青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

週末のこと

最近のこと。季節の変わり目にはうつくしきひかりのアルバムを聞く。


木曜日はアトリエヘリコプターで五反田団×ASTROV『アンダスタンダブル?』を鑑賞。日本人3人とフラン人3人による英語、日本語、フランス語の3カ国語演劇。おもしろかった。あっという間に終わるけども、かなり耐久度の高い戯曲だと思う。演出はジャン・ドゥ・パンジュというフランスの方なのだけど、永遠にすれ違うような悲劇を喜劇に転じさせてしまう、いつもの前田司朗の凄みが根底に感じられた。前田司朗であれば、もっと詰めて面白くもできるのではないかと思うけども、通訳を入れたアフタートークのダルさだけでも、とにかく演出する大変さを痛感したので、それを求めるのは酷ですね。


金曜日は仕事が忙しかった。退社後、松島直子の『すみれファンファーレ』と大橋裕之『夏の手』を買ってサブウェイで読む。
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夏の手

夏の手

どちらも素晴らしい内容で疲れが吹き飛ぶ。特に『夏の手』の凄みについてはもう少しじっくり咀嚼して何かしら感想を書きたい。家に帰って録画していた『アメトーーク』と『とんえるずのみなさんのおかげでした』を観ました。後、『くりぃむナントカ』の4年ぶりの「ビンカン選手権」、大木ちゃんが少しだけでも見れてうれしかったです。城嶋引退の男泣き会見にもらい泣き。大先輩、工藤投手と話していてまた泣いちゃう姿にグッときた。かつてダイエーホークスで共に戦った岩鬼の事を少し想った。


土曜日は浜松にドライブに。浜松は思っている以上に遠い。老舗清水家で鰻を食う。


ホクホクで美味しい。鰻というのは本当に心から元気になれるような食べ物で素晴らしいな。そして、浜松のライブハウスへ向かう。なんとちょうどタイミングよくミツメとヤングが浜松でライブをしているというのですよ!こいつはビックリした。鰻屋とライブハウスが思っていた以上に距離があってヤングには間に合わなかったのだけど、ミツメに間に合う。廃ビルのような建物のライブハウスで、まるで秘密基地のようだった。ライブスペース自体はとても小さく、じっくりミツメのライブを凝視する事ができた。足元までまじまじと見ることができ、想像以上にたくさんの機材を持ち込んでいる事に驚く。ミツメのライブは本当に色々な音で遊んでいて楽しい。少年達が秘密基地で音と戯れているような感じが、本当に画になるしキュンとくる。誰かミツメで青春ロードムービー撮るべき。2ndアルバムの曲を中心にサーっと駆け抜けるライブだった。帰りは高速を使わずに知らない街の風景を楽しみながら帰る。月が綺麗で空が明るかった。夜の国道で聞くFlying Lotusの素晴らしさが忘れられない。『Until The Quiet Comes』は間違いなく今年ベスト級の1枚ではないでしょうか。

Until the Quiet Comes (WARPCD230)

Until the Quiet Comes (WARPCD230)

夜になるとひたすら聞いている。アンビエントとドローンに興味が移ってきていたので、『ele-king』の最新号の「ノイズ・ドローン特集」はありがたい。
ele-king Vol.7 (DOMMUNE BOOKS)

ele-king Vol.7 (DOMMUNE BOOKS)

さっそく載っていたシカゴの女性アーティストMadalyn Merkeyを聞いているんだけど、これがすんばらしい。

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こういう音楽を聞くのはほぼ初めてに近いので、まだ語る言葉を持たないのだけど、静寂と、そして想像力を喚起してくれる音楽で、ヘッドフォンで音に埋もれながらチルしたり覚醒したりを繰り返している。ここ(http://soundcloud.com/cyndi/inertia)で1曲フリーダウンロードできます。




車ではJ-POPをよく聞くのだけど、色々流した中でもぶっちぎりでL'Arc〜en〜Cielがかっこよかった。GLAYは本当に聞くに堪えないが、ラルクはどの曲も今もバッチリかっこいい。ニューウェーブmeets筒美京平のような中期(初期)のシングル群の充実はなんだろうか。超オリジナルだよ。「夏の憂鬱[time to say good-bye]」「風にきえないで」「flower」「虹」「winter fall」あたりは至高だ。中学生の時はいまいちピンときていなかった「侵食」や「火葬」のかっこよさも新鮮だった。ドラムはやや貧弱だけどもメロディアスにドライヴィンするベース、線は細いけどもとにかく丁寧なプレイのギター、なんか今聞くといちいち新鮮でしたね。

後、久しぶりに聞いてみたポケットビスケッツブラックビスケッツですが、断然ブラビがかっこいい。超スムース。中でも「スタミナ」と「タイミング」の影に隠れがちなコモリタミノルのペンによる「リラックス」が最高。完全にSMAPですね。

当時は小学生ですから、やっぱりナンチャンよりウッチャン、天野君よりウドなわけで、ポケビを応援していたんですけども、パラッパー河合の曲ダサいす。聞き直してみたらサビ以外フックがなかった。




日曜日は台風だし引きこもってひたすらチルしてた。というか寝てた。雨が降り出すまでずっと窓を開けて強い風を存分に部屋に入れて楽しんでいた。そんで寝てた。久しぶりに『サザエさん』とかを観たのだけど、なんか脚本が途中で終わるような、チグハグというか、脱構築した感じを受けて、あれ、元々こんな感じだったっけ?とか思いつつも、なんかおもしろかった。台風が去った後の空気ってなんであんなにいい匂いなのか知りたい。理科とかちゃんと勉強していたらわかる事なのかしら。




そういえば、10/5(金)から個人的に今年観た演劇の中で1、2を争う傑作、ロロの『LOVE02』が京都の元立誠小学校で上演される。

『LOVE02』は誰かの想いがほんのちょっとだけ別の誰かに届いて、その別の誰かの想いが、そのまた別の誰かにほんのちょっとだけ届いて、 そうやって想いが波及してゆっくり広がっていく景色を夢みながらつくりました。この作品がもっとずーっと遠くまで波及していくように、そんな景色を夢みながら乗り込みますっ。正夢にしますっ。
<タイムテーブル>
10月5日(金)19:00
10月6日(土)14:00
10月7日(日)休演日
10月8日(月)19:00
10月9日(火)16:00
<料金>
一般|前売2500円 当日2800円
学生|前売2300円 当日2600円
高校生以下|1000円(予約・当日共)

関西圏の方、ロロデビュー、演劇デビューに『LOVE02』オススメですよ!まっじで!