青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

ロロ『常夏』


ロロという劇団の『常夏』を見た。アフタートークを聞いてみますと、今作はシーンの繋がりを弱くする代わりに、細かくシーンを配していく事で、1つの大きいグルーヴではなく、小さいグルーヴを多発させる事で何か描けないか、という試みで作られた作品らしい。まぁ、そういう意味では成功なのだろうか。でも、ちょっと自分にはイメージのスケッチ集のまま提出されてしまったような印象を受けてしまった。しかしですね、そのスケッチ集のフックへの同世代感は凄くあります。だって『H2』の22巻と26巻ってまじで最高だぜ。

H2 (26) (少年サンデーコミックス)

H2 (26) (少年サンデーコミックス)

「なんでおれがいいやつなんだよ。」
「だって一番好きだもん」

の26巻!!「ももクロの『天手力男』だ!」「わ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だ!」とかさ。けど、そういうのを積み重ねていく手法は『モテキ』にまかせておけばいいかな。ロロに感じるポテンシャルって何かもっと違う開かれたものなのだ。それは多分、大きな"物語"だ。