青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

最近のこと(2011/02/01~)


ももいろクローバーの「ミライボウル」はちょっと完璧すぎるのでは。のつんく♂も真っ青。青の子が辞めちゃうらしいのは残念。続けて、YouTubeを漁って懐かしいPVをたくさん観た。たとえば、ゲントウキ「満たされて心は」とか。

現在は一人ユニットになったそう。高校時代の学校帰りよく新宿タワレコに寄っていたのだけど、あそこでゲントウキ初恋の嵐Lampも知った。ちょっと前のタワレコには、90年代の渋谷HMVほどではないにしろ、きちんと店舗ごとにちょっとしたシーンを築けていたのだ。Tetrapletrapエイプリルズといったフリッパーズフォロワーも「新宿系」なんて言ってプッシュしていた。Tetrapletrapはモノマネとしての完成度はナンバーワンで、インタビューでのなめくさった態度まで完コピしていた。そして、フリッパーズと同じくツアーの途中に解散。FとAに分かれて活動をするというパワープレイに拍手。ちょっと毛色は違いますが、ANAも好きでした。検索ひっかりにくいバンド名選手権上位。オザケンの影響を受けまくりの歌詞と鼻声歌。Mr.BIGの電気ドリル奏法を真似したりするセンスもイカしてた。

現在はアナに解明してセカンドロイヤルに移籍しており、今年度アルバムを出すそう。おまけでもう1つ。高校時代に聞いて、椅子から転げる落ちるほど衝撃を受けた星井七瀬の1曲。

恋愛15シミュレーション」は日本のヒップホップの夜明けだ!と死ぬほど盛り上がった。ネットで調べてみると、やはり相当人気の曲のようで、エミネムとのマッシュアップ音源が上がっていて笑ってしまった。星井七瀬はこの完璧なラップをかました後に、”言葉”というものに目覚めてL.D.Sという、言語破壊サウンド(言語を解体し、音の響きとしてまず捉え、 最終的に詩的世界として構築し完成させる手法)を用いたSeventh Tarz Armstrongというバンドを始めたそうです(wikipedeia調べ)。何言っているのか全然わからない。


土曜日は三鷹に行って五反田団『俺の尻から優しい音楽』を観た。これがおもしろくて感激してしまった。言葉のセンスのある人のおふざけほどおもしろいものはない。メタ化した演劇調の台詞回しから、日常会話をメタ化したおふざけを行き来するジャンプ力がたまらなかった。前田司朗という才能に感服。帰りに井の頭公園大友良英の船上ライブを聴いた。日没スタートの薄暗い中、池の上から鳴り響く神聖なメロディ。井の頭公園という土地の空気を完全に変えてしまう音楽だった。薄暗い公園の中央の池に、音に寄せられてたくさんの人が集まっていくなんだか終末感の漂う光景。映画の中にいるような気分でした。



日曜日は友人と車で千葉方面へ。旬の牡蠣を食らおうって事で、人気のトンカツ屋でカキフライをしこたま食べた。大粒のカキフライを噛むと牡蠣のジュースがこぼれ出す。口の中は火傷だらけですが、牡蠣はうまい。帰宅したらちょうどガキ使で野性爆弾川島の七変化がやっていた。天才。音楽のセンスも抜群ですね。ピチカート・ファイヴの使い方!そういえば、年始の矢作と川島の「実感!実感!実感!」と叫ぶシャッフルコントもあまりに幸せな時間だった。