青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

『TOWER RECORDS Presents POP'nアイドル』

TOWER RECORDS Presents POP'nアイドル』を観にお台場ZEPP TOKYOへ。

平日なので仕事後駆け付けたのですが、開演は17:30という事でどうやっても間に合わず。バニラビーンズ、LinQ、SUPER☆GiRLS観られず。ゆりかもめで急いだのに。豊洲〜お台場にかけてのゆりかもめ線の車窓からの風景って手塚や藤子がデザインした近未来のようで好きです。



会場につくと東京女子流が3曲ほど終えた所のよう。最初から見たかった。小西彩乃の骨折で歌の核を欠いた4人の女子流ですが、他のメンバー(特に庄司芽生が頑張って歌ってました)が懸命に歌唱を補い、ダンスをよりシャープに魅せてきてグッとくる。かわいくて踊れてあの声質を持ち合わせている新井ひとみは本当に逸材だ。ルックス、歌唱、ダンスパフォーマンス、楽曲クオリティなどを単純に数値化すると東京女子流が現在のアイドル界でトップなのではないかと思っています。3/7発売のニューシングル表題曲「Rock You!」もバッチリでした。

これはアルバムも期待。名盤『鼓動の秘密』を越えてきてくれそうな予感です。




続いて、スマイレージ。あの4人じゃないスマイレージってどうなのよ、と訝しげに見るも、一瞬で吹っ飛ばされる。なんだろう、迫力が違うのです。前述の単純に数値化したものであれば女子流が上だと思うのだけど、数字に表れないプラスアルファが福田花音和田彩花というパフォーマーにはあって、あぁこれがアイドルという職業か、と勝手に納得する。好戦的な所もクール。新メンバーも含め、歌もダンスもキレキレでハロー!プロジェクトの底力を思い知りました。特に最年少の田村芽生はナイスな倍音ボーカリストだ。スマイレージの楽曲はつんく♂ハロー!プロジェクトで培ってきた技が惜しみなく使われていて素晴らしい。シングル曲はもちろん、初めて聞くカップリング曲「サンキュ! クレームブリュレの友情」「パン屋さんのアルバイト」などもことごとく名曲。シングル(上記2曲は初回版のカップリング曲だそう)もマストアイテムだったのですね。
有頂天LOVE

いまだかつてないような キラキラした毎日
ぶっちゃけ有頂天な日々送ってる

大好きがとまらない
Oh Love me Love me Love me Love me
Love me do!
カルチャーショックをおこすほど時代を変えるわ

ティーンアイドルが歌う恋愛ソングは最強だ。僕は中高男子校でして、塾で女子にノート貸してと言われただけど有頂天になってしまうレベルだったものですから、もしその当時に所謂「両想い」という状態になったりすれば、やはりそれは楽曲のような幸福感に溢れた無双状態になってしまうのだろうなぁ。ノイズにまみれた今の私にはもはや想像する事しかできないが、東京女子流のアルバム『鼓動の秘密』にも貫かれていたムード「恋のトキメキで私たちの小さな心臓は動いている!」なんて感じなのだろうか。そう考えると「セカイ系」なんていうのはSFでも何でもなくそこら中のティーンの間で巻き起こっている事なんじゃなかろうか。あらゆるノイズも関係ない!と言い切れる100%恋愛状態というのは私にとって極上のファンタジーであり、それに少しでも触れるためにアイドルソングを聞くのかもしれない。