青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

高城晶平ソロLIVE in ミュージックオルグ

南池袋ミュージックオルグcero高城晶平のソロバンドセットのライブを目撃。メンバーはNRQ+issy(from片想い)という豪華布陣である。


ソロで披露する楽曲も粒揃い。より言葉が立ち、風景が香ってくるよう。そこに色をつけていくバックの演奏も素晴らしかった。この夜の最大のトピックはs.l.a.c.k.の「NEXT」のカバーだろう。

これが素晴らしいソウルシティポップスであった。ceroとs.l.a.c.k.が共に、東京という街の最新の音楽である事の証明である。このカバーは、東京のミュージックシーンの大きなターニングポイントになるのではないか。シーンのクロスオーバーが見える。ceroとPSGのツーマン、昆虫キッズと般若のツーマン、全然起こりえるだろう。「NEXT」のビートを中尾さんのドラムで、そして旋律を牧野さんのギターで聴けるだなんて。高城さんはtwitterで何日か前に

takagikun: S.L.A.C.K.の歌詞をわけあって文字に起こした。 文字にしてみると、S.L.A.C.K.の独特のRAPのフロウの理解が深まる…。 面白い作業だった。

とつぶやいてたんですよね。この日のためだったのか。まじめで素敵だ。