青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2011/08/20~)

CROOKS & LOVERS

CROOKS & LOVERS

CARBONATED

CARBONATED

Mount Kimbieをよく聞いている。James Blakeと並ぶダブステップの顔だそうで。国内盤が出ていない上に流通が悪いみたいで、タワレコに入ってきてもすぐなくなるし、amazonでも届くのに時間がかかるけど、マスト盤である。OGRE YOU ASSHOLEのニューアルバム『homely』も素晴らしい。
homely

homely

フワフワしていて実像を掴めていないけども、何度も聞いてしまう魅力がある。あんなに熱心に薦めていたTHEラブ人間のメジャーデビュー盤はいいと思えなかった。自分には関係のない音楽に感じた。「出会った全ての人へ感謝」みたいな感情を言語化しなくてもいいと思った。肌感覚でなんとなく感じる程度でよいし、むしろ「わかり合えなさ」を愛したい。


マームとジプシーショックから抜け出せない。日本映画は今ちょっと停滞しているような感じだが、演劇とインディーロックは25歳前後からとてつもない才能が乱れ咲いています。まぁ、ようはマームとジプシー、バナナ学園純情乙女組、ロロとか昆虫キッズ、ceroシャムキャッツ、スカートとかなんですが。どれも若者が夢中になる要素しか持ち合わせてない。



増田こうすけの『ギャグマンガ日和』を読み直してるんですけど、改めてうなりっぱなし。

ギャグマンガ日和 巻の9―増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)

ギャグマンガ日和 巻の9―増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)

9巻に収録の155幕「新撰組-池田屋事件-」とかアナーキー過ぎて本当に頭おかしくなるかと思った。ライフワークにして書き続けて欲しい。
Cut (カット) 2011年 09月号 [雑誌]

Cut (カット) 2011年 09月号 [雑誌]

『CUT』9月号の宮崎駿鈴木敏夫へのインタビューがなかなか興味深い。パラっと読んだだけですが、『トトロ2』を骨組みまで作りかけたという話、『コクリコ坂から』の「先に死ぬんじゃないぞ」という台詞に宮崎駿が泣き腫らしたという話、庵野秀明が震災以後のエヴァンゲリオンの最終話を作りあぐねているという話、そして宮崎駿の新作は関東大震災を描く、ということ。これは凄い覚悟だ。
赤めだか

赤めだか

立川談春『赤めだか』を読み始めている。



絶叫マシーンに乗れるようになった。あの嵐も「怖い!」と太鼓判を押したというよみうりランドの「バンデット」「ホワイトキャニオン」も出発前は怯えに怯えながらも楽しむ事ができました。あんな長いジェットコースターあるんだな。夏が終わりそうなので、ザ・なつやすみバンドのライブを見てきた。噂の新曲が、すぎやまこういちの音楽をポップスにしたような異形さで痛快。岸田繁に聞かせたい。これからどんどん化けていき、バンドの中核を担っていきそうな曲だ。最近のなつやすみはドラムのみずきちゃんがドカドカとひっぱっていっている感じがして実に頼もしい。例の島田紳助の件から、暴力団への興味が沸いて、山口組の歴史をさらっと勉強した。武勇伝がぶっ飛び過ぎてて頭がクラクラします。深作欣二の『仁義なき戦い』も2部の「広島抗争編」まで観賞した。むちゃくちゃおもしろい。紳助の件、真相は置いておくとして、その後の芸人界のサバイバルが気になる。東野幸冶がついに本気を出し、Wコ―ジの時代が本格的に到来するのを期待してしまう。そういえば、ラーメンズ小林賢太郎のBSの番組初めて見ましたが、凄かった。お金のかかり方が。



都内随一の濃さ!と噂の「天下一品」水道橋店を訪れてみた。噂にたがわぬスープの濃さ、熱さですっかり感動してしまった。さすが本店直系。ス―プライスセット(こってりラーメンに明太子ご飯)がとにかくオススメです。更に水道橋店にはエビフライ定食やメンチカツ定食まである。これには驚きだ。天下一品に行ってライスを食べないなんて愚の骨頂であるから、白米のお供のバリエーションが豊富なのはさぞかし先人たちを喜ばしてきたことだろう。