青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2012/02/18~)

この土日は横浜で過ごしました。横浜は東京より俄然寒くて、思わずマフラーを購入した。国際舞台芸術ミーティングでの公演としてマームとジプシーの『塩ふる世界。』の再演を赤レンガ倉庫にて観劇。

噂には聞いていたけど今までのキャパからすると会場がとても広い。そして、高貴なオーラをまとった諸外国の方がチラチラいらした。みな一様に毛皮を纏い長髪で、中には超サイヤ人3にそっくりな方などもいて、ワクワクしちゃったぞ。広い会場だったので、音響と動線が難しそうだった。なんでも2日は初日に比べて音量をかなり上げたらしい。母親が海に飛び込んでしまったひなぎく(青柳いづみ)の、他人にはどうやっても理解し得ないはずの感情が役者に、会場に、観客に広がっていった。青柳いづみと吉田聡子の対極的な出で立ちがおもしろい。涼しげな青柳いづみと汗だくの吉田聡子。実はここ何作かで2人が揃い踏みする作品はこれだけ。吉田聡子という役者は血の匂いがする。


赤レンガ倉庫の前は小さなスケート場になっていて日が暮れてもみんなぐるぐる回っていた。

たくさんの人が一心不乱にぐるぐると円を描いている様はチャーミングだったけど足痛くなるからやらない。そういえば、『それでも町は廻っているで』の9巻でスケートした後、歩鳥と紺先輩が「足が軽い!」って興奮しているコマがあって、そういうことを読みたい!と強く想った。


2日目は快快『アントン、猫、クリ』を観た。2部は見ずに外へ出て。散歩した。黄金町の佇まいが独特だった。7年くらい前に一斉摘発があるまで関東一の青線地帯だったそうだ。横浜は関内とかみなとみらい周辺はもちろん好きなのですが、横浜駅周辺の空気がどうしても苦手でいつも具合が悪くなる。何故でしょう。崎陽軒は好きです。観劇予定だった木ノ下歌舞伎を諦めて帰宅する事に。