青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

ザ・なつやすみバンドLIVE in秋葉原グッドマン


秋葉原グッドマンでザ・なつやすみバンドのライブを見てきた。ザ・なつやすみバンドは何度もこのブログで紹介していますが、都内を中心に活動する4人組バンドです。昆虫キッズの対バンに名前が載っていて、その日のライブは見られなかったのですが、あまりにキャッチーなその名前に惹かれ、検索し曲を聴いて1発で恋に落ち、ライブに足を運んでいるわけなのです。


いやー素晴らしかった。グッドマンでの彼女たちの演奏はリラックスしていていつもよい。ホーム感があるのでしょうか。サウンドの大きい部分を担っていたギターが抜けて、新体制になったザ・なつやすみバンド。MC.sirafuさんはcero、片想いといった気になるバンドにことごとく関わっている天才。どうにも個性が強すぎてなつやすみバンドと融和していないのではないか、という思いが少なからずあったのが正直なところです。今回のライブで、加入は大正解だな、と考えを改められました。アレンジが冴え渡っている。そして、やはりあのスティールパンやトランペットの音色はでかい。


とにかく曲がいい。ことごとくいい。このソングライティングのセンスで、この知名度に留まっていていいのか!とヤキモキしてしまいます。「またあしたjourney」なんてタイトルセンスも抜群ですね。この曲がまた新境地。ぜひライブで聞いてもらいたい。リズム隊の2人の存在感がどんどん出てきている。この2人のキュートさも大いなるバンドの魅力だと思います。コーラスグループとしてもどんどん魅力的になっていって、もうビーチボーイズみたいになっちゃって!「サマーゾンビー」「悲しみは僕をこえて」のキャッチーさにも打ちのめされた。なんでも3月に「モノノケ大行進」というコンピレーションアルバムが発売されてそちらに2曲収録されるそうです。

モノノケ大行進

モノノケ大行進