青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと

最近のこと。仕事が比較的忙しい週だった。残業していたら突然携帯から「とっても行きたいっ!ユナイテッドオブステイツアメリカっ!」と大音量で流れ出して、フロアに響き渡る。誤作動。恥ずかしかったけども、シャムキャッツのライブがとても観たくなりました。なんとなく涼しくなる気配が見えてきております。しかし、そんな中発売されたガリガリ君リッチコンポタージュ。

なんでも売れすぎて生産が追い付かず販売中止だとか。話題飛ばしのクソ商品だろうと冷たい目で眺めていたのですが、食べてみて驚きました。不味くない!疑いようもなくコンポタージュ味のアイスでありながら、全く新しい何かが誕生している。黄粉のような味もする。塩が効いているのもうれしい。和スイーツ、塩スイーツのトレンドにのっかりながら圧倒的なオリジナリティーを提示しております。もっぱら不評のようですが、凍ったコーンの粒をアイスの中に入れるとか斬新過ぎ。無茶苦茶尖っている上に、その商業的成功。この赤城乳業のクリエイティビティに、あらゆるクリエイターが刺激を受けて、これから大変な事になるよ。ガリポタの変。まぁ、すげぇ濃い味だから、何回も食べたいとは思わないんですけどねー。



池袋の芸術劇場がリニューアルオープンという事で、「東京福袋」というイベントが開催されている。

田上パル、ロロ、範宙遊泳、モダンスイマーズの4劇団が30分未満ほどの短編を披露する日に訪れてみました。まぁ、とにかくお目当てはロロだったわけです。超短編集『ラストシーン』、あらゆる物語のラストシーン、ハイライトシーンを1〜2分の短編にして超ベタな選曲(「戦場のメリークリスマス」とか「クリスマス・イブ」とか「いとしのエリー」とか「サライ」とか!!)にのせて乱れ打ち。名作漫画の最終回だけを集めた編集本で『いきなり最終回』というのがありましたよね。こりゃ、あれだな!と。しかも、主催の三浦直之が役者として出演、ととにかくお祭り感満載で、序盤あまりのおもしろさに口をアングリしていたのですが、突如ブレーキがかかって失速。おそらくあえてなのだろうけど、なんかもうあのまま最後まで突っ走るのも観てみたかった。失速後は、短編たちを突き刺す1本の串の役割をはたした亀島一徳の独壇場。頼めど頼めど出てこない水出しアイスコーヒー、そして、表の狂騒と一切交わる事のできない無関係さ。苛立ちがとてもセクシーでした。しかし、ロロの役者陣は本当に華がある。大きい舞台にも輝きが全然負けてなかった。田上パルは脚本にかなり無理があってのれなかった。範宙遊泳はその志には「ややっ!」となるも、手さばきにマジカルさが欠けていてちょっと眠くなる。モダンスイマーズは体裁は非常に整っていたのだけど、今さらこういう話思いついてそのままやろうという発想が凄いな、と身も蓋もない感想を抱いてしまう。「だから、何?」という。辛口!そういえば、ウェストシアターでの鑑賞だったのだけど、前方は傾斜がなく前の人と重なってしまいかなり見づらかった。かといって後ろだと音が届きづらそう。あまり今後もここで観たいとは思えないシアターでした。今週はマームとジプシーの長編新作『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』、来週は快快の『りんご』と超重要作の公演が続くので、緊張しております。快快『りんご』開催前に声明文(http://faifaijapan.blogspot.jp/2012/08/blog-post_19.html)がとてもよくて、必読です。どちらの公演もインターネットですぐにチケット予約できますよ(今なら)。どちらかの作品で演劇デビューというのもありだと思います!




ぺヤングのCMが今も立川志の輔師匠であったので、うれしい。志の輔師匠の落語がとてつもなく観たい。お笑いのライブ観に行きたい。結局、疲れたなぁ、とか心が弱っているなぁ、なんて時にはお笑いを観るのが1番効くのだ。後、効くのが『キテレツ大百科』のアニメDVD。

キテレツ大百科 DVD 19

キテレツ大百科 DVD 19

なんとDVDは1枚3時間を越えるヴォリュームですよ。安心のクオリティで心休まります。原作よりアニメのが断然面白いのは、原作者の藤子先生も認める所。岡崎京子の『リバーズエッジ』でも、セックス後に「あ、もうキテレツの時間だ」とベッドから飛び跳ねる名シーンがございますね。

今、『リバーズ・エッジ』とかにそこまで夢中になれないのだけど(今読むなら絶対に『チワワちゃん』だと思う)、このシーンとか食堂のうどんがまずくいけど癖になる、とかのシーンは非常にひっかかりますね。そういえば、キテレツは楽曲がどれも素晴らしくて、今でも主題歌集はよく再生してしまう。
キテレツ大百科 スーパーベスト

キテレツ大百科 スーパーベスト


「ボディーだけレディー」はなんでもバンドじゃないもん!がシングルでカバーしたとか。




最近借りて観たDVDはいまおかしんじ『かえるのうた』と堀禎一『草叢 KUSAMURA』の2本。

かえるのうた [DVD]

かえるのうた [DVD]

草叢 KUSAMURA [DVD]

草叢 KUSAMURA [DVD]

たまたまどちらも吉岡睦雄が出ている。面白いピンク映画にはたいてい吉岡が出ているので、今後もひたすら彼の裸を観続けるのだろう。いまおかしんじの映画をいまいち面白いと思えないのだけど、やはり断トツで『草叢 KUSAMURA』のがk好み。堀禎一の作品って全部好きかも知れない。空間の切り取り方、構図が素晴らしくて、映画だなぁ、という気持ちになる。外から聞こえてくる音がいい。チリ紙回収車のスピーカーから聞こえる吉岡の間の抜けた声だとか鼻歌だとか外で遊ぶ子供の声だとか。