青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

横浜聡子『真夜中からとびうつれ』


『真夜中からとびうつれ』は映画とは光であり、色であり、音であり、運動である、という事を知らしめてくれる傑作だ。解像度は720pt以上、ヘッドフォン推奨でございます。あまりに素晴らしいので思わず3回続けて見てしまった。そして多部未華子の魅力がキャリア1と言っていいほどに引きだされている。あの青はなんだ。この青で煙草を吸う多部未華子を見るだけでもいいんじゃないかしら。そういえば、この作品にも鈴木卓爾監督が役者として出演している。


Twitterリツイートされてきた感想に

言うなれば「全ての映画」の予告編を作ってやろう、とでも言うような。と、そんなセンチメンタルな感想をぼくに吐かせてしまうような映画でもありました。

というあまりに素晴らしいものがありグッときてしまった。


すべてが燃え尽きてしまった暗闇の後でも、光の差すほうに進む。そして、誰がために鐘は鳴るのである。映画を愛する全ての人必見の傑作。横浜聡子は本当に素晴らしい。