青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

何となく年度末の疲れが抜けなくて、グッタリしております。金曜日は『ドラゴンボールZ』の新作に失望し、週末ははさほどでもない嵐に怯えたせいで洗濯が干せなかった。生乾きは辛い。匂いをかがずに買ったダウニーが臭くて1回も使わずに捨てそうな予感がしています。あれ置いておくだけで臭いのな!


日曜日は朝から有楽町へ向かいポール・トーマス・アンダーソン『ザ・マスター』を観た。理解の範疇を超えているにも関わらず傑作に違いない、という確信もあって、なんかもう悔しいからスルーしたい。「いっそ観なかった事にして忘れたいレベル」という吉田大八(『桐嶋、部活やめるってよ』監督)の言葉がしっくりくる。では、『マグノリア

マグノリア [DVD]

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とは何だったのか?と聞かれても口を噤むしかなく、ポール・トーマス・アンダーソンとは私にとってそういう監督だ。フランシス・フォード・コッポラの昨今の傑作でお馴染のミハイ・マライメア・Jrのカメラはウットリするほどに素晴らしい。


映画を観終えた後、東銀座まで歩いて新しい歌舞伎座を外から眺めて、その横にある有名喫茶店YOUで名物のオムライスを食べる。

卵がおそろしくフワフワで甘く、美味い。上質な生クリームをたっぷり使っているに違いない。デミグラスなどでなく真っ当なケチャップソースなのもなんだか嬉しい。しかし、銀座〜有楽町ラインはナポリタンが1000円を超えるので恐ろしい。



とんねるずのみなさんのおかげでした!』ではずん飯尾の結婚披露宴、『めちゃ×2イケてる』ではナインティナイン矢部の結婚披露宴と、フジテレビがおめでたい事になっておりました。前者にはコサキンビートたけしまで登場するのだから、たまらない。さまぁ〜ずと一緒に内村光良まで引っ張りだしてくれればもっと最高だったな。たけしの暴れっぷりを見つめる木梨憲武の表情が何とも言えなかった。後者はVTRながらタモリ鶴瓶爆笑問題が登場。面白かった。『モヤモヤさまぁ〜ず』の大江アナ卒業回も録画しておいて見た。NY2日目のあの何とも言えない3人の感じには胸がキューっとさせられた。まぎれもない青春の匂いがした。この番組らしく、大袈裟な泣かせの演出はなかったのだけど、それでも泣いてしまう大江アナ、そしてそれを見て目を真っ赤にするさまぁ〜ずが美しかった。



先週はトーベ・ヤンソンの素晴らしい小説に出会えた事がうれしかった。ムーミンに何でもっと早く出会っていなかったのだろう。薄くてあっという間に読めてしまうので、本当にオススメです。後は漫画ばかり読んでいます。


吉本浩二ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜』の3巻が2巻からほとんど間を開けず発売。

これはうれしい。今までの現人神的な手塚のパブリックイメージに人間味をもたらそうという試みが、逆に手塚の凄味を増長させている。面白いエピソードばかりだ。ドラマ化するという事だけど、これだけエピソードが強ければ、面白くなるに違いない。



今井哲也アリスと蔵六』を読んだ。

大傑作『ぼくらのよあけ』
ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

以来の待望の新作。今の所、そこそこに面白い、という範疇。しかし、思いっきり『AKIRA』で『ARMS』で『魔法少女まどか☆マギカ』な感じで、更に回想形式の採用に、フード理論のこれでもかという多用、といちいちテクニックが古臭いのが気になる所です。後、1コマ、1コマが台詞のふきだしも含めてギューっと詰まっていてちょっと読みづらいのだよなー。でも、今井哲也は天才だから、これからもっとおもしろくなるに違いない。



庄司創三文未来の家庭訪問 庄司創短編集』もなかなか面白かった。

三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)

三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)

いかにもアフターヌーンと言う感じの1冊。今の所、小難しさが勝っていて、好きな人は好きだろう、という印象に留まっていますが、物語の着眼点が素晴らしいので、これからの作品に期待しています。



私立恵比寿中学エビ中のユニットアルバム 2枚セット』を借りて聞きました。ライブ会場限定発売だったようです。2曲ほどむちゃ好みの素晴らしい出来ばえのユニットがございました。フリテンガールの「神様の言うとおり」と安本さんと鈴木さん「たそがれシアター」です。「神様の言うとおり」はまるで往年のタンポポを想わせる歌謡ポップス。「たそれがれシアター」は筒美京平松本隆への美しきオマージュではないか。安本さんと裕乃ちゃんの声質もサイコー。




最近はライブハウスからすっかり足が遠のいていて、面白いニューカマーに出会えていない。誰か教えて下さい。私は今更Homecomingsに夢中です。

普通のアノラックじゃないか、という感じなのだけど、なんでこんなにも心ときめいてましうのか。これがバンドマジックというやつか。それとも、京都の女子大生という響きのマジックであろうか!Homecomingsが1曲参加しているという事でフリーで手に入る(http://anotraks.bandcamp.com/album/soon-v-a)『Soon V​.​A.』というコンピも聞かせて頂きました。

最近、なんか若い人の間でアノラックサウンドがリバイバルしてるなー、と思ってはいたんですが、ここまで盛り上がっているのですね、知らなかった。シューゲイズとニューウェイブとか色々混ざっている感じですが、これはアノラックですね!4/13にはBOYISHのリリースパーティーという事で関西からその手のバンドが集結するのだそうだ。むちゃ行きたいけど、オールナイトだから厳しそう。若さを持て余している人は行くべき!→
http://coconutsdisk.com/kichijoji/2013/04/06/indie-pop-party-sha-la-la-413sat/




かれこれ1週間前の事だが、わっしょいハウス『チャイム』を新宿眼科画廊で観た。

面白かったり、退屈だったりした。脚本はどんどんミニマルに、フォルムは曖昧になっていき、生きているのか死んでいるのか、もよくわからないまま日常と街が立ち上がっていく、という凄い領域に深化しているのは確かに感じる事ができたのだけど、所謂チェルフィッチュmeets五反田団な軸をずらした緩い会話劇に退屈を感じる瞬間が少なくなかった。未だに初めて観た『おばけが出現』が1番好きです。椎橋綾那と浅井浩介はいつもとてもいい。