青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

今週のこっと

最近のこと。木曜日に『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』を観たけど、とてもつまらなかった。レイトショー料金での観賞で本当によかった。



金曜日はロードショーで『耳をすませば』がやるというので、家に帰って観る。お正月にもDVDで観たので、今年2回目だが、とても楽しめた。中学生の恋とクリエイティブの物語が、この映画の味わいのようであるが、私としては、原作から舞台が団地に変更されている点、また、夜景が執拗に描き込まれていたり、すれ違う車の量がとても多かったり、ムーンという猫が家々を渡り歩き様々な名前を持っていたり、こういった点がこの映画の肝であると思う。監督である近藤喜文は、こういう言葉を残している。

ある時ある場所で、一瞬すれ違い、別れた人々のしぐさのなかに、確かに存在していた個性のきらめき、その生命のあたたかさ

耳をすませば』は、まさにそれを描きだす試みに他ならないように思う。来週は『平成たぬき合戦ポンポコ』が超高画質で放送らしいので、観たい。



土曜日、梅雨が明けた。今年の梅雨は例年より俄然過ごしやすかったが、夏がいきなり全開で35℃超えです。おかげで洗濯物は一瞬で乾いた。そんな中、自転車で高円寺・中野を探索。高円寺の古着屋「ガイジン」が5周年記念という事で、記念写真展『ガールズカラー』が16日まで開催されている。発売されているじゅんじゅんがモデルを務める写真集には音源のダウンロードコード付き。じゅんじゅん feat.音楽前夜社「2014年のガールズカラー」だ。解散してしまったMAHOΩの為に制作されていた幻の楽曲らしく、マストバイアイテムとなっております。ド頭一音から完璧なポップソングであると共に、「アイアムアイ」と文法さえ吹き飛ばした主張もバッチリ込められた歌詞が最高。いつの日か、魔法の復活を願う!「ガイジン」の乙女臭に耐えられない男性諸君は通販という手もあるそうですよ。


中野ブロードウェイを覗いていたら、エーザイの「トラベルミン」のイメージキャラクターであるトラベルミン君の人形がとてもイカしていてとても欲しくなる。15万円也。「オリエンタルカレー」のオリエンタル坊やの1万5千円の人形もとてもかっこよかった。5万円のドナルドダッグも「さすが5万円」という感じで、造形美が凄かった。あれはいつ頃の作品なのだろう。『おそ松くん』とか『ゲゲゲの鬼太郎』とか『まんが道』を古い版のコミックスで揃えたい欲望に襲われたが、なんとか勝てた。「まんだらけ」って昔のジャンプとかコロコロを買えるのですね。300円くらいで生まれ年のジャンプが買えるというのなら1冊くらい購入してみてもよかったかも。ミスドでも販売店舗が限られているという「プレミアムエンゼルクリーム」を中野店で初めて見かけたので食べたけども、さして感動はなかった。しかし、ミスドは飲茶を販売している店が信じられないほど減ったものです。帰宅後、家でさくら学院の卒業公演DVD『The Road to Graduation Final 〜さくら学院 2012年度 卒業〜』

を観たのだけど、まっこと素晴らしかった。実際に生で観たライブなのですが、1番後ろの席だったので、大まかな動きしか見えてなかったのです。MIKIKO先生は神なり。一定期間にしか現れない少女の可憐さをおしみなく全開にさせるその振り付けの圧倒的なキュートネス、アイデア、空間の使い方、どれをとっても本当に素晴らしい。ダンスグループとしてのさくら学院をもっともっと評価していくべきだろう。特に水野由結ちゃんのダンスは最高。羽が生えているようだし、指の先まで神経が行き届いているよう。クッキング部ミニパティのダンスがあんなにも素晴らしいだなんて知りませんでした。



日曜日も、また灼熱。すっかりまいる。家で木皿泉の『すいか』

すいか Vol.1 [DVD]

すいか Vol.1 [DVD]

