青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

土日に観たもの

土曜日はライブや観劇の予定等もなかったのでカルチャーから遠く離れてレッドアロー号で駅弁などを食べつつのんびり秩父へ向かう事にした。なんとレッドアロー号で所沢のライブ会場へ向かうというギターを抱えた三輪二郎を見かける。カルチャーから遠く離れられない!駅弁はデパ地下で売っていた広島かき重にしました。生臭くて美味しかった。秩父へはレッドアロー号は池袋から1370円、1時間ちょいでちょっとした旅情を味わえるので、悪くない、悪くないぞ!そう言えば、「孤独のグルメ」のドラマ版の松重豊の心の声がどうしても板尾に聞こえます。


秩父は今とにかくアニメ「あの日見たあの花の名前を僕達はまだ知らない」での観光誘致に力を入れている。ロケ地マップからお饅頭からジュースまで何でも揃っております。まだ1話しか見てないのが悔やまれる。後、初めて見て驚いたのが金券の自販機。

新幹線とか高速のはまだわかるんですが、マクドナルド、吉野家かっぱ寿司などの割安チケットが売っているんです。そして何より驚きなのがその値引き率!かっぱ寿司1050円分が1000円に!すき家1000円分が960円に!ひどっ。 秩父では生まれて初めて(多分)のいちご狩り、くるみダレのお蕎麦を堪能しました。帰り際に見たミスタードーナッツのバッグにそびえる山々のアンマッチさにはちょっとした恐怖心を抱いてしまった。山の近くには住めないかもしれない。




日曜日は渋谷でモンテ・ヘルマン「果てなき路」を観賞。

映画を撮る話で、つまり劇中劇。素晴らしい密度を持った画面に目を凝らしていると、境界がわからなくなってしまう。このわけのわからなさを愛してしまう。ビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」を観て涙する美しいシーンがあって、ここをもうちょっと考えてみて少しだけわけがわかってみようと思う。もう1回見たいな。車と街と部屋を素晴らしく撮れればそれでもう映画になるのかもしれない。しかし、今年に入ってスクリーンで見ている監督はコッポラ、ナデリ、ヘルマンと巨匠ばかりである。園子温の映画は凄いとは思ってもそこまで好きじゃないのだけど、「ヒミズ」はどうなのだろうか。ちょっとノレないんじゃないかという杞憂がある。矢口史靖の「ロボジー」はどうだろう。まさにナデリの「CUT」で糾弾されているような映画を作る人だけども、一定水準で楽しいし(でも周防正行の域には達していないと思う)、敬愛する鈴木卓爾の盟友であるので、今回はスクリーンで見てみようと思う。




そして、渋谷から新代田Feverへ。住所不定無職のレコ発ファイナル。対バンは「トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!」でのプロデューサー陣、イルリメカジヒデキヒダカトオル。会場に着くとイルリメがすでにフロアを盛り上げ中。リリックがトラックの解説になっている「フィジカルグラフティ―」は何度聞いてもおもしろいな。そっから「元気でやってるのかい?」「トリミング」という黄金リレーで締め。


カジヒデキヒダカトオルはめんどくさいからまとめちゃったらしい。カジ君はあいかわらずのウサギフェイスの短パンボーイでした。元気にジャンプを繰替えしてはベレー帽を落とし、そしてかぶり直す。「ラ・ブーム〜だってMY BOOM IS ME〜」を体現している永遠のブルーボーイだ。カジヒデキ45歳、豊田道倫42歳、という事実をどう受け止めればいいのか。ヒダカトオルBEAT CRUSADERSの「Hit in the USA」を披露。「BE MY WIFE」とか「IMAGINE?」だったら泣いた。高校時代はHi-StandardHUSKING BEEものめり込まなかったんですが、ビーグルだけは聞いていました。


住所不定無職は演奏が実にたどたどしいのですが、それすらもフックとして飲み込み超絶なキャッチ―さ。しっかし、「トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!」はやっぱりすっげぇ名盤だ。ミュージックマガジンとかいうつまらない雑誌ではわりとこき下ろされていましたけど、騙されるな!超いいから。誰かを好きだという気持ちとかかわいいものとか美味しいものとか、その喜びを分かち合う事だけがこの世の中を熱くするんだぜ!





最近スマイレージ熱がどんどん高まってライブ動画をよく見ている。楽曲がいいですね。

後、4人のポテンシャルがとても高いのでカップリングとかライブでハロープロジェクトの往年の名曲をカバーしているのがとてもいいんですよね。タンポポ「乙女パスタに感動」「BE HAPPY 恋のやじろべえ」とか藤本美貴「ロマンティック浮かれモード」とかメロン記念日This is 運命」とか三人祭り「チュッ!夏パ〜ティ」とか!しかし、もうこの完璧な4人のうち2人がいないだなんて。落ち込む。いや、メンバー抜けて増えてからの楽曲もいいんですけどね。つんく♂のブログの楽曲解説がおもしろい、と聞いて読んでみたら実に興味深かった。アイドルプロデューサーとして更なる高みに昇ってらっしゃる。そのブログで初めて知ったのですが、シャ乱Qの名バラード「シングルベッド」の続編「プロポーズ」なる楽曲が世に出ていたのです!

間違いなくはたけ作曲なねばり気のある手癖メロディーや!この件をツイートしたら七尾旅人にふぁぼられた。好きなんだろうか、はたけが。





鋼の錬金術師」の荒川弘(ひろむと読むと初めて知った)先生の新作「銀の匙」1巻をいまさらながら読みました。

銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

学園ものか。おもしろいですねぇ。もういくらでもエピソードが広がっていきそうな、勝手にキャラクターが動き出していってくれそうな土台が1巻にして築きあげられていますね。さすがだなぁ、何でも書けるんだなぁ。2巻もすぐ読もう。