青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/10/01~)

かれこれ10年ほど、商品の黎明期から舐め続けてきたミンティアを断った。大学受験から社会人まで、私のストレスと共にあったミンティア。さよなら。社会人になってからはもうストレスがひどいのか1日1箱ペースで頼っていたので、なかなか最初は辛かったけども、ガムなら100円で3日はもつ事に気づきました。浮いたお金でテニスコートを買いたいと思います。『ゴッドタン』の「キス我慢選手権」にハイバイの岩井秀人(みんな大好き『桐嶋、部活やめるってよ』の映画部顧問の先生)とマームとジプシーの尾野島慎太郎が出ていた。以前もハイバイの劇団員が丸っと出てきたり、ナカゴーの篠原正明が出ていたりした。どうやら佐久間プロデューサーはAV女優ファンであると共に演劇ファンでもあるらしい。どうか次はロロをお願いします!



アウトレイジ ビヨンド』に魅了されすぎてたけしの事ばかり考えている毎日。でも、『アウトレイジ ビヨンド』には水野(椎名桔平)がいないんだよな。『アウトレイジ』は水野に尽きた。彼の死に際のブルーと風は、突然これまでの北野作品が挨拶してきたようでハッとした。後、死ぬ前の水野のセックス。あの荒れくれ者がどんだけ激しいのピストンを披露してくれるのか、と期待していたら、椎名桔平はネットリした大人のスローセックスを提示してきたのである。一緒に観た『アウトレイジ』を観た友人は劇場を出たらすっかり大人の顔になっちまってた。水野のスローセックスに掲示を受けちまったんだろうな。



木皿泉祭りが開催中で『Q10』の次は『野ブタ。をプロデュース』を観ている。

野ブタ。をプロデュース Vol.1 [DVD]

野ブタ。をプロデュース Vol.1 [DVD]

『桐嶋、部活やめるってよ』は『野ブタ。をプロデュース』で補完されるのではないか、という仮説を立てて見返しているのですけど、1話目にして桐谷が

生きなきゃなんないんだから、俺たちは、このちっぽけな学校の中でさ

という台詞を放っていた。



オードリーの小声トーク 六畳一間のトークライブ

オードリーの小声トーク 六畳一間のトークライブ

オードリーのオールナイトニッポン 一年史

オードリーのオールナイトニッポン 一年史

オードリーのトーク本を2冊読み直した。いやーおもしろい。オードリーが男子校出身っというの、男子校出身者は絶対わかるはず。文章でも面白いフリートークブックオフで見かけたらゲトって間違いなしです。『北野演芸館』で披露した新ネタ漫才には興奮した。




柴幸男の音楽劇『ファンファーレ』を観た。ちょっとしんどかったです。「世界はてんで(点で)バラバラででたらめだ」という叫びから、ファとレしか歌えない女の子のメロディーが色々な人と出会って歌になる。そこから「街が歌い出す」への持っていき方も雑だったような。脚本の細部の精度も低くてかなり退屈してしまった。歌とダンスと生演奏(特に口口口三浦康嗣のメロウなピアノがとてもよかった)はもちろん悪くなかったのだけども。フィナーレの祝祭感の置いてけぼり感は強烈だった。



土曜日は代々木公園で九州観光・物産フェアが開催されていたので、皿うどんとかチキン南蛮とか辛子蓮根などをたらふく食べてきました。そして、私立恵比寿中学×Deerhoofというツーマンライブを渋谷o-eastで堪能。Deerhoofファン側からはちょっと非難の声も聞こえたブッキングですが、そんなに違和感はなかった。エビ中も音像をバキバキにしてくるでもなく、セットリストを特殊なものにしてくるでもなく、媚びる事なくいつも通りのライブで清々しかったです。みれいちゃんのさよならなんて云えないよ(美しさ)に見惚れたり、安本さんがパフォーマンスの時に凄い顔で表現するようになった事に驚いたり。何よりあいあいのダンスの暴れ馬っぷりに感動。Deerhoofのフィジカルの強さが伝わってくる音にひれ伏す。外人さんのあの乾いた力強いドラムの音って何なのだろ。ドラムのバンドという印象。ボーカルの人が板尾の嫁のようなダンスを繰り広げるのが楽しかったです。



日曜日は『魔法少女まどか☆マギカ』を観に行こうと試みるも、全部の回が売りきれていて少し泣く。もっと上映館増やして欲しい。しかたないので時間の合った『桃さんのしあわせ』という香港映画を観る。

映画際で賞を取りまくっているらしい。客層は平均年齢が60手前な感じで地雷を踏んだかと思いきや、上品でそこそこにいい映画でした。わざとらしいくらいの照明が温かく役者の顔に当たっているのがいい。記憶とか時間とかが、部屋とか紐とか石鹸から浮かび上がるのもいい。アンディ・ラウがよかった。映画を観終えた後、ムルギーカレーを食べて(旨い)、パルコ劇場へ。パルコプロデュース『ヒッキー・ソトニデテミターノ』を観る。ちょっと気持ちをやられてしまい、感想が上手く出てこない。古舘寛治はやはり凄い役者だ。もちろん吹越満も。五反田団の『宮本武蔵』に出ていた岸井ゆきのもキュートでよかった。



SWITCH 特別編集号 ソーシャルカルチャーネ申1oo The Bible

SWITCH 特別編集号 ソーシャルカルチャーネ申1oo The Bible

雑誌『SWITCH』の「ソーシャルカルチャーネ申1oo The Bible」なる特集の特別号で様々なクリエイターに「気になるweb3つ」挙げてもらう。みたいな企画がありまして、そちらでオノマトペ大臣さんが「青春ゾンビ」を挙げてくださいました!こいつはうれしい。ほとんどの人が「YouTubegoogleTumblr」とか企画者泣かせの回答を連発している中で個人ブログをチョイスしてくれるなんて。ありがとうございます。「青春ゾンビ」改め「青春オノマトペ」にしたいくらいです。『SWITCH』のこの号には東京女子流×Maltine RecordsというイカしたremixCDもついてきますよ。