青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

マーライオン『日常』

マーライオンのセカンドアルバム『日常』が何と500円にて全国発売だという。

日常

日常

恐るべき子ですわ。

彼との出会いは、Twitterでした。妙に絡んで来る高校生がいて、それが彼だったわけです。なんでもこのブログを参考にして演劇を(ママと!)観に行ったとの報告を受けて、なんて素直で行動力のある子なんでしょ、と(しぶしぶ)フォローを返したわけですが、彼のやっている音楽の魅力に関してはさっぱり理解できなかった。いや、今でもこのアルバムを3000円で買え、と言われたらかなり頭を悩ますのが正直な所かもしれない。歌声にもメロディセンスにもコード感覚にも作詞能力にも演奏能力にも恵まれていない。こんなにもギターにスムースに乗らないメロディーを乗っけるのはある意味才能なのかもしれない、とかわけのわからない聞き方をしてしまう。とは言え初めてギターをかき鳴らした瞬間が確かにここにはある。そして、この2ndアルバムは少しだけライティング能力が成長しているような気もする。おそらく銀杏BOYZ経由で掘り下げたのであろうフォークの節回しを会得していたりする。さて、今後彼は永遠に青春デンデケデケデケデケしていくのか、はたまた成熟を選ぶのか。

「でも、やるんだよ」とかみんなわけもわからず多用していますけど、こんなにも音楽の神様に愛されていなくて、イケメンなわけでもなく、本当に何にも持っていなくて「でも、やるんだよ」と世界と対峙していく彼の活動にはちょっと勇気をもらっている。ここだけの話。けなしているんだが褒めているんだか、よくわかりませんが少なくともライブパフォーマンスに関しては一見の価値あり!と自信を持って言える。マーライオンのイリュージョンMCを堪能あれ。ちなみにマーライオンという名前の由来は「嘔吐するように表現していきたい」でも「世界有数のガッカリスポットになりたい」というわけでもなく、「周りにマレーシアに行く友達が多かったから」だそうです。まじで何言ってるかわからなくて怖い。


(追記)
マーライオンからレスポンスがありました。名前の由来を改めて教えてくれました。

僕は見ての通り、運動も勉強もファッションセンスもないです。だからこそマーライオンの由来は、さらけ出すというのがテーマなんです。全部吐いて、楽になる。そして決して自己満足にならずに同時にどこにでもいる僕のような人間でも出来るんだから見ている人にも「私にもできる」と思ってほしいです。そういうテーマなんです。