青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近見たライブ3本

逗子海岸の海の家で二階堂和美投げ銭ライブを見た。葉山あたりのセレブ感を堪能しながら、海の家に辿り着くと大入りのお客さん。日は落ちて、オレンジの明かりが水面に映り込み、響き渡る波の音、素晴らしいシチュエーション。嘘だろ、ってくらい会場は盛り上がっていましたが、初めて聞く二階堂和美の歌はそこまで響いてこなかった。全然悪いわけではないのだけど、普通の歌だったんだよなぁ。二階堂和美の歌はもっと有無を言わさぬ凄みがあるはず、と勝手に思っていたわけで。長年、彼女を見続けてきた人達の話によれば、この日はやはり声の調子がよくなかったようだ。そうか、残念です。次も見てみたい。そういえば、サザンの「真夏の果実」を演奏していて「なんで1番盛り上がるのよー」ってかわいく怒っていたけど、わりと真剣に複雑な気分なんだろうな、と思った。カバーって難しい。会場で、cero高城さんの「よるべなきうた」でのあの節回しが好き!みたいな話をしていたら前方から高城さんと橋本さんが現れてビックリ。前日まで大阪で奇妙礼太郎トラベルスイング楽団と2マンやっていたはず。カクバリズムクルー、パワフルなり。



日曜日は下北沢モナレコードでうつくしきひかりのライブを見る。実はうつくしきひかりのライブを見るのは初めて。あ、でもうつくしきひかりというユニット名が付く前の、中川理沙+MC.sifrafuでのライブは見てました。しかし、うつくしきひかり素晴らしいです。呼吸とか間とか響きとか、音楽の本質的な美しさを鳴らしながら、とっても敷居が広い所が凄い。いやぁな言い方をすれば、ボーダーを着て、ビルケン履いて、玄米喰いながら、ハナレグミを聞く、みたいな音楽の消費の仕方をする人にも届く感じ。いや、ほんと嫌な言い方ですね。でもそういった選民意識をくすぐる感じもありつつ、本当に音楽なしではいられない!というミュージックラヴァーにとっても大切に聞かれる、そんなサウンドだと思います。つまり売れるポテンシャルしか感じない!って事です。



続いて、同じく下北沢のシェルターでParadiseのライブ。音は違えど、Paradiseも美しき光を魅せてくれるバンドだと思う。光が放たれるかどうかは、ボーカル呼詩のテンションによる所が大きい気がするんだけど、この日のライブはいまいち集中力のない感じがしたけど、どうしたのだろ。けど、関口萌のドラムプレイがとても好き、そして、あの冷牟田王子がドラムキットに上りジャンプして下に転がる!なんてアクションを見る事ができただけで満足。アンコールは「後世の遺伝子までに影響を及ぼす原爆のような曲」The Who「My Generation」だったよ!呼詩さんは原爆を作りたいらしい。しかし、新曲生産の勢いが凄い。バンドは生ものね。