青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2011/07/25~)

Happle(元いなかやろう)のライブを観てきた。コーラスワークの面白さとドラムの素晴らしさにまいってしまった。フロントマンの土岐佳裕は次長課長の河本のような陽気さをふりまいているのだけど、どこかさびしげな人だな、と思った。道化師のようなこのフロントマンは信用できる。しかし、こんないい曲をたくさん紡いでいるのにいまいちバンドが軌道に乗っていかないのは傍から見ていてもはがゆい。現在nauで3曲入り500円で音源を購入できる。マスタリングはまつきあゆむだ。いなかやろうの活動を止めてまで、同じメンバーでHappleを始めた意義はまだ見えてこないのも確かだが、そんな中紡がれた「星」は名曲だと思います。ライブで土岐さんのダンスもなんだかグッときた。


土曜日は渋谷DUOで『GILRS GIRLS GIRLS!』なる女性アーティスト7組が出演するイベントに。お目当ては私立恵比寿中学東京女子流エビ中を目で見る楽しさは尋常じゃない。「ご存知!エビ中音頭」でのパフォーマンスにおける柏木ひなたを上にした騎馬戦は必見だ。ロ会場の盛り上がりも最高潮で、これはこのイベントエビ中の圧勝かな、と思いきや、続く東京女子流も凄かった。彼女たち、生でもめっちゃくちゃハイクオリティです。尋常じゃないライブ本数が彼女達を進化させているのだろう。あのダンスのキレで口パクじゃない事自体驚きなのだけど、更に小西彩乃と新井ひとみの歌には心を掴むソウルがあった。今月発売のシングルもかっこいい。

「音楽の楽しさを 歌って踊って 伝えたい」のキャッチコピーに恥じない正統派の東京女子流、天才前山田健一の繰り出す全力の変化球ののっかる私立恵比寿中学、アイドル戦国時代に幕を下ろすのはこの2組に間違いない。



かえる目の素晴らしい楽曲のPVとかを紹介しても需要がないのだろう。でも貼りたい。

監督は「making of love」「アベックパンチ」の古澤健監督だ!「街の名は渋谷」は好き過ぎて何かうまい言葉が出てくるまでは何も言いたくないくらいです。ようはただうまく書けないのです。でも、本当に好きだな。最近眠る前はいつもGlenn GouldBrahms: 10 Intermezzi」

10 Intermezzi

10 Intermezzi

を聞いています。レイハラカミさんのオフィシャルに掲載されている、ユザーン氏による弔辞が美しくて切なくて会社で読んでいて嗚咽をもらしかけた。人が突然いなくなるのはいやだな。