青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

月曜日の過ごし方

最近のこと。雪が降った。夜中のうちに外に出ておけばよかった。雪の積もった東京の夜はちょっとしたものだと思う。信号機や航空障害灯の赤が映える。雪の思い出と言えば、小学校の頃雪が降ると授業を止めにして外で遊んで来なさい、なんていう粋な先生がおりまして、しこたまみんなで外で遊んで教室に戻ると、その先生が「雪合戦を観ているとクラス誰が誰を好きかがすぐわかるなぁ、好きな子に玉を投げる時うれしそうだもんな」とニヤニヤして言ってきたことなど。その後上手に雪合戦ができなくなりました。俺の自意識!



立川談志太田光の『笑う超人』を観た。

笑う超人 立川談志×太田光 [DVD]

笑う超人 立川談志×太田光 [DVD]

特典に収録されていたタイタンライブの大トリで披露した「鼠穴」などは固唾を飲んで聞き入るほど面白かった。ちょっとこんなにおもしろがれると思わなかったのでビックリした。スタジオ収録の『らくだ』は長いので時間がある時にじっくり見よう。

太田と談志の対談、というか談志からの太田へのレクチャーはなかなかの密度で軽く聞き流していると、もう何を言っているのやらわからなかなくなる。人間はグロテスクなものを本能的に求めていて、それを演じる事のできるのが談志であり、爆笑問題なのだそうだ。それができなければ芸人はダメだ、と。更に、檀氏は古典に対する不満、もっと表現したいものがあるが、もう疲れたのでそれは志の輔に託す、と言っていた。太田が落語であれば、太田にまかせる。この話についてこられるのは志の輔と太田くらいだ、と。でも太田に落語をやらせると下手くそで、とても田中に敵わないのだそうだ。確かにウーチャカは落語やらせたら上手そう。




2012年のCD初購入は「ele-king」で推されていたking kruleの5曲入りEP。

King Krule

King Krule

これが素晴らしい。このソングライティングと歌声でなんと17歳。Bradford Coxを彷彿させる才能とルックスに惚れ惚れであります。

英語なので私には何を歌っているのか把握できていませんが、それでも伝わってくる居心地の悪さからくる孤独と不満のフィーリングは新しい若者の代弁者の誕生を予感させます。ダブステップ、チルウェイブを通過したまさに2012年の音楽。




スマイレージ『悪ガキッ1』の素晴らしさ。

悪ガキッ?(通常盤)

悪ガキッ?(通常盤)

スマイレージの1stアルバム。と言ってもシングル集みたいなものなのですが、初心者ファンには嬉しい。何故か最近までスマイレージの楽曲の魅力に気付けなかったのが悔やまれる名曲集。特筆すべきは誰もがイントロから心打たれるであろ「シューティングスター」だ。

またあしたも絶対 
平和じゃなきゃスネるよ
こんなわがままはいいでしょ

という奇跡のパンチラインを持つ名曲。最初に流れてきた時は「こ、これはこの世で1番いい曲じゃあ!」と鼻血の出る勢いで興奮しました。あの4人が同時に発する「イェーイ」に敵う幸福感はない、今んとこ。




石黒正数それでも町は廻っている

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)

をついに読み始める。これは良質ですね。『外天楼』を読んで大友克洋と共に思い浮かんだのが藤子不二雄のSF短編だったのですが、今作は藤子先生のてんとう虫コミックスのような安定感もある。Wikipediaを見てみると2大影響元が大友・藤子という事で、なるほどです。小田扉石黒正数藤子不二雄イズムの後継者だ。どちらも「街」を描く作家ですし。しかし、やはり萌え要素も書ける石黒正数が売れるんですなぁ。小田扉ももっと売れていいよねー