青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

中川理沙(ザ・なつやすみバンド)ソロライブ

ザ・なつやすみバンド『TNB!』売れているようですね!素晴らしい音源がしっかりと売れているのは気持ちいい。そして、ぜひライブを観てもらいたい。「ザ・なつやすみバンドはロックンロールバンドである」というのが僕の中にありまして。音源より余裕で凄いぜ!特にコーラスとドラムがね。ライブは飛んでますから、熱が。「悲しみは僕をこえて」の4人のコーラスの組み合わさり方なんて、流麗というのではないのだけど、あれが生命で、あれが祝福なんだ、って思ってしまいます。後ですね、『TNB!』に収録されていない「パラード」「サマーゾンビー」「めくらまし」が信じられないほど名曲なんです。特に「パラード」はぜひ聞いて欲しい。バッハの旋律を夜に聞いたせいで、できあがったかのような異形のマーチングロックンロールチューンですよ。僕はぜひ、あの曲をすぎやまこういちくるり岸田繁に聞かせたいのだ。とにかく、あの名盤『TNB!』1枚で終わり、という心配が全くないからうれしくなってしまう。そういえば、「波」や「麦ふみ」なんかの初期の楽曲もいつか流通音源化して欲しいなぁ。



そんなザ・なつやすみバンドのボーカリスト中川理沙のソロライブを観てきた。

1番前に座って観ているリズム隊の2人。そして当然のようにゲスト出演して謎の動物の歌と「世界の車窓から」を披露していました。仲良しだな。しかし、改めて中川さんの歌とピアノのアンビエンス、そしてソングライティングのスタンダード感に驚かされた。「外濠公園」と「ゆうびんやさん」はクラシックナンバーに認定したい。初めて聞く曲もたくさんあったのだけど、ことごとくいい曲だったな。カバーもしっかり中川節に染まる。松任谷由美矢野顕子原由子とかスタンダード感とオリジナリティを両立させている人達の事を想った。この人はなんだかすごい境地に辿り着いてしまうのではないかと才能を目の前にゾクゾクする気持ち。