青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

TPAM国際舞台芸術ミーティング

土日は横浜で過ごしました。横浜は東京より俄然寒い。思わずマフラーを購入。国際舞台芸術ミーティングでの公演としてマームとジプシーの『塩ふる世界。』の再演を赤レンガ倉庫にて観劇。

噂には聞いていたけど今までのキャパからすると会場がとても広い。そして、高貴なオーラをまとった諸外国の方がチラチラいらした。みな一様に毛皮を纏い長髪で、中には超サイヤ人3にそっくりな方などもいて、ワクワクしちゃったぞ。広い会場だったので、音響と動線が難しそうだった。なんでも2日は初日に比べて音量をかなり上げたらしい。序盤なかなか入り込めなかったのだけど、徐々に密度を詰めていったように思います。それに同調するように、母親が海に飛び込んでしまったひなぎく(青柳いづみ)の、他人にはどうやっても理解し得ないはずの感情が役者に、会場に、観客に広がっていった。とは言え、白い壁に囲まれた会小さな箱での初演の密度を思うと大きい箱でやる難しさが。でも会場が広くなれば可能性も広がるわけで、あらかじめ会場を想定した作品であれば余裕で藤田君は闘えるのではないか。青柳いづみと吉田聡子の対極的な出で立ちがおもしろい。涼しげな青柳いづみと汗だくの吉田聡子。実はここ何作かで2人が揃い踏みする作品はこれだけ。吉田聡子のあの目をそむけたくなるような性を剥き出しにしてくる感じはやっぱり凄い。血の匂いがしますよね、彼女は。ちょうど来日していた(大阪だけど)Bradford Coxに見せたかったな。




赤レンガ倉庫の前は小さなスケート場になっていて日が暮れてもみんなぐるぐる回っていた。

たくさんの人が一心不乱にぐるぐると円を描いている様はチャーミングだったけど足痛くなるからやらない。そういえば、「それでも町は廻っているで」の9巻でスケートした後、歩鳥と紺先輩が「足が軽い!」って興奮しているコマがあって、そういうのをしっかり描いてくれる作家さんってありがたいですよね。




2日目は快快の「アントン、猫、クリ」を見る。眠気もあったのだけど、単純に自分に快快を楽しむ基礎体力がついていないのを痛感。何やら崇高な試みをポップにやっていたに違いない。2部は見ずに外へ出る。黄金町の佇まいが実にスリリングだった。なんでこんなにガラっとしているのに住宅街に突然ピンサロとかヘルスが現れたりするんだろうと思ったら7年くらい前に一斉摘発があるまで関東一の青線地帯だったそうですね。知らなかった。そういえば『天国と地獄』見てないわ。けど、叫んだり、突然歌い出したり、とまだまだやばい人多かった。



横浜は関内とかみなとみらい周辺はもちろん好きなのですが、横浜駅周辺の空気がどうしても苦手でいつも具合が悪くなる。何故でしょう。崎陽軒は好きです。崎陽軒の本社行ってみたら、ビル内に中華料理屋やカフェやイタリアンレストランを経営しているのね。驚き。特にイタリアンとなるともう意味がわかりませんでした。観劇予定だった木ノ下歌舞伎を諦めて帰宅する事に。横浜はナポリタン発祥の地だというので駅近くの喫茶店で頼んでみたらまずいのなんの。お弁当に入っているスパゲッティをたっぷり食わされるのは苦行だ。あれと私の愛するナポリタンは断じて別物である。帰り、異様な眠気に包まれて聞くToro Y Moiが気持ちよい事、気持ちよい事。彼もちょうど来日してるのなー。この週は7日間ともどこかに出かけていたようです。4月に異動とかになったらこうはいかないし、今のうちだ。とりあえず3年働いたし、異動になる気がしてならぬ!