のDVDを2話分観る。夏だから観るこの単純さ。しかし、今年はちょうど放送から10年なのだ。10年前のともさかりえと市川美日子はとてもかわいい。小林聡美は今のほうが綺麗だ。あまりに暑いので、自転車での移動を諦めて、電車で吉祥寺へ。ココナッツディスクのセールで、誰だかわからないおじいさんのオルガンソロのレコードを300円くらいで買う。プチプチと割れた音が一段とドリーミーさを盛りたてていて結構よかった。しかし、ジャケットを観て、「わっ、欲しい!」と思うレコードはだいたい高いので、手が出ない。2000円くらいした天体望遠鏡とおじさんの青いジャケットのレコードは一体どんな音がするのだろう。とても聞いてみたい。ときに『ピンポンパン体操』のレコードは『ドラえもん』ファンとして購入しておくべきだろうか。

のび太が持っているレコードは「ピンポンパン体操」と「ロンパールーム」だけなのですよ。確か、静香ちゃんに「ピンポンパン体操の新しい曲聞いた?」と話しかけ、子供っぽいとバカにされていた事もあった。それほどに、のび太にとってのソウルミュージックなのだ、ピンポンパン体操は!



三鷹に移動して、犬と串という劇団の公演を観たのだけど、つまらなくてちょっときつかったので、短編2本で退場した。1ミリも笑えなかった。これは、ぬいぐるみハンターを観た時以来の衝撃だ。しかし、会場は爆笑の渦に包まれていたので、難しいものです。なんで好きなナカゴーの公演でなくこちらの劇団を選んでしまったのだろう。どうかしていた。三鷹まで来ておいて楽しめなかった自分への苛立ちが激しく、何とか鎮めようと『モンスターズ・ユニバーシティ』を観賞。3Dで観たんだけど、特に効果はなかったし、画面が暗くなってしまうので、絶対に2Dで観たほうがいいと思います。小さいマイクが激プリです今作に関しては吹替以外の選択肢はないほどにウーチャカが素晴らしい。『ガキの使い』の毎週録画もそろそろやめていいのかもしれない、という気になるほど、ダウンタウンは面白さのピークを過ぎていて、ちょっと悲しい。



森見登美彦原作の『有頂天家族』のアニメを一応録画して観たが、面白いかどうかよくわかりません。OP曲がよくないなーというのは強く感じました。同じくOP曲が驚くほどよくない京都アニメーションの新作『Free!』ですが、1話は観ましたが、2話以降は『孤独のグルメ』シーズン3と放送時間がかぶっているので断念。水の描写が新技術で凄い、という事は伝わりました。そういえば、ドラマ『Woman』のOP曲であるandropも実によくなかったし、『たまこまーけっと』とマニュエラの関係性って実に美しかったな。しかし、andropの業界での異様なパワーの持ちようは一体何なんだろう。所属事務所のrespireの情報が全くないあたりが怖い。柴崎コウに楽曲提供を2度も行っているし、スターダスト系列なのだろうか。タワレコのゴリ推しも凄かったが、メジャーデビューか何かのタイミングで、『rockin’on』山崎洋一郎、『SNOOZER田中宗一郎、『MUSICA』鹿野淳の推薦コメントをズラリと並べたフライヤーが出た際はゾッとした。もちろん3誌共にインタビュー掲載。メディアも掌握していたのか、と。あの雑誌作りに妥協を許さないキャラの田中宗一郎を屈させるレベルの人間が関わっているって事ですから、恐ろしいですよ。



最近読んだもの。真造圭吾『みどりの星』1巻を読んだ。

みどりの星 1 (ビッグコミックス)

みどりの星 1 (ビッグコミックス)

今の所、どこかで読んだ事のあるプロットが散りばめられているだけで、とりたてて面白くはないと思う。とても好きな作家ですが、正直な感想として。種撒きの1巻なのでしょう。後、個人的に、鳥山明鳥山明○作劇場』
鳥山明○作劇場 1 (ジャンプコミックス)

鳥山明○作劇場 1 (ジャンプコミックス)

に収録されている短編を想わせた。そう思うと、鳥山明の絵で読んでみたい。後、安達哲の『キラキラ!』をちまちまと読み直している。相変わらず眩し過ぎて辛い。



最近聞いたもの。金曜日に土井玄臣さんがツイートしていたNew Zion Trioのセカンドアルバムを買って部屋でよく流している。土井さんが聞いている音楽は、なんだかとてもかっこよさそうに聞こえるので憧れてしまいます。

CHALIWA チャリワ

CHALIWA チャリワ

ダブにうすーくピアノが鳴っているサウンドは涼しげで、この季節にとてもいい。音数は少ないのだけど、重くて深いリズムに、メロウな音色が、トリップに誘います。