青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

五反田団といわきからきた高校生『チャンポルギーニとハワイ旅行』

五反田団といわきからきた高校生『チャンポルギーニとハワイ旅行』をアトリエヘリコプターにて観賞。

おもしろかったなぁ。同じアトリエヘリコプターで上映された福島県立いわき総合高等学校演劇部『Final Fantasy for XI.III.MMXI』と比べても役者の瑞々しさはそのままに格段に脚本が段違いにおもしろい。高校生の役者全員がしっかり前田司郎チルドレンに。そして、役者病欠の為急遽出演した前田司郎(34歳)が高校生に交じる違和感を存分に発揮していてちょっとズルいくらにおもしろかった。でも、これは病欠の高校生本人が演じてもおもしろい、いやもっとおもしろいんじゃないか、と思わせるほど高校生の演技がよかった。



チャンポルギーニって怪獣が現れていつ原発に突っ込んで大変な事になるかわからないけど、そんなどうしょうもない中でも、フランダンスの大会まで後1週間だし、進路に恋に友情に色々あって、ほんとどうしようかね!というお話。クリシェみたいなテーマをダラダラとしたお喋りで再構築したスカスカの今作に、どうにも青春の悩みの全てが詰まっているんじゃないだろうか、という錯覚を覚える。身体の窮屈さとか!あげくUFOを呼ぶしかない、という結論に至るも、石投げて殴って帰らす、という大橋裕之『シティライツ』

シティライツ(1) (モーニング KC)

シティライツ(1) (モーニング KC)

に収録の傑作「部長の恋」との共振!*1一時期、根本敬の「でも、やるんだよ」がやたらはやってそういう映画がモテはやされましたが、やっぱりちょっと疲れる。どうにもならない事をどうにかするにはどうすればいいか、と永遠に悩みながら踊れ。

*1:九龍ジョー先生司会で前田司郎、又吉直樹大橋裕之の座談会とかやって欲しいすね