoshi、土井玄臣、となかなかに心躍る出演者に土井さんのお土産の阿闍梨餅の旨さ。初めて観た、わたなべよしくにのライブに惹きつけられた。

スリーピース編成だったのだけども、ボーカルのわたなべよしくにと同等、下手したらそれ以上に才気を発していた、くらみつみらく流というギタリストがとても気になったので、思わず土井さんに何者なのか、と尋ねた所、「三月三十三日」という大阪では名の知れたインディーバンドのフロントマンらしい。三月三十三日、聞いてみようと思う。土井さんは昨年のオルグでの泥酔ライブへのリベンジを見事果たしていたのだけども、この二日後のタワーレコードインストアライブは二日酔いで、なかなかな事になっていて、またリベンジを果たしに来て欲しいと思いました。待っています!



今、このブログに新規で来られる方のほとんどが、坂元裕二脚本、満島ひかり主演の水10ドラマ『Woman』関連の検索のようなのですが、まだ感想を書けそうにありません。なかなかに重たい。でも、僕はあのドラマに路面電車が走っている、それだけで信頼しているのです。2話に黒田大輔が出演していてうれしくなってしまった。しかし、メディアは『ショムニ』との視聴率対決で煽っていますが、多分『Woman』の制作陣ははなから視聴率とれるとは考えてないのではないかしら。10%切らなければいいくらいの気持ちだと思うなー。『Mother』が後半バズったのは芦田愛菜が巧過ぎたからですものね。『Woman』は勿論、最後まで堪能する構えですが、次の坂元裕二脚本では、どうか満島ひかりを幸せにして欲しー。




小沢健二のアナログ盤『Buddy/恋しくて』と『Back To back/ダイスを転がせ/指さえも』(共に7インチ2枚組)を貸してもらって聞いているのだけど、とにかくむちゃくちゃいい。


小沢のアナログ盤はこれでほとんど聞いた事になりますが、アナログで聞いて1番感動したのはこの2枚かも。『ある光』も感動したけど。でも、なんというかこの2枚の楽曲は、ブルーにこんがらがったソウルがまさに刻印されて擦り切れている感じがするからでしょうか。『Back To back/ダイスを転がせ/指さえも』のクレジットなんて、

all songs written, arranged, produced and performed by kenji ozawa a/k/a oza 即ち小沢健二 彼自身

と記載されていて、「あー悩んでたんだんなー」となります。そういえば、この2枚は8cmシングル持ってないのです。学生時代、中古屋の8cmシングルコーナーを真っ先に調べるのを習慣としていたんですが、見つからなかった。あっても一万円台とかね。2003年にアルバム未収録曲編集盤『刹那』が出ると聞いて、この習慣から解放されるぞ!と小躍りするも、誰もが最も聞きたいであろう活動休止前のシングル4枚は未収録だったのも、今ではいい思い出です。