青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2013/04/01~)

何となく年度末の疲れが抜けなくて、グッタリしている。金曜日は『ドラゴンボールZ』の新作をわざわざスクリーンで見て失望し、週末ははさほどでもない嵐に怯えたせいで洗濯が干せなかった。生乾き、辛い。匂いをかがずに買ったダウニーが臭くて、1回も使わずに捨てそうな予感がしています。あれ、置いておくだけで臭い。かれこれ1週間前の事だが、わっしょいハウス『チャイム』を新宿眼科画廊で観た。

面白かったり、退屈だったりした。脚本はどんどんミニマルに、フォルムは曖昧になっていき、生きているのか死んでいるのか、もよくわからないまま日常と街が立ち上がっていく、という凄い領域に深化しているのは確かに感じる事ができたのだけど、所謂チェルフィッチュmeets五反田団な軸をずらした緩い会話劇に退屈を感じる瞬間が少なくなかった。椎橋綾那と浅井浩介はいつもとてもいい。


日曜日は朝から有楽町へ向かいポール・トーマス・アンダーソン『ザ・マスター』を観た。理解の範疇を超えているにも関わらず傑作に違いない、という確信もあって、なんかもう悔しいからスルーしたい。「いっそ観なかった事にして忘れたいレベル」という吉田大八(『桐嶋、部活やめるってよ』監督)の言葉がしっくりくる。では、『マグノリア

マグノリア [DVD]

マグノリア [DVD]

とは何だったのか?と聞かれても口を噤むしかなく、ポール・トーマス・アンダーソンとは私にとってそういう監督だ。フランシス・フォード・コッポラの昨今の傑作でお馴染のミハイ・マライメア・Jrのカメラはウットリするほどに素晴らしい。映画を観終えた後、東銀座まで歩いて新しい歌舞伎座を外から眺めて、その横にある喫茶店「YOU」で名物のオムライスを食べる。

卵がおそろしくフワフワで甘く、美味い。上質な生クリームをたっぷり使っているに違いない。デミグラスなどでなく真っ当なケチャップソースなのも嬉しい。


とんねるずのみなさんのおかげでした!』ではずん飯尾の結婚披露宴、『めちゃ×2イケてる』ではナインティナイン矢部の結婚披露宴と、フジテレビがおめでたい事になっておりました。前者にはコサキンビートたけしまで登場するのだから、たまらない。後者はVTRながらタモリ鶴瓶爆笑問題が登場。『モヤモヤさまぁ〜ず』の大江アナ卒業回、NY2日目のあの何とも言えない3人の感じには胸がキューっとさせられた。まぎれもない青春の匂いがした。この番組らしく、大袈裟な泣かせの演出はなかったのだけど、それでも泣いてしまう大江アナ、そしてそれを見て目を真っ赤にするさまぁ〜ずが美しかった。



吉本浩二ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜』の3巻が2巻からほとんど間を開けず発売。
これはうれしい。今までの現人神的な手塚のパブリックイメージに人間味をもたらそうという試みが、逆に手塚の凄味を増長させている。面白いエピソードばかりだ。ドラマ化するという事だけど、これだけエピソードが強ければ、面白くなるに違いない。



最近はライブハウスからすっかり足が遠のいていて、面白いニューカマーに出会えていない。誰か教えて下さい。私はHomecomingsに夢中です。

普通のアノラックじゃないか、という感じなのだけど、なんでこんなにも心ときめいてましうのか。これがバンドマジックというやつか。それとも、京都の女子大生という響きのマジックであろうか。Homecomingsが1曲参加しているという事でフリーで手に入る『Soon V​.​A.』というコンピも聞いた。

私立恵比寿中学エビ中のユニットアルバム 2枚セット』に2曲ほどむちゃ好みの素晴らしい出来ばえのユニット曲がございました。フリテンガールの「神様の言うとおり」と安本さんと鈴木さん「たそがれシアター」です。「神様の言うとおり」はまるで往年のタンポポを想わせる歌謡ポップス。「たそれがれシアター」は筒美京平松本隆への美しきオマージュではないか。安本さんと裕乃ちゃんの声質もサイコー。