青春ゾンビ

ポップカルチャーととんかつ

口口口とUFO

last fmで確認してみたら去年から僕が1番聞いているのは口口口らしい。

昨年リリースされた

everyday is a symphony

everyday is a symphony

は本当に名盤だと思う。どこにでも行けて、どこにも行けない。そして、こんな時間がいつまでも続かないことを知りながらも温泉や花見に興じる、若者たちの歌がある。

「00:00:00」

はそんな日々のシンフォニーでレクイエムだった。名曲。くるりのラジオの企画、ノイズマッカートニーの新人発掘みたいなので初めて聞いた「メローメロー」でもう虜だった。

愛しい君の髪が風にたなびけば 甘い香りに僕はドキドキするんです

なんてはっぴいえんどのフォローワーのふりで現れた彼らは実はもともとはアブストラクトヒップホップだったという。初めて見たライブでも登場するやいなやずっと「ウ―タンクラン」って連呼してた。「メローメロー」にこんな歌詞がある。

ある事ない事とお酒ないまぜに 君とたくさん話をしよう
全てを語りつくしその後で 君と一つになりたいんだ
そしていつの間にか二人眠りに落ちるんだ
目覚めた頃にはきっともう夕暮れさ
ピザでもとって 洗いっこでもして 気づいたらまた夜明け

口口口にある「若者のすべて」感がとても好き。ゼロ年代小沢健二の代わりの担っていたのは三浦康嗣だったんだと思う。


「Tonight」

サッチンと繋いだ手の温もり あの時の朝の光 特別な感じ
ドライブ 寿司 首都高の灯り
渋谷 カーティスのレコード 遠くの子供の声
真夏のビール ピアノの音色 正月の西新宿のビル街 モノポリー
海 クラブ セックスの後の蝉の声
真夜中のコンビニ そういやエロ動画消してねえし!
今更だけど 調子良すぎるけど
強く強く強く本当に思う 死にたくない!

彼らなりの幸せの定義を具体的に連発するこのラインは圧巻。



「朝の光」

僕は出会う 止まった時間の中 本当に本当のこと そして完全な幸福!

そして極めつけは「渚のシンデレラ」

海沿いカーブ ハンドルを切ったその先
水平線 光る波 恋がはじけて 追いつけっこないスピードで

どうしたって、「さよならなんて云えないよ」を想いおこすライン。

僕は思う!この瞬間は続くと いつまでも

なんだかすべてがうまくいくんじゃないか、って思えてしまう瞬間をつむぐ歌が好きだ。そんな瞬間は何故だか多くの作品でUFOに例えられて描かれる。きっと来ないから。


だから、「リバーズエッジ」でハルナと山田を円盤を待ってみたり


トモフスキー

今までのコト これからのコト 考えてたら途方に暮れた
円盤を待っている・・・

と歌う。


Mr.Childernだって

『上手くいかないことばかりだよ』と君が肩を落とすから 
気が付けば抱き寄せてた あの日一緒に見た奇妙な光
アダムスキーだ何だと茶化して帳消しにしたいんだろう
迷いも苦しみもない世界へと誘うあのUFOが出てくる夢
僕の心を無重力の宇宙へ浮かべる二人を 夢の中へ連れてっておくれ
UFOこないかなぁ

なんて歌っている。「UFO」という名曲です。

It’s a wonderful world

It’s a wonderful world

に収録されてます。



そろそろ、UFOを待ってるばっかりじゃいられなくなってきました